2014年12月30日

「そうだ埼玉」を完成させれたある人の言葉【そうだ埼玉メルマガ3 Vol.21】

「そうだ埼玉」を完成させれたある人の言葉【そうだ埼玉メルマガ3 Vol.21】

アイデアテロリスト

埼玉県PR映像「そうだ埼玉」は、多くの人達の協力により、今年の9月に無事埼玉県に誕生させることができました。

是非新年のご挨拶に「そうだ埼玉」をご親族やご友人に見せてあげてください。

この映像制作のきっかけは、神奈川が制作した「恋するフォーチューンクッキー」を見て触発されたからでしたが、我々の根底には、世の中に対して挑戦的な意識が常にありました。

日本最大の広告大賞である「宣伝会議賞」に挑んだのも、そんな思いからでした。

この賞は(キャッチ)コピーやCMの企画コンテストですが、とどのつまりは面白いこと考える合戦。

いかに、人を惹きつけられるような言葉や企画を考えられるかの戦いです。

過去の受賞者達はみんな電通や博報堂などの一流大学出の人達ばかりですが、そんなエリート達に面白いこと考える合戦で負けるわけがないと挑戦し、33万通の中から50名だけ選ばれる協賛企業賞の席を勝ち取り、受賞会場に出席してきました。

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それだけでは飽き足らず、自分達が考える「面白い」を全て出してみようと思い、「アイデアテロリスト」なるサイトに次々とそのアイデアを人知れず掲載していきました。

流行予告状と称したこのサイトには我々が考える「世の中に、こんなのあったら面白い」を全て掲載したサイトです。

現在掲載されているものは全て昨年末のものになりますが、その中にある「始発マイル」は今年本当に施行され、もっと大声で言っとけば良かったと思いましたが、アイデアテロリストには、我々が考える色んな「面白い」が掲載されているので、ぜひ暇つぶしに見てみてくださいね。

【世界のオモシロイをジャックする流行予告サイト】
http://idea-terrorist.com/

 

おもしろ法人カヤック代表取締役の柳澤大輔さんとの出会い

アイデアテロリストに掲載されている我々のアイデア集を見たある企業の社長が我々に関心を持ってくれて、一度会うことになりました。

その人こそ、先週、東証マザーズに上場したおもしろ法人カヤック代表取締役の柳澤大輔さんです。

この方はよくテレビにも出演されていて、クリエイター界でこの人を知らない人はまずいないという程の人なので、我々も会うことになり驚きました。

堅苦しくならないよう、飲み屋で談笑しましょうということで、今年の2月にお会いしてきました。

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この頃はそうだ埼玉がまだ世間から相手にされず、どちらかと言うとまだ冷ややかな目で見られていた時です。

 

そうだ埼玉を完成に導いた一言

飲み会中、柳澤さんが

「鷺谷くんってさ、今何が一番怖い?」

と聞いてきました。私は、

「今ある人が、そうだ埼玉に協力してくれることになってるんですけど、この人がなかなか動いてくれなくて、だんだん連絡も取れなくなってきてるので、この人脈が切れちゃうことが怖いですかね」

と答えると柳澤さんは

「それがなくなったら君は強くなるだろうなあ」

と言いました。

その瞬間から自分の中で何かが変わったような気がしました。

その人脈がなくなっても構わないと思えたら急に楽になった気がしたんです。

次の日から我々はその人に頼るのをやめました。

誠意も仁義も尽くして、それでも動いてくれない人をいつまでも待つくらいだったら自分達でやってしまっ方がいい。

自分達の力をもう少し信じ、 その人に頼らずやってみようと思ったことが完成を早めたんです。

もしあの時、ずっとその人を頼っていたら、そうだ埼玉は未だに完成していなかったと思います。これは大袈裟ではなく。

藁にもすがる思いだった当時の我々にとって、協力してくれる人の存在というのは砂漠に突如として現れたオアシスのようで、この水を失ったらもう終わりとまで思うようになってしまっていました。

でも、よく考えてみれば初めから何もなかったわけで、そもそも裸一貫で臨んだプロジェクト。どうせ飲めない水なら固執せず切り捨てて先へ進むべきだと思うようになり、ここから先はとても進めないなと思わせる恐怖感を掻き消してみると、そこにはなんてことのない当たり前の風景が眼前に広がっていました。

そうして歩き始めた先で、もうないだろうと思っていた幾つものオアシスともあっさりと出会うことが出来ました。

最初に見つけたオアシスに固執していたらと思うと、今でもゾッとします。

 

車に乗るとどこへでも行ける  or 車に乗らないのが一番安全

例えば車の運転をする時、もしかしたら人が飛び出してくるかもしれない、停車してるあの車が突然動くかもしれない、といった危険予測は必要な感知能力です。

しかしその危険予測も行き過ぎると、やがてその危険予測は酩酊し、そもそも車なんて乗らないのが一番安全なのではないかという考えに至っていきます。

一度その思考回路になると考えはさらに保守的になり、平地を歩いていても車が突っ込んでくるかもしれない、岩が落ちくるかもしれないと考えはじめ、ついには家を出ない方が一番安全ではないかと考えてしまう。

あくまでこれは極論的な例えですが、全ての事象において、危険予測というのは時として、身を守る一方で、歩く道自体をどんどん狭めてしまう性質があります。

一見、どんどん安全になっていくよう思えるその道はやがてやせ細り、次第に道自体が消えてしまう。

そうすると、前へ進んでいるのか、後ろへ進んでいるのか、遠回りなのかも分からず、同じような風景の中、道なき道を歩きどこへ向かっているのか、なんのための危険予測なのかも分からなくなり迷子になります。

そういう迷子は自分の道がないので、みんなが歩いてる方向に疑うことなくついていくしかなくなる。つまり流されやすい。

これが良くも悪くも埼玉県民の特性と重なる部分があります。

恐怖は、必ずしも人に必要な危険予測とは限らない。

何かアクションを起こす時、または起こしたい時、今ある恐怖が全くなかったら、自分は何をするかを最初に考えてみる。9/6の「そうだ埼玉」完成に至るまで、何度もその取捨選択がありましたが、たいていそれが答えでした。

多くの人は一周か二周まわってその答えにたどり着き、それを遂行する覚悟を決めますが、起こりもしない恐怖に最初から怖れることなく遂行することができたら、人はほとんどのことは成功させれるんです。

万が一失敗したとしても、それは全力でぶつかった結果の失敗なので、得るものが多く成長も早いので、成功するのは時間の問題です。

 

踊る埼玉県民 or 踊らない埼玉県民

人は、大人になればなるほど恥をかく、カッコ悪い思いをする、みじめな思いをする、という恐怖感とは立ち向かわず、遠ざけるようになっていきます。

奥底に眠る恐怖感を勝手に自分で肥大させ、起こるはずもないことまでご丁寧にイメージし、思考を消極的にさせてしまいます。

「恐怖感がなくなると君は強くなるだろう」という言葉に救われ、それ以降何度も訪れた不安や恐怖感を払い除け、完成に漕ぎ着けれたという実感があります。

そうだ埼玉に出演した人としてない人も、「ダンスなんか踊れないし恥ずかしい、笑われる、バカにされる、うん、じゃあやらない方が一番安全」だ、と判断した人もいれば、恥ずかしい、笑われる、バカにされる、という恐怖感より、「みんなで踊ってそれで映像に入れたら面白そう!」という良いイメージの方が勝った人。

踊る埼玉県民、と踊らない埼玉県民の違いはここにあります。

そして現在はまだまだ、踊らない埼玉県民の方が多いんです。

踊る埼玉県民の方が少数派。

だからこそ、そうだ埼玉は、実はとっても埼玉っぽくないものなんです。

埼玉県らしからぬ異物なんです、あの映像は。

だから一つ自信を持って言えるのは、我々が2014年にあの映像を作っていなかったら向こう5年、いや10年、ああいったものが埼玉県に生まれることはなかったと思います。

だからあの映像の登場をきっかけに、埼玉県民が、起こりもしない失敗イメージを怖れる消極的な踊らない埼玉県民ではなく、失敗を怖れない踊る埼玉県民へとなっていけば、埼玉県はもっと面白くなっていくと思います。

何も綱の上で全裸で踊れと言ってるわけではないわけで、失敗しようがなんだろうが、死ぬわけでも怪我するわけでもないことがほとんどのわけです。

 

大人 or 子供 、正しい or 間違い、楽しい or つまらない

人を恐怖に陥れるほとんどは、自尊心です。

プライド、見栄、要はその手の類のものを守るために「行動しない」を大人は選択します。

個人情報なんかをすごく気にする時代ですが、自分が思っている以上に周りの人間は自分に関心はありません。

必死に守ろうとしているその自尊心にはほとんどの人が興味がないのに、それをすごく気にして大事に守りながら、一方で、SNSでの自己演出に躍起になるという大人が多いですが、実はこれ、よく大人が得意気に指摘する若者の典型例そのもの。

もちろん、犯罪等に利用されないように個人情報をきちんと管理するのは大事なことですが、自分の人生を楽しく設計していくことの方が本来大事なはずです。

大人は引きこもる若者を、

「若いのに年中部屋に閉じこもって人生を無駄にしてる」と揶揄しますが、あなただっていい年して見栄ばかりはってる自尊心の引きこもりなんじゃないかと思うことがあります。

「野党の時は威勢がいいのに、政権取ったら小さくなる、総理になった途端何もできなくなるんだから政治家はよ」とよく批評してるような大人に限って、自分に何かがあると、「もういい年だし、そんなことできないよ」と小さくなるものです。

 

やると決めた時の埼玉県民の圧倒的な団結力と強さ

しかし、「よっしゃあ!やったるか!」と若者以上のノリで全力で踊るおじさんを、そうだ埼玉を通してたくさん見てきました。

スイッチが入った時の埼玉県民の強さはすごいものがあります。

ワールドカップ時やハロウィン時に渋谷のスクランブル交差点でイエーイ!とはしゃいでるほとんどが埼玉県民なんじゃないかと思うことがあります。

私の知り合いの東京育ちでああいうノリに率先していく人を私はさほど知りません。

何か発散できる場所には我先に駆けつけ誰よりもはしゃぐ。

スクランブル交差点で騒ぐことが良い悪いは今はさておき、埼玉県民がスイッチを入れられる場がもっと埼玉にたくさんあったらいいなと思いますし、そうだ埼玉がその発端になっていければと思っています。

 

2015年こそ、あなたも踊る埼玉県民になってくれることを願っています。

その時はまず天下茶夜にご一報下さい。

それでは、良いお年を!

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カヤック代表取締役の柳澤さんも唸った!
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