「市民会館おおみや」に巨大なエアドームが!大宮駅の徒歩圏内でさいたまトリエンナーレを楽しもう
そうだ埼玉.com公式ライター : 未衣子
市民会館おおみやに現れた巨大なエアドーム
ここは、大宮駅から徒歩15分にある市民会館おおみや。
巨大なエアドームの中で、なにかへ夢中に取り組んでいる人たちがいます。
みなさん、一体なにをしているのでしょう?
実はドームの中では、カラフルな洗濯ばさみを使って好きなものを作るワークショップが行われていました。
市民会館おおみやには、9月24日から始まったアートの祭典「さいたまトリエンナーレ2016」の一環として、巨大なエアドームが設置されています。
エアドームって、大人は入りたくても入れないことが多いですよね。お子さんと一緒じゃないと、入れてもらえないとか……。でも、このエアドームは大人だけでも入れるんですよ !
建物の周りにはたくさんののぼりが立って、すっかりお祭りムードです。
というわけで、筆者もアートの祭典を楽しんできますね!
豚・豚・豚のオンパレード!小野養豚んさんと豚の作品たち
市民会館おおみやの旧・食堂には、なぜか大きな豚が何頭もぶら下がっています。
なんだろう、このアヤシイ雰囲気は……!
迫力のあるこの豚たちの作者は、小野養豚ん(おのようとん)さんです。お名前の通り、豚をモチーフに制作をされているそうです。
こちらも小野養豚んさんの作品。なんと、豚が光を放っているではありませんか!
植物のような模様が透けてきれいですね。
豚のサンバイザーと、これまた豚を思わせるピンクのユニフォームを身につけた、小野養豚んさんとその仲間たち。
これから食堂を飛び出して、大澤和寿彦さん作曲の「トンちゃんマーチ」を歌いながら行進するそうです♪
ペットボトルと紙粘土でできた、お手製の “トンちゃんマラカス”を手に、いざ屋外へ!
トンちゃん御一行が向かったのは、冒頭でご紹介したエアドームでした。
この日は生憎の雨でしたが、広々としたエアドームの中なら、楽しく行進できるでしょう!
こうして、トンちゃんマーチが始まりました。
楽し気なマーチとマラカスの音を聞いて、エアドームの中にお客さんが入ってきます。すると、すかさずお客さんにマラカスを渡して、一緒に踊ってもらいます。みなさん、突然お願いしても意外とノリノリで踊ってくれるんですよね。
筆者も踊りましたが、日頃の運動不足がたたってジャンプするのがつらかったです! でも楽しかったなあ~。
なにがなんだかわからないまま、子どもも大人も豚になって踊る光景は、とってもユニークでした。
最後に、小野養豚んさんとトンちゃんマーチ御一行のみなさんで、パチリ!
誰でも楽しくアートを学べるSMF学校の開校式
24日、市民会館おおみやの旧・地下食堂では、さいたまトリエンナーレの市民プロジェクトとして、誰でも楽しくアートを学べる「SMF学校」の開校式が開かれました。
SMF学校では、写真、建築、デザイン、ダンス、パフォーマンス、彫刻……さまざまなアートの“とくいわざ”を持つ講師陣による授業が用意されています。
ちなみにこの授業、誰でも無料で参加できるんですって!
この方は、SMF学校の校長先生です。
生活都市さいたまで、市民のみなさんと一緒にアートの場を作るプログラムに、期待が高まります。
気になる授業がたくさん! どのプログラムに参加するか迷っちゃいますね!
黒板があって、みんながワイワイ集まって、なんだかほんとうに学校みたいです!
開校式の後は、さっそく「お顔をトレース★肖像画」というワークショップが始まりました。
2人1組になって透明なフィルムに顔を写し取り、肖像画を描いていきます。
描かれている方は、ちょっとくすぐったいです!(笑) お顔をそのまま写すので、誰でもそっくりの似顔絵を描けますよ。
実際に顔をトレースしている肖像画は、似顔絵とはまた違った趣がありますね!
会場は和やかな雰囲気で、大人から子どもまで楽しんで制作できたようです。
駅から徒歩で通えるアートイベント「さいたまトリエンナーレ」で遊ぼう!
今回ご紹介したのは、さいたまトリエンナーレ2016の市民プロジェクトのうちの、ごく一部です。大宮駅東口に降り立つと、写真のような分かりやすい看板がありますから、ぜひ駅から徒歩圏内にあるエリアを回ってみてください。
これから12月にかけて、まだまだたくさんの作品を鑑賞できるでしょう! 埼玉県に住んでいるなら、あなたも一緒に、3年に1度の大きなアートの祭典を楽しんでみませんか?
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埼玉で文章を書くうさぎ。ゴーストライターとして生計を立てている。好きな埼玉は、鳥居観音、聖天宮、オートレストラン鉄剣タロー、ご当地キャラのカパルなど。鴻巣市在住。