行田市の田んぼアートが見頃!今年のテーマは「頑張ろう!能登」
編集長 : 鷺谷政明
映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』のGACKTさんと二階堂ふみさんが田んぼに出現して、はや一年。
そうだ埼玉TVより
今年の行田市田んぼアートのテーマは「頑張ろう!能登!」です。
行田と能登の意外な繋がり
能登にエールを送ろうと思っても、具体的にどういう絵柄にするかは悩みますよね。
石川県や能登半島の形を描くというだけでは、少し寂しい。
そこで今回描いたのは、日本遺産に認定されている「能登のキリコ祭り」。
キリコとは、担ぎ棒のついた切子灯篭のこと。
豊作や大漁を願って能登の人たちがこれを担ぎ上げるキリコ祭りの歴史は、江戸時代にまで遡ると言われています。
そして行田の足袋も日本遺産に認定されているので、
日本遺産繋がりなんですね。
田んぼアートが見頃へ
行田市公式Xより
7月19日、行田市の田んぼアートが見頃を迎えました。
キリコとちょうちん部分に書かれた力強い文字は、県立能登高校書道部員の作品を写し取ったもの。
行田市公式Xより
ミュージシャンは歌で、映画監督は映像で思いを届けたり、エールを送ったりしますが、行田市は、田んぼアートでそれを具現化しているのが良いですよね。
一つの自治体が、全国どこへでもなにかを届けられる得意技を持っているというのは強い。
『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』では散々いじられ倒した行田市ですが、
そうだ埼玉TVより
結果、古代蓮の里展望台(古代蓮会館)は作中で「行田タワー」として登場したことで有名になり、石川県の方々からも「あの翔んで埼玉の行田タワーが!ありがとう!」と話題になっています。
そして7月24日からは、能登復興応援物産展が行田タワー、いや、古代蓮会館で開催中です。
応援物産展は8月9日まで!
※本記事は、2024年7月5日に配信の「そうだ埼玉メルマガ -今年の行田市の田んぼアートイラストが話題に-」を一部加筆修正したものです
埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中