2017年11月09日

東武東上線の快速・急行・快速急行・準急の違いを解説

東武東上線の快速・急行・快速急行・準急の違いを解説

公式ライター : 富築
(
2019.3.8更新)

池袋から和光市、川越市、小川町、寄居までを結ぶ私鉄電車、東武東上線(東上線)

とても便利な路線なのですが、快速・急行・快速急行・準急と似たような名前の種別が多く、乗り慣れていないとどうしても戸惑ってしまいがちです。

今回はそんな地味に複雑で分かりにくい、東上線の種別について解説します。

※2019年3月16日のダイヤ改正を反映。川越特急は同日に運行を開始する新種別です。



東上線には7種別+1種別の列車がある


出典 : Flicker

かつて東上線はとてもシンプルな路線でした。

しかし今や、東京メトロ副都心線・有楽町線、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線との直通運転に対応しています。

沿線に住む人間としては、東上線さえあればどこへでも行けるので大変便利なのですが、実は1つ問題があるんです。

直通先が増えたことで列車の種別もやたらと増えて、何が違うのかよく分からないという問題が…。

電光掲示板に「快速・急行」が並んだ時などは、一体どちらに乗れば良いのやら。

というわけで、まずは東上線の種別毎の違いについて確認してみましょう。

東上線の列車 種別毎に何が違う?

東上線の列車の種類は、基本の7種別+ちょっと特殊な1種別です。

種別によって停車駅は異なりますが、川越・坂戸・東松山・森林公園駅は全ての列車が停車します。

TJライナー(TJ Liner)

池袋~ふじみ野駅間は座席指定制の有料列車。

最も停車駅が少なく、朝(上り)・夕(下り)のラッシュ時に、集中的に運行しています。

川越特急

池袋~川越駅間を最短26分で結ぶ観光向け列車。

「特急」という名前ですが、有料の乗車券などは不要です。

停車駅は池袋・朝霞台・川越・川越市・坂戸・東松山~小川町間の各駅。

車内放送で川越観光についてのアナウンスを行ったり、一部列車には観光案内をしてくれるコンシェルジュが乗車します。

快速急行(Rapid Express)

別料金のかからない列車の中では、一番停車駅が少ない種別だったのですが、川越特急の登場によってその特徴はなくなりました。

停車駅は池袋・和光市・志木・川越・川越市・坂戸・東松山~小川町間の各駅。

平日は朝のラッシュ後と夕方に上り列車が、土休日は朝に下り列車も運行しています。

快速(Rapid)

快速急行の停車駅+成増・朝霞台・ふじみ野・若葉駅に停車します。

日中帯に集中的に運行。

急行(Express)

停車駅は池袋~川越駅間は快速と同じですが、川越~小川町駅間は各駅に停車します。

日中帯は1時間に2本運行。

準急(Semi Express)

池袋~成増駅間は通過、それ以降は各駅停車です。

早朝~夜まで1日中運行。

特に乗客が集中する朝と夕方以降は、約13分間隔で運行しています。

普通(Local)

各駅に停車します。

Fライナー(F Liner)

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出典 : Fライナー公式観光サイト

日中帯は1時間に2本運行。

「速達性」を意味する「Fast」、相互直通運転を行っている5社の「Five」、「Fukutoshin(副都心)」から命名された列車です。

東京メトロ副都心線を介して、西武池袋線の飯能駅、東武東上線の川越市駅・森林公園駅、東急東横線の横浜駅、みなとみらい線の元町・中華街駅の各駅を最速で結んでいます。

別料金は不要です。

各路線で扱いが異なり、副都心線内では「急行」に、東武東上線内では「急行」、西武池袋線内では「快速急行」、東急東横線・みなとみらい線内では「特急」として運転します。




結局どれが一番速いの?

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池袋駅~小川町駅までの所要時間を速い順に並べると次の通りです。

TJライナー(60分) → 川越特急(61分)・快速急行(61分) → 快速(66分) → 急行(71分) → 準急(77分) → 普通(83分)

他社の路線では、特急 → 急行 → 快速 となっているケースが多いので間違えやすいのですが、東武では快速の方が急行よりも上位になります。

Fライナーは急行と同列

Fライナーは池袋~森林公園間(池袋~和光市駅まで副都心線、和光市~森林公園駅は東上線)ではTJライナーを超える最速列車となります。

しかし、東上線内だけで乗り降りする場合は急行と同ランクの扱いとなるため、必ずしも最速にはなりません。

Fライナーが真の実力を発揮するのは、副都心線を介して他の路線に乗り入れる場合など、長距離移動する時です。

川越特急と快速急行

川越特急と快速急行は同ランクに位置していますが、池袋駅~川越駅間に限定して速さを比較すると、川越特急に軍配が上がります。

ちなみに、2016年3月までは「通勤急行」という列車もあり、当時は快速 →  急行 → 通勤急行 → 準急という順番でした。

最近は乗り換えアプリを使う方が多いので、乗り間違えはほとんどしないと思いますが、「これまで何となく乗ってたけど、実はよく分からなかった!」という方はぜひ参考にしてくださいね。

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富築

美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。



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