埼玉県がヒョウ柄購入額1位に埼玉女子が「だろうな」と思った話
そうだ埼玉.com公式ライター : Anna79
埼玉県民は日本一ヒョウ柄アイテムを買っている
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先日、株式会社スタートトゥデイ(ZOZO TOWN)が「日本一ヒョウ柄を買っている都道府県民ランキング」を発表し、埼玉県が1位に輝きました。
これを受け世間では、「なぜ埼玉!?大阪は!?」とざわついています。
東京で生まれ、神奈川と千葉で育ち、埼玉に住んで7年目という外からと内から埼玉県民を観察してきた私としては、「だろうな」という気持ちしかありません。
地元を離れてすっかり心も体も埼玉に染まった私が、なぜ埼玉がヒョウ柄購入額日本一になったのか、主観と偏見たっぷりにご紹介します。
肝は「ネットでの」購入額というところ
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今回のランキングは、オンラインアパレルショップ、ZOZOTOWNでの購入金額をランキングしたものです。
つまり、ネットでの購入に限っているのです。
ここが今回大阪を抑えて埼玉が1位になった肝でしょう。
埼玉県民は、日本人が忘れかけていた美徳を持ち続けています。
それが、謙虚さ。
「埼玉はそんなに有名なところもないですし、色んなランキングで下位に入ってますし、ダサイタマとか言われてますし…」
ちょっと卑屈とも言えるこの謙虚さが、埼玉県民を服のネット購入に走らせています。
アパレルショップに入った途端、手に取ったもの試着したものすべてを「可愛いですよね!」「似合います!」と褒められても、客なのになぜか申し訳ない気持ちになってしまう。
でも、オンラインショッピングならそんなやり取りは一切不要。
この点に魅力を感じ、店舗よりもネットで服を購入しているのではないでしょうか。
ヒョウ柄なら「おこがましくない」から、買ってみる
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アパレル業界は流行りの移り変わりの速度がすさまじく、シーズンごとに様々な色や柄が登場します。
もちろん埼玉県民だっておしゃれがしたいですから、そうした情報は追いかけます。
でも、謙虚さの塊である埼玉県民は「これ、私が買っても大丈夫かしら」という思いが心のどこかによぎるのです。
かといってシンプルなアイテムだけではなく、ちょっと遊び心のあるものもほしい。
そんな葛藤の末に「ヒョウ柄なら昔からあるしいいかな」という結論に達します。
はるか昔から、おしゃれな人限定ではなく一般人も着ている柄ならば、私が着てもおこがましくないのでは。
そんな思いをもとに、「購入」ボタンをぽちっと押すのでしょう。
埼玉県民がヒョウ柄を好むのは自然の摂理
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心理学的観点から見ても、埼玉県民がヒョウ柄を購入するのは納得です。
派手な服装やメイクをしている人は、心理学的に見ると自信のない方が多いとのこと。
そうした方は見た目をしっかりと武装することで、自分自身を守っています。
ファッションは、その人の性格や人となりを表すのではなく、その人が「こういう人間でありたい」と思っている理想像を表していることが多々あります。
「ダサイタマ」と揶揄されたり、『翔んで埼玉』であのような扱いを受けたりと、自信を失う要因だらけの埼玉県民。
そんな環境で武装としてヒョウ柄という典型的な派手な服を着るのは、自然の摂理なのかもしれません。
埼玉県民よ、どんどんヒョウ柄を着よう!
ネットだけでなくTVでも話題になった「ヒョウ柄購入金額埼玉が1位」というニュース。
これだけ取りざたされると、次にヒョウ柄を着たとき「埼玉だから意識してるの?」とかなんとか言われるに違いありません。
でも、そんな周りの声に流されず、ヒョウ柄が着たいならどんどん着ましょう!
好きな服を着て楽しい気持ちになることは、とても大事なことです!
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東京で生まれ、一瞬神奈川に住み、千葉で育ち、現在埼玉に住んでいます。グルメ情報やイベント、美容に関する、埼玉ならではの記事を皆さんにお届けします!埼玉県草加市在住