ユネスコ認定!埼玉伝統工芸会館で「小川和紙」紙すき体験
ライター : わためる
アイドルが大好きすぎるライターのわためるです。
先日、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されている和紙、小川町の細川紙の紙すき体験に行ってきました!
※「細川紙」の読み方は「ほそかわし」(文化庁・埼玉県観光課ともに「ほそかわし」)
小川町といえば小川和紙が有名ですが、この小川和紙を代表するものが細川紙です。
なので小川和紙と細川紙の違いはなく、小川和紙=細川紙なんです
小川町という緑豊かな場所で行う、紙すき体験は心も体もリフレッシュ。
紙すき体験は、自然の良さを楽しみながら、大人も子どもも手軽に体験できる小川町のおすすめスポットです!
ご当地アイドルと地域密着体験
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
「川越CLEAR’S」とは、県から「勝手に埼玉応援隊」、市からは「小江戸観光親善大使」と任命されている埼玉県のご当地アイドル。
そんな川越CLEAR’Sが、月に一度「勝手に埼玉研究会」という、埼玉県の体験スポットをファンと一緒に楽しむイベントを最近おこなっています。
ご当地アイドルのファンをやっていると、ライブだけではなく、このような地域密着の体験ができるのが楽しいところです。
というわけで、川越CLEAR’Sと共に紙すき体験へ!
小川町の埼玉伝統工芸会館
出典:埼玉伝統工芸会館ホームページ
細川紙の体験をおこなったのが、道の駅おがわまちという場所にある埼玉伝統工芸会館。
小川町駅から車で7分程です。
埼玉伝統工芸会館
所在地 : 〒355-0321 埼玉県比企郡小川町大字小川1220番地
Tel : 0493-72-1220
営業時間 : 9時30分~17時 ※入館は16時30分まで
定休日 : 月曜日(この日が祝日の場合、開館)、祝日の翌日(この日が土、日曜日、祝日の場合、開館)、12月29日~翌年1月3日
駐車場 : 無料駐車場あり
入館料 : 大人(高校生以上)300円<200円>
小人(小・中学生) 150円<100円>
<>内料金は20名以上の団体料金です。
【障がい者手帳をお持ちの方】
・1級、2級およびA判定の方
ご本人様とお付き添いの方(1人) 入館料無料
・それ以外の級および判定の方
ご本人様 入館料無料
和紙体験料金
出典:埼玉伝統工芸会館ホームページ
今回おこなったのはハガキのコース。
手軽に1,000円程度で、楽しい細川紙の体験ができます!
「細川紙」の特徴と規定
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
細川紙の特徴
- 純楮紙ならではの強靭さ
- 素朴ながらつややかな光沢、地合がしまり紙面が毛羽立ちにくい
- 剛直で雅味に富んだ味わいがある
の3つが挙げられます。
そして、細川紙には、質が良いことを裏付けるちゃんとした規定が定められています。
細川紙になるための規定
- 国産の楮を使っている
- 昔ながらの伝統技術を使っている
- 昔ながらの道具を使っている
- 紙すきをする人は、国から規定を受けた人でなければならない
昔ながらの高い技術や規定が定まってるからこそ、ユネスコの文化遺産にもなっているんですね。
なので素人の僕が同じ道具や同じ材料を使っても、どうやら「細川紙」にならないみたいです。
細川紙の使用用途は、書道用の半紙や、版画紙、障子紙や掛軸の裏紙、和傘、ちょうちん、紙の器など多岐に渡り、その丈夫さは海外でも大変に評価されてます。
実際に紙すきをしてみた
和紙の材料である楮(こうぞ)を溶かしたものと、トロロアオイという、ねりを混ぜ合わせたものを使って、実際に紙すきをしていきます。
まずはリーダーの伊織あいが紙すきに挑戦。
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
熟練の職人と向かい合わせになって、こんな状態で紙をしきます。
上下左右に、材料を均等に行き渡るようにしなければならないので、単純ながらも、繊細なバランス感覚を要する技術だなあと、肌で感じました。
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
そして紙すきが終わると、こういった一枚の紙の形ができあがります。
一枚の紙を八枚のハガキに
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
そして今度は、ハガキの形に縁取った木の枠に、用紙の材料をため込んでハガキにします
ハガキにデザインをつける
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
デコレーションを施し、ハガキをデザインします。
出典:川越CLEAR’S【公式】youtube
姫川れおな*。川越CLEAR’S (留学準備のため休止中)【公式】twitter
それぞれにアイドルらしい、個性豊かなデザインができあがっていました!
実際に紙をしいてみると、単純ながらも、想像以上に繊細な技術力がいると感じました。
小川町の紙すき体験は、緑豊かでリフレッシュでき、かわいいハガキもつくれる手軽に楽しめる体験スポットですよ!
川越市で育って27年のアイドルオタク。アイドルと美味しい食べ物と野球と埼玉が大好き。