やった!行田市田んぼアートが5年越しのギネス世界記録認定!【見るなら今しかねえ】
「8割はダメだと思ってた」
今年の6月と7月に受けた大雨による影響と猛暑により稲がダメージを受け、諦めかけた時もあったと担当者はお話されていました。
埼玉県行田市小針の古代蓮会館東側に広がる水田に描かれた田んぼアートが、2015年9月8日、「世界最大の田んぼモザイク画」としてギネス世界記録に認定されました!
これが、そのギネス世界記録に認定された、世界最大の田んぼアートだ!
認定面積は2万7195平方メートル。7種類の稲を使って、小惑星探査機はやぶさ2と、古代蓮、子供たち、宇宙が表現されています。
行田市は2008年より田んぼアートを始め、世界記録を念頭にした挑戦を2011年から開始し今年でもう5年目。
猛暑による高温障害や、長雨などによって発育が遅れたり、稲が流されたりと、これまで何度も失敗を重ねてきています。そう、これは天候の影響をもろに受けてしまうため、そう簡単に思惑通りには行かないんです。
昨年も、今回はいっただろうとギネス申請するも、ほんの少し発育が悪く色が思い通りにならなかった所があったため、審査に落ちてるんです。
だからこそ今回の認定はこれまでの労苦が報われた形で、関係者や地元の人達の間に歓喜の輪が広がりました。
当日はこんなように、ギネスワールドレコーズジャパンの公式認定員グリナズ・ウカソヴァさんが細かくチェックします。
審査時間はなんと二時間半。徹底的にチェックします。
古代蓮会館で開かれた認証式には、田んぼアート米づくり体験推進協議会や市幹部、市民ら約200人が詰め掛け、そんな中、無事、認定!
「見事、新たなギネス世界記録、達成となりました!」
工藤正司行田市長に認定証が授与!
そしてくす玉オープン!
「やったー!(今夜は飲むぞー!)」
「バンザーイ!(今夜は飲むぞー!)」
拍手喝采!
これまでの労苦が走馬灯のように思い出されたに違いありません。
忍城おもてなし甲冑隊もいます!
そう、これだけ準備しておいても、認定されなければ、くす玉も割らず、甲冑隊もおとなしくご帰宅、という可能性も十分あったわけです。
工藤市長は「認定され、ほっとしたというのが率直な感想。ギネス世界記録は初めてで、市として大変光栄なこと」と笑顔で報道陣に答えていました。
この認証式を行ったところでもある、古代蓮会館は田んぼアートを一望できる展望タワーがあり、9月9日から10月4日まで、ギネス世界記録認定を記念して入場料を半額にし、高校生以上200円、小中学生100円になります!
ギネス世界記録の田んぼアート、見頃は10月中旬までなので、見るなら今しかねえ!
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中