2020年12月22日

本当に住みやすい街ランキング2021で川口が2連続1位に!

本当に住みやすい街ランキング2021で川口が2連続1位に!

公式ライター : 富築

2020年12月9日に住宅ローン専門金融機関ARUHI(アルヒ)が発表した「本当に住みやすい街大賞 2021」で、埼玉県川口市が第1位を獲得しました。

去年に続き、2年連続の1位受賞です!


本当に住みやすい街大賞 2021ランキング結果

なんと埼玉の都市が2つもランクインしています!

1位:JR京浜東北線 川口(4.40)

2位:西武池袋線 大泉学園(4.20)

3位:JR東海道本線 辻堂(4.00)

4位:東京臨海新交通臨海線 有明テニスの森(3.78)

5位:JR京浜東北線 大井町(3.76)

6位:東急田園都市線 たまプラーザ(3.74)

7位:JR総武本線 小岩(3.72)

8位:西武新宿線 花小金井(3.52)

9位:北総鉄道北総線 千葉ニュータウン中央(3.32)

10位:埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 浦和美園(3.12)

参考までに、去年のランキングも掲載しておきます。

1位:JR京浜東北線 川口(4.14)

2位:JR埼京線 赤羽(3.92)

3位:東急田園都市線 たまプラーザ(3.88)

4位:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス(3.86)

5位:東京メトロ日比谷線 入谷(3.64)

6位:JR京浜東北線 王子(3.63)

7位:JR中央本線 武蔵小金井(3.62)

8位:JR総武本線 小岩(3.58)

9位:西武池袋線 ひばりヶ丘(3.51)

10位:東京臨海高速鉄道りんかい線 東雲(3.42)

この通り2020年と2021年では、ランクインしている都市が大幅に入れ変わっています。

そんな中、2年連続で1位を獲得した川口。

しかも2020年よりポイントアップしています。

前回のランキング発表時は、一部ネット上で「どうせ今年だけでしょ」「埼玉がランクインするなんて」と冷評されていましたが、やはり川口にはかなりの実力があったということでしょう。

▼去年の記事

本当に住みやすい街大賞2020で川口が第1位に!リアルな住まいデータを反映

2019年12月19日

本当に住みやすい街大賞2020で川口が第1位に!リアルな住まいデータを反映

本当に住みやすい街大賞の概要

去年の記事でも触れましたが、「本当に住みやすい街大賞」について簡単に説明します。

街(駅)のランキングといえば、リクルートによる「SUUMO住みたい街ランキング」が有名ですが、アルヒの「本当に住みやすい街大賞」は、実際にそのエリアで生活することを前提としたランキングです。

つまり、超現実的な住まいランキングと言えます。

評価基準は、住環境・交通利便・教育環境・コストパフォーマンス・発展性の5つ。

もちろん審査員が主観で適当に得点を付けているわけではありません。

同社が持つ膨大なデータをベースに、住宅・不動産の専門家も参画する選定委員会を交えつつ、公平な審査のもとランキングが作成されています。




川口はなぜ高評価だったのか

川口は去年に引き続き、街の「発展性」で最高得点を獲得しています。

また、「コストパフォーマンス」の観点も満点でした。

2023年に商業施設を含む地上29階の複合タワーマンションが建つことや、東口エリアでミクストユース型再開発事業が決定したこと、隣駅の赤羽に比べ、中古マンションの価格が2~3割安いことなどが評価されています。

その上、駅周辺にはアリオ川口キュポ・ラなどの便利な商業施設も勢ぞろい。

東京品川、上野、横浜へ乗り換えなしでアクセスできる点も高評価につながっています。

ランキングから消えた赤羽

川口の隣駅の赤羽は、これまで「本当に住みやすい街大賞」の常連でしたが、2021年のランキングでは圏外になってしまいました。

しかし、これは決して赤羽がダメダメな街になったわけではありません。

「本当に住みやすい街大賞 」はその性質上、家を新築した人マイホームを購入した人が多かった街を候補地として選出しています。

実は今、赤羽は東京23区内でもかなり人気の街で、新築分譲住宅の価値が右肩上がりなのです。

その結果、新しい家を購入する人の数が減少

「本当に住みやすい街大賞 」のランキング圏外になってしまったのです。

とはいえ、これは人気の裏返しとも言えます。

実際、「SUUMO住みたい街ランキング2020」の結果を見ると、赤羽の順位は2019年の32位(244点)から17位(313点)に大幅アップしているのです。

今や赤羽は「現実的に住みやすい街」から「住んでみたい憧れの街」になったのかもしれません。

10位の浦和美園の評価

今回初めてランクインした浦和美園は、今後の街の発展性が期待されていました。

みそのウィングシティの土地区画整理事業や、景観に配慮した開発、歩道が広く安全な街区など、過ごしやすい街づくりが好評だったようです。

また、駅徒歩10分圏内のマンションが2,000~3,000万円台で買える価格水準を維持していること、南浦和などの近隣エリアと比べ、2~3割安いことも評価されています。

川口が1位という結果を半分受け入れるネットユーザーたち

2020年のランキングで川口が1位を取ったとき、ネット民たちの評価は惨憺(さんたん)たるものでした。

「川口が1位とかあり得ない

「そもそも川口って良いイメージがない

「は?……は?

しかし、今年は反応が少し和らいだ気がします。

「うん、良い街なんじゃないかな……」

「まぁ、交通の便は良いよね」

「意外と住みやすい。身の丈に合った街って感じ」

良いコメント、とは言い難い微妙なラインではありますが、去年よりは皆さんの書き方が優しくなりました。

当サイトの動画メディア「そうだ埼玉TV」には、川口特集動画もあります。

今回のランキングで川口に興味を持った方は、ぜひご覧ください!

富築

美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。



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