大宮駅西口で行列の出来る絶品つけめんラーメン屋3店
そうだ埼玉.com公式ライター : 宮本ノウル
大宮駅周辺はラーメン有名店の激戦区!
JR大宮駅周辺では、有名ラーメン店がひしめいている。
都内で名を上げたお店が、首都圏展開の「北の拠点」として出店したり、県内の成功店が旗艦店を出したり、新規出店で勝負に出たりで、ラーメン激戦区の名に恥じない様相だ。
その中でも今回は、JR大宮駅西口にスポットをあて、「つけめん」の旨いお店を3店紹介する。
つけめんブームの火付け役TETSUの埼玉限定ブランド大宮「102」
JR大宮駅徒歩8分。アルシェとDOMの間を抜け、一つ目の交差点を右折。すき家のある交差点を左折し直進すれば右手にあるのが「102」。
新宿の「風雲児」にならぶ、つけめんブームのフロンティア「TETSU」の埼玉限定のブランドで、「102」。
読み方は「いちまるに」だが、10(テン)と2(ツー)で、テツと呼ばれることが多い。
大宮出店から8年以上経ったが、今でも行列の出来る名店である。
ここでは昼の部と夜の部で、つけ汁を変えて出している。
昼は濃厚な魚介豚骨に太麺でガッツリ、夜は鶏ベースの魚介スープに中太麺でスッキリ。
麺のコシと輝き、濃厚なスープ、立ち上る鰹と鯖の香り。
チャーシューや煮卵に至るまで仕事がとても丁寧で、まさにつけめんの王道ど真ん中。
特筆すべきは、つけ汁が冷めた頃に頼める焼き石。
熱せられた石をスープに落とせばジュワっと再加熱され最後まで熱々のスープに冷たくコシのある麺を浸け楽しめる。
今では至る所に支店ができ、昔ほど並ばなくても食べられるようになったため、他店の「新しい味」に目移りする一部のファンもいるが、やはり「TETSU」は「TETSU」。
最大限のリスペクトの気持ちで紹介したい。
選べるチャーシュー、食べログ高得点の名店「麺処 ほん田 niji 大宮店」
2店目に紹介するのは、「102」と道路を挟んで真向かいにある「麺処 ほん田 niji」。
JR大宮駅徒歩8分。
東十条にある本店は、食べログで3.8点オーバー。濃厚な魚介豚骨スープのつけめん。
濃厚なスープの中に、爽やかな柚子の香り。完成度の高い一杯である。
しかし何よりこのお店の最大の魅力は、トッピングのインパクトと完成度。
通常のつけめんでも味玉付きはもちろん、さらに下のチャーシューから2つを選ぶ事が出来る。
ちなみに、「特製」の場合は、すべてのチャーシューが味わえる。
それが、こちら。
すべてのチャーシューの味付けが違うので、そのまま食べても良し、つけ汁に浸して食べても良し。
筆者のお薦めはAとBであるが、いつもついつい「特製」を頼んでしまう。このチャーシューとご飯だけでも十分に旨い。
こちらも、あの「TETSU」の向かいにして行列店。特に日曜は長蛇の列であるが、それでも食べる価値ある一杯。
大宮つけめんNo.1の呼び声高い「蕾 煮干分家」煮干しにこだわる地元の名店
最後に紹介するのは、地元の名店「蕾(つぼみ)煮干分家」。
JR大宮駅徒歩4分。西口を出て、アルシェの左側の道路。
もともと、大宮駅の西口にあった「本店」が、西口再開発で東口に移り、その後分店として西口に新しく出来たのがこちらの「蕾 煮干分家」。
東口の本店が、「煮干」と「魚介」の二種類のつけ汁を選べたのに対し、こちらは「煮干特化」のお店として「分家」となったが、最近では「魚介」のつけ汁も、こちらの分店で食べることが出来る。
着麵と同時に迫ってくる煮干しのインパクト。
コシのある太麺をつけ汁にくぐらせると、更に煮干しの良い香りが。
かといって煮干し特融のイガイガ感がある訳ではなく、どこまでも上品でマイルド。
濃厚なつけ汁ながら食べ飽きないのは、ひとえにスープの完成度の高さだと思う。
「TETSU」や「ほん田」が現役バリバリのメジャーリーガー外国人助っ人であるならば、「蕾」はチーム生え抜きのスター選手。
埼玉県民はもちろん、大宮に立ち寄る(特にスーパーアリーナに来る)他県の方にも、ここでしか食べられない逸品をぜひ味わってほしい。
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某グルメサイトの大宮地区1位の経歴を活かし、埼玉のB級グルメ情報、お役立ち情報を中心に執筆する、不惑の会社員。さいたま市在住。