西武鉄道のCMが秀逸!行きたくなってしまう埼玉の秘境・秩父
そうだ埼玉.com公式ライター : となりのスゥさん
注目される秩父の魅力
ここ数年、アニメやパワースポットの影響で、秩父が急速にメディアに取り上げられるようになりました。
それまでは秩父というと『とにかく埼玉の秘境』『ちょとした独立国家』『かき氷が有名』と、観光地としてのイメージが薄かったように感じます。
それが2011年4月から放送されたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」をきっかけに、来訪者の年齢層がガラリと変わりました。
『聖地巡礼』と称し、作品内で登場した、実在する秩父市内の建物や風景を見に、沢山の若者が訪れるようになりました。
西武鉄道と秩父市の全面協力に近いプロモーションやタイアップの成果もあり、地方自治体などでは地域活性化の成功例として注目されています。
秩父市内の雰囲気もそれまで以上に活気に満ち、秩父のイメージ自体もだいぶ変わってきました。
秩父のパワースポット三峯神社
また、スピリチュアルブームもあり、パワースポットとして『三峯神社』がこれまで以上に注目されるようになりました。
これまで神社仏閣にあまり触れてこなかった、若い女性が訪れるようになってきました。
もともと三峯神社は、埼玉県民の間では、商売をしている人なら必ず参拝したことがある神社として有名でした。
有名ですが、なかなか行かない場所。
埼玉県内にも関わらずとんでもなく遠いからです。
秩父市内から三峯神社まで険しい山道を車またはバスで1時間30分ほど走ります。
車やバス酔いがある人は、グロッキー寸前になる可能性もありますので、行かれる方はちゃんと装備してくださいね。
辿り着くと、山の頂上ということもあり空気が澄んでいて日常の喧騒を忘れ、静寂と神聖な領域に来た!という達成感があります。
秩父は、完全に観光地化していないという部分も魅力の一つではないでしょうか。
特急レッドアロー号と働く女性
都内の人からすると、行くまでにハードルが高かった秩父ですが、『特急レッドアロー号』のおかげで、週末や休日に秩父が観光地の候補としてあがるようになりました。
そしてここで西武鉄道のCMでさらに『特急レッドアロー号』の知名度が上がりました。
出典:tabi sanpo
金曜の夜、仕事終わりに特急レッドアロー号に乗って秩父市内で宿泊。次の日に観光という、ちょっと疲れている働く女子が、リフレッシュするのにピッタリのプランを提示。
CMの演出や、出演されている吉高由里子さんの演技も相まってか「ここは軽井沢ですか?」と見紛うくらい、情緒あふれる街並みや秩父の魅力が発信されていました。
新たな魅力発信と挑戦
そして、これまでのCMとは打って変った趣向で、衝撃すら覚えた『西武鉄道CM2016 春「取材旅行編」』が、新しく公開されました。
芥川賞受賞作家でもあるお笑い芸人ピースの又吉直樹さんが、新しい執筆作品のアイディアを得るために秩父に訪れるという内容です。
女性をターゲットにしたCMから、コミカルかつ神秘的な印象も見受ける今回のCMに心惹かれた人も多いはず!!
西武鉄道がこれからどんなCMを展開していくのか目が離せませんね!
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思い立ったが吉日、楽しいことドキドキワクワクを探すのが趣味。演劇とキックボクシングと小鳥が好きなwebライターウーマン。加須市在住。