2017年第9回AKB48選抜総選挙で見せた「それでも戦う」埼玉魂
そうだ埼玉.com不定期ライター : ダスライト
第9回AKB48総選挙都道府県ランキング
2017年6月17日(土)、雷雨予報で異例の無観客開催となった第9回AKB48選抜総選挙。
史上初の3連覇となった指原莉乃、そしてまさかの結婚発表を行った須藤凜々花が話題となったが、当サイトでは、埼玉県出身のメンバーに注目してみたいと思う。
まずは、16位までの選抜メンバーから見てみよう。
「49thシングル選抜メンバー」(1位~16位)
【1位】指原莉乃(HKT48・チームH) 246,376票 大分県出身
【2位】渡辺麻友(AKB48・チームB) 149,132票 埼玉県出身
【3位】松井珠理奈(SKE48・チームS) 113,615票 愛知県出身
【4位】宮脇咲良(HKT48・チームKIV) 82,803票 鹿児島県出身
【5位】荻野由佳(NGT48・チームNIII) 73,368票 埼玉県出身
【6位】須田亜香里(SKE48・チームE) 63,124票 愛知県出身
【7位】横山由依(AKB48・チームA) 58,314票 京都府出身
【8位】惣田紗莉渚(SKE48・チームKII) 52,475票 埼玉県出身
【9位】岡田奈々(AKB48・チーム4/STU48) 48,143票 神奈川県出身
【10位】北原里英(NGT48・チームNIII) 45,684票 愛知県出身
【11位】高橋朱里(AKB48・チーム4) 42,663票 茨城県出身
【12位】白間美瑠(NMB48・チームM) 41,491票 大阪府出身
【13位】本間日陽(NGT48・チームNIII) 41,230票 新潟県出身
【14位】古畑奈和(SKE48・チームKII) 40,202票 愛知県出身
【15位】高柳明音(SKE48・チームKII) 38,576票 愛知県出身
【16位】吉田朱里(NMB48・チームM) 35,540票 大阪府出身
愛知県5名、埼玉県3名、大阪府2名、京都府1名、新潟県1名、茨城県1名、神奈川県1名、鹿児島県1名、大分県1名。
埼玉県勢が大健闘しているのは言うまでもないが、愛知県の強さ、そして、ここまで東京都がゼロ。
また、関東圏で入っているのは埼玉、神奈川、茨城だけで、東京、千葉、群馬、栃木はゼロというところも興味深い。
では続いて、アンダーガールズ(17位~32位)を見てみよう。
【17位】向井地美音(AKB48・チームK) 35,201票 埼玉県出身
【18位】松村香織(SKE48・チームKII) 34,977票 埼玉県出身
【19位】峯岸みなみ(AKB48・チームK) 34,688票 東京都出身
【20位】須藤凜々花(NMB48・チームN) 31,779票 東京都出身
【21位】加藤玲奈(AKB48・チームB) 30,282票 千葉県出身
【22位】大矢真那(SKE48・チームS) 30,236票 愛知県出身
【23位】中井りか(NGT48・チームNIII) 29,953票 富山県出身
【24位】小嶋真子(AKB48・チーム4) 29,699票 東京都出身
【25位】高倉萌香(NGT48・チームNIII) 28,623票 新潟県出身
【26位】大場美奈(SKE48・チームKII) 28,554票 神奈川県出身
【27位】太田夢莉(NMB48・チームBII) 28,457票 奈良県出身
【28位】田中美久(HKT48・チームH) 28,355票 熊本県出身
【29位】川本紗矢(AKB48・チーム4) 28,118票 北海道県出身
【30位】倉野尾成美(AKB48・チーム8) 28,037票 熊本県出身
【31位】森保まどか(HKT48・チームKIV) 27,384票 長崎県出身
【32位】福岡聖菜(AKB48・チームB) 26,444票 神奈川県出身
東京都3名、埼玉県2名、神奈川県2名、熊本県2名、千葉県1名、愛知県1名、富山県1名、新潟県1名、奈良県1名、北海道1名、長崎県1名。
ここに来て東京都が3名ランクイン。ちなみに、今回話題となった須藤凜々花は東京都出身。
選抜メンバーとアンダーガールズを足した、都道府県ランキングがこれだ。
1位 愛知県6名
2位 埼玉県5名
3位 東京都3名、神奈川県3名
4位 大阪府2名
5位 京都府1名、熊本県1名、千葉県1名、新潟県1名、奈良県1名、北海道1名、長崎県1名
やはりここまで見ても愛知県の強さは盤石なものを感じるが、埼玉県が東京と神奈川をおさえ見事に健闘しているのが分かる。
愛知県はSKEの本拠地があるが、埼玉県には本拠地も海もない。それなのにこの健闘ぶりは十分、賞賛に値すると言えるのではないだろうか。
AKB埼玉県出身メンバー
【2位】 149,132票 渡辺麻友(AKB48 Team B)埼玉県出身
【5位】 73,368票 荻野由佳(NGT48 Team NIII)埼玉県出身
【8位】 52,475票 惣田紗莉渚(SKE48 Team KII)埼玉県出身
【17位】 35,201票 向井地美音(AKB48・チームK) 埼玉県出身
【18位】 34,977票 松村香織(SKE48・チームKII)埼玉県出身
【43位】 24,276票 佐々木優佳里(AKB48・チームA) 埼玉県出身
【61位】 18,814票 市川美織(NMB48・チームN)埼玉県出身
【68位】 17,320票 佐藤すみれ(SKE48・チームE)埼玉県出身
【73位】 16,492票 樋渡結依(AKB48・チームA)埼玉県出身
今回調査の対象は著者の独断でアンダーガールズまでとしたが、100位まで見ると埼玉県出身者がさらに4名ランクインしている。
この9名はさすが埼玉県出身、埼玉ポーズも披露しているが、8位にランクインした埼玉出身の惣田紗莉渚においては、埼玉西武ライオンズファンであり、著者も着用している「そうだ埼玉Tシャツ」を愛用するほど地元を大事にすることでもファンの間では知られている。
実は著者の推しは埼玉県出身でもない別の人間なのだが、今回は、昨年30位から見事8位に躍進し、埼玉を忘れない存在である惣田紗莉渚に拍手を贈りたい。
最後に、彼女の受賞スピーチを掲載しておこう。
※一部割愛しても少々長いが、埼玉県民にはぜひ読んで頂きたい。
「皆さん、応援してくださり本当にありがとうございました。私は、20歳の時にアイドルになりました。ドラフト会議というオーディションで最後に指名されて、SKE48のメンバーの皆さんに指名していただいて、ずっとなりたかったアイドルになることが出来ました。」
「初めてオーディションを受けたのは14歳の時で、AKB48の3期生のオーディションでした。それからその時最終選考で落選してから、何度も何度もオーディションを受け続け、20歳でSKE48に入ることが出来ました。SKE48に入ってから私は大好きな握手会を頑張って、たくさんの方が来てくれるようになり、選抜に入ることが出来ました。」
「その時ある人に言われました。『お前の昇り詰め方は邪道だ』と。その時私は思いました。誰もが王道を行かなければならないのですか?と。」
「泥臭くちゃダメですか?かっこ悪くちゃダメですか?必死過ぎてみんなから引かれたっていいじゃないですか。私のやり方に文句がある人にはこう言いたいです。それなら同じことをやってみてください。もし真似を出来るのなら真似をしてみてください。私はそう言いたいです。」
「私は、私にしか歩めない道を切り開いてきました。いつも側には熱いファンの皆様がいました。私は20歳でアイドルになったというコンプレックスがあったから、誰よりも頑張らなきゃと思ってやってきました。」
「もし14歳でアイドルになれていたら、すぐに辞めていたかもしれません。私は、私をアイドルにしてくれたSKE48と、私の大好きなファンの皆さんに心から感謝しています。」
遅咲きであったがゆえのコンプレックスを乗り越え、泥臭くても、かっこ悪くても戦い続け、速報62位から大躍進し見事8位まで昇り詰めた惣田紗莉渚の姿には、ダサイタマと言われても笑い飛ばしてきた埼玉魂を感じざるをえない。
埼玉県出身のメンバーの活躍並びにAKBグループの発展を祈り締めたいと思う。
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出典 : SKE48オフィシャルブログ / AKB48公式サイト | AKB48 49thシングル 選抜総選挙 / AKB48第9回選抜総選挙(フジテレビ)
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中