「超じゅうまんごくぅ~」埼玉発信の日常会話で使える流行語を考えてみた
ライター : ピイロ・タッカー
年の瀬が近づいてくると、気になってくるのは今年の流行語大賞である。
これを見ることで、「あぁ、あったわ!」や「あれ!?これって今年だったっけ?」と1年を振り返ることができる。
流行語とは
一方で、「こんな言葉あったっけ?」や「あの言葉ないじゃん!」といった何かしらの圧力を肌で感じることができるのもこの催しの魅力の一つである。
ただ、この流行語大賞にノミネートされる言葉を、実際に使用している人をあまり見たことはない。
先日、テレビを観ていたら最近の女子高生達がよくSNSで使う流行りの言葉という特集をやっていた。
まあ要するに、日常会話やLINE等でよく使用する言葉はなに?という企画である。
本当に流行った言葉
一昔前に流行った若者言葉で思い当たるのは「MK5(略:マジギレ5秒前)」や「チョベリバ(略:超ベリーバット)」といったものがあるが、最近では
フロリダ(略:風呂に入るから(会話から)離脱する)
ワンチャン(略:ワンチャンスある)
とりま(略:とりあえずまぁ)
といった文字を縮めたものから、
卍「まんじ」(略:調子に乗っている)
などの、もはや身元が特定できないものまであるそうだ。
なるほど、こちらの女子高生の流行語はなんとなく僕の周囲でも耳にすることがある。
流行語になるようなものは、日常会話で使える、ちょっとエッジのきいた言葉なのかもしれない。
埼玉県の流行語を作ってみよう
それであれば埼玉発信の日常会話で使える流行語を作ってはどうだろう?
ということでいくつか考えてみた。
TDK(略:東武動物公園)
使用例:「TDL(東京ディズニーランド)もTDS(東京ディズニーシー)も混んでるから、TDK行かない?」
こうすることで、東武動物公園が夢の国と同列となることに不思議と違和感なくなった。
十万石(じゅうまんごく)(略:十万国饅頭の様に美味しいという意味)
使用例:「なにこのケーキ!十万石ぅ!」
イントネーションとしては「どんだけぇ~」の感じで「じゅうまんごくぅ~」とすればなお良い。
美味しさの度合いをMAX十万として、「この前食べたカレーを十万石とすると、ここのカレーは八万石かな?」という使い方もできる。
鴻巣(こうのす)略:鴻巣行くほど遠いという意味 ~免許の更新に行くのに電車でも遠いし、駅からも遠いことから~
使用例:「片道2時間はさすがに鴻巣だよ」
遠さ以外にも、そこはかとない哀愁を感じさせるのもポイントである。
NK流(エヌ・ケーりゅう)略:NK流の様に掟破りという意味 ~西川口で流行った流派で法律違反であったことから~
使用例:「あいつのパンチ力、そしてあのフットワーク、すべてがNK流だ!」
ダークな言葉がとてもポジティブな言葉に生まれ変わった様に思える。
だうどん 略:山田うどんの様に安いという意味 ~安いし美味いしコスパが良いということから~
使用例:「結局サイゼリアって、だうどんだよね」
全国的な外食チェーン店を、ローカルな外食チェーン店で比喩する高度なテクニックである。
個人的には②の十万石あたりが使いやすいと思うのだがどうだろう。
とりあえず広辞苑に追加されるまで使い続けてみようと思う。
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昼はサラリーマン、夜は町の平和を守るため日々パトロールに余念がない。基本的に1杯目はビールだが2杯目以降はウーロンハイに切り替える健康志向。草加市出身、川口市(西川口)在住。