映画『翔んで埼玉』が日本アカデミー賞最多12部門で優秀賞！日本埼玉化計画が止まらない！
公式ライター : 富築
人気漫画「パタリロ！」の作者・魔夜峰央さんの同名作品を実写映画化した『翔んで埼玉』が、日本アカデミー賞で優秀賞を受賞しました。
映画『翔んで埼玉』が最多12部門で優秀賞！
出典 : 映画『翔んで埼玉』オフィシャルサイト
2020年1月15日、第43回日本アカデミー賞の優秀賞が発表されました。
なんと我らが埼玉を舞台にした作品『翔んで埼玉』は、作品賞や監督賞（武内英樹さん）、主演男優賞（GACKTさん）、主演女優賞（二階堂ふみさん）など、最多12部門で優秀賞を受賞！
ちなみに、二階堂ふみさんは『人間失格 太宰治と3人の女たち』でも優秀助演女優賞を受賞し、ダブル受賞となりました。
『翔んで埼玉』のあらすじをおさらい
長年にわたり、東京都民から迫害を受けてきた埼玉県民たち。
その仕打ちは酷く、通行手形を持っていない者は東京への立ち入りすら許されず、強制送還されてしまうほどでした。
そのような情勢の中、東京屈指の名門校・白鵬堂学院に、アメリカ帰りの眉目麗しい転校生・麻実麗（GACKTさん）がやって来ます。
生徒会長で東京都知事の息子でもある壇ノ浦百美（二階堂ふみさん）も、彼を超一流と認めて歓迎。
いつしか2人は、互いに惹かれ合うようになります。
ところが、ひょんなことから麻実麗が埼玉出身であることが発覚。
百美は思い悩みますが……。
埼玉ポーズも登場！
モデル : 片瀬亜乃
埼玉ポーズは、楽曲「そうだ埼玉」から誕生したポーズです。
埼玉県の鳥であるシラコバトの羽と、埼玉の“玉”を輪っかで表現しています。
映画『翔んで埼玉』にも、この埼玉ポーズが何度も登場。
一時は空前の埼玉ポーズブームが巻き起こりました。
「第10回ロケーションジャパン大賞」でもグランプリを受賞！
出典 : 映画『翔んで埼玉』オフィシャルサイト
日本唯一のロケ地情報誌「ロケーションジャパン」が毎年開催している「ロケーションジャパン大賞」。
過去1年間で、最も地域の盛り上げに貢献した作品とその地域を表彰する、国内唯一のロケ地大賞です。
そんな「エンタメ×地域」の頂点に、映画『翔んで埼玉』と埼玉県が選ばれました（獲得数911ポイント）！
同大賞は、「作品＆ロケ地の支持率」「ロケ地の行楽度」「地域の変化」「撮影サポート度」の4つの観点から評価されます。
『翔んで埼玉』は、19年の新語・流行語大賞にノミネートされたことや、劇場の聖地化、作品をPRすべく地元企業が一丸となったことなどが高得点につながりました。
また、選挙ポスターへの起用により、投票率が30％アップしたことも「地域愛の造成にも繋げた」と評価されたようです。
なお、2位は連続テレビ小説『なつぞら』と北海道十勝エリア（獲得数875ポイント）、3位はドラマ『今日から俺は！！』と栃木県足利市（獲得数803ポイント）でした。
2019年01月09日
そこらへんの草味!?『翔んで埼玉』コラボでとんでもないフードが誕生
コバトン・さいたまっちには県外からも年賀状が
埼玉県の公式マスコットキャラクターである「コバトン」と「さいたまっち」。
20年は彼ら宛てに555枚の年賀状が届いたそうです（1月9日現在）。
他県から届いた年賀状には、「翔んで埼玉でコバトンを知りました」といった内容も。
コバトン、踏み絵にされていましたからね……。
あのシーンは印象的でした。
とはいえ、コバトンたちの知名度が全国的にアップするのは、県民として誇らしいですね！
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美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。
