ニューシャトルの「デイタイム回数券」を使って感じたメリットとデメリット
そうだ埼玉.com公式ライター : うらのしん
うらのしんです。
私も絶賛愛用中のニューシャトルこと、埼玉新都市交通。
「鉄道博物館に行くときに乗る電車」でピンとくる方もいると思いますが・・・
2017年7月1日より「デイタイム回数券」が発売され、ほんの少しだけお得に乗車できるようになりました!
せっかくの機会なので、ニューシャトルのデイタイム回数券を実際に使ってみて感じたメリット/デメリットをまとめてみました。
そもそもニューシャトルの「回数券」って?
通勤・通学でニューシャトルを利用する方を除くと、ほとんどの方が単発(片道or往復)で乗車されているのではないでしょうか。
ニューシャトルは、SuicaやPASMOなどのIC乗車券のほか、定期券や回数券(10枚分の金額で11枚)でも乗車ができます。
1日の中で何度か乗降する場合は、当日に限ってニューシャトルが乗り放題になる「1日フリー乗車券(700円)」を購入するのも手ですね。
1か月の乗車頻度で買うべき乗車券を比較すると・・・
定期券>回数券>フリー乗車券>片道切符
となるのではないでしょうか。
ここに、デイタイム回数券が登場します。
日中に便利な「デイタイム回数券」が発売
7月に入り、2017年7月1日~2017年12月31日の期間限定で「デイタイム回数券」が発売されました。
公式ホームページによれば・・・
・日中時間帯(10:00~16:00)にご利用していただくお客さまに対して、今までよりも1枚お得となる回数乗車券
・大宮までのショッピング、ランチ、カルチャースクール等、データイムのお出かけに便利でお得な回数乗車券
とあります。
私も購入して早速使ってみたところ、いくつか発見がありました。
メリット:鉄道博物館への行き来でお得
ニューシャトルの乗車理由で最も多いと考えられるのが、「鉄道博物館」への行き来です。
2018年には「新館」が建設され、「本館」もリニューアル予定!
出典 : 鉄道博物館
直近だと2017年7月14日に、「鉄道ジオラマ」「鉄道文化ギャラリー」「トレインレストラン 日本食堂」がリニューアルされます!
出典 : 鉄道博物館
家族ぐるみなど、複数で鉄道博物館に行くときは、デイタイム回数券を一緒に購入しちゃうのもアリです!
デメリット その1:自動改札機を通れない
ここからは、残念ながらデメリットが続きます・・・
まず1つ目は、 「自動改札機を通れない」ことです。
これってとても大きなデメリットですよね・・・
通常の回数券であれば自動改札機を通すことができるのですが、デイタイム回数券はそれができません。
デイタイム回数券にも「この乗車券は自動改札は通れません。」とバッチリ書いてあります・・・
回数券はただの厚紙のような素材なので、見た目もちょっとダサいと感じてしまうのは自分だけでしょうか。
デメリット その2:購入時に5分程度かかる
乗車券を購入するときは、「時間がないこと」が多いのではないでしょうか。
私自身も経験がありますが、できれば乗車券の購入に時間を費やしたくないですよね。
残念ながらデイタイム回数券は、発行に時間がかかります。
①窓口で駅員に購入区間を伝える(購入者)
↓
②区間の駅名をスタンプで押す(駅員)
↓
③日付をスタンプで押す(駅員)
という流れのため、大体「5分」くらいかかります。
デイタイム回数券は発売されて間もないため、駅員さんも不慣れなことが予想されるので、購入には時間的な余裕が必要です。
デメリット その3:通常の回数券より少し大きい
これは個人差があるかもしれませんが・・・
デイタイム回数券は、通常の回数券と比較すると若干横幅が大きいんです。
ほんの2ミリほど違いですが、通常の回数券に慣れた身としてはこの2ミリが非常に使いづらい。
1枚1枚切り離したとしてもパスケースに入れづらく、入れたとしても異様に分厚くなってしまうのはネックです。
デイタイム回数券に期待すること
実際に使ってみて感じたことですが、正直使い勝手の悪さは否めません。
試行段階なのかもしれませんが、このご時勢に自動改札機が通れないのはユーザー目線とは言えませんよね。
現在のところデイタイム回数券は「2017年12月31日までの期間限定」のため、2018年に仕様が見直されるのであれば以下の改善は必須かと。
・自動改札機が通れる
・券売機で購入できる
・通常の回数券と同サイズ
いつもはここまで辛口に批評することはないのですが、これもニューシャトルへの「愛」があればこそです(涙)
埼玉新都市交通の社員さん、ご覧になることがありましたらユーザーの声として耳を傾けて下されば幸いです。
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DJ / ブロガー / 子育て奮闘中のパパ。パパ目線でローカルネタを取り上げていきます!さいたま市在住。