ちょっと見栄を張れる！恵比寿のオーダーメイドスーツ・ココアッソ
ライター：なかむらあい
私たち、埼玉県民にとって恵比寿とはどんな街なんでしょうか？
埼玉といっても、私は蕨市という10分電車に乗れば都内になる街で生まれ育ったので、不便だと感じることは今までありません。
しかし、そんな都会っ子？の私でも恵比寿くらいになると違います。
恵比寿といえば……
- 都会でオシャレな街
- 美味しいものと高級なものが集まる場所
そんなイメージを持っている人も多いと思う（私もですけど）。
そんな恵比寿で、オーダーメイドスーツの受注をしているココアッソ（cocoasso）の土方洋さんに色々聞いてきました。
オーダーメイドスーツってどうやって作るの？
恵比寿は都会のイメージがあるものの、意外に埼玉から行くには交通の便が良い場所です。
川越からは埼京線と東武東上線の2線が利用可能（１時間ほど）、大宮からも40〜50分ほどで到着します。
実際にココアッソのスタジオがある恵比寿駅西口は、商業施設がいくつも立ち並び、その1つ1つも何となくオシャレな雰囲気。
駅から徒歩3分、ビルの７階にオーダーメイドスーツのスタジオがあります。
オーダーメイドのスーツを作るというのはどんなイメージでしょうか？
そして、このスタジオ・ココアッソでやることは何か？
そんなことから話を聞いてみましょう！
この人がオーナーの土方洋（通称：ターナー）さん
まずは、このスタジオ・ココアッソにお客さんがきて、作りたいスーツのイメージや着ていきたい場所などを具体的にヒアリングしていくのだそう。
- 毎日スーツ着る人だとしたら、仕事上でどういう印象を与えたいのか？
- ちょっとお出かけするときのジャケットには？
- いけてる人に見られるスーツって具体的に何？
など、お客さんのイメージを引き出していく作業が中心。
ちょっとウザ！って思うくらいアツい思いの源は？
オーダーしたスーツが仕上がるのは後日だということは私でも想像できるのですが、生地を選んだり採寸したりするだけじゃないっていうのが面白いですね。
何にもないところから想像してイメージを膨らませ、お客さんと一緒に作っていくというほうがぴったりの表現かもしれません。
大事なのは、お客さん自身が納得して選べるよう、お客さんの心の声を引き出してくる作業が楽しいんだそう。
私「今の仕事（オーダーメイドスーツ）をしていて良かったな、と思う時ってどんなとき？」
土方「表情が変わるんだよね、その人の。名古屋からオーダーが入るんだけど、その人は今はナンバーワンのトップセールスマンなんだよね。最初は営業の仕事だからって意味で来てくれたんだけど、ここ（ココアッソ）でスーツ作って、どんどん成績が上がってね。だから、もうここ以外のスーツは着ないっていうくらいで」
私「へえ〜すごいね！成績が上がるスーツっていうのかな？」
土方「っていうよりも、成績が上がることでその人の表情が変わってくるし、どんどん輝いていくことが分かるときかな。その人の人生に関わって、その人自身をプロデュースをできる感覚が近いかも」
私「なるほど、見えている部分だけじゃなく、その人（お客さん）自身の見えないニーズみたいなものを引き出せるってことかな？」
土方「うん、というか、その人も気づいてない、その人の良さを拾って形にする仕事。それがオーダーメイドスーツを通して体系として現れるんだよね。だから、そういう瞬間に立ち会えるっていうことがこの仕事やってて良かったなと思える瞬間かな」
確かに、自分にぴったり合うスーツを時間かけて作るのだから、作ろうと思う人の思いやイメージってかなり重要なポイントになりますね。
私も接客の仕事を長くやっているので、お客さんが自覚していない心の声を引き出すって難しいけど、できたらすごく嬉しい瞬間だったりするのは理解できます。
しかし土方さん、話ながっ。
アツい、アツ過ぎる仕事へのこだわりが漏れ出すあまり、自分の言葉で語らないと気がすまないみたいです（笑）
ぴったりのスーツって？Tくん（20代）の場合
この日は、Tくん（20代）のオーダーメイドスーツが仕上がってきたので、その様子をTwitterで実況してみました
ネイビーは、誠実さ、冷静さを表す色。だから惹きつける攻めのスーツも必要 #オーダーメイドスーツ なるほど！知らなかった #ココアッソ pic.twitter.com/x0ybunoYYy
— 宮下藍 なかむらあい (@amiyashita0501h) February 16, 2019
余談ですが土方さんが「この人、（スーツがぴったり）合ってる」と思う人は、ごくまれにしかいないそう。
正しいサイズの正しい着こなしをしている人は、丸の内のようなオフィス街で観察していても1000人に1人いるかどうか。
どこかズレてる（合ってない）なっていう人の方が多いのが現状なんだそうです。
責めスーツ、ぴったり！ 顔色が違って見える！ ターナー @turnerexma やるな！人前に出るときにはどんな風に見えるか？と。。
若者でこれからスタートする人は、印象が大事。覚えてもらえるためのスーツが必要だと思う。 #オーダーメイドスーツ #ココアッソ pic.twitter.com/CwMHHNom04— 宮下藍 なかむらあい (@amiyashita0501h) February 16, 2019
Tくんは、これから新しい仕事に挑戦するときだったので、人前に立ち注目されることが多くなるみたい。
だからこそ、どんな風に見えるか？というのは大事な要素ですよね！
Tくん、20代でぴったりのスーツを着たら、1000人に1人のぴったりの人になれるんじゃない？
一発で記憶に残るかどうか？
顔とスーツ、そういう部分で記憶される。ただのネイビーじゃなく、記憶に残るスーツを作ろう！#オーダーメイドスーツ って色々考えがあるんだね！
合ってるかどうか？その人にピッタリするのかどうか？そこが大事！
#ココアッソ pic.twitter.com/Ky0ZSdxIhe— 宮下藍 なかむらあい (@amiyashita0501h) February 16, 2019
写真を撮られるときに気をつけること。そういうことを伝授してます！
カメラマンの前でどんな風に撮られるのか？そんなことも伝えられる #オーダメイドスーツ
オーダーメイドの証である刺繍の名前を入れる場所も。
初めて知ったよー！ #ココアッソ pic.twitter.com/K27B9v6SU7— 宮下藍 なかむらあい (@amiyashita0501h) February 16, 2019
とこの日は、20代でオーダーメイドスーツを作るという貴重な場面にも立ち会うことができました。
ちなみに、オーダーメイドスーツは高いのでは？という印象を持っている人が多いかもしれませんが、２桁（１０万円）いかずに自分にピッタリのスーツが作ることができます。
紳士服の量販店でちょっと良いスーツを買うのと同じくらいの価格でステキなスーツを作ることができるってこと！
だから、埼玉県民でもちょっと見栄を張れるスーツがここでは手に入るってわけです。
女性ものが出たらジャケット欲しいな〜なんて思う私です。
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埼玉県民こそ「ひとり焼肉美そ乃」に行こう！1切れから注文できるA5和牛専門店に女一人で行ってきた
埼玉県蕨市生まれ。重度のアトピー性皮膚炎の経験から健康オタクになるものの、ストレスを溜めない・とらわれ過ぎないゆるく笑って過ごす生活を目指してます。自然栽培・オーガニック・ナチュラルコスメ・エコなものに興味あり。
