【久喜にハンター現る】川内優輝選手がスーツで地元のマラソン大会を爆走し話題に
そうだ埼玉.com編集部
久喜マラソン大会
3月13日(日)、埼玉県久喜市で第一回目となる久喜マラソン大会が開催されました。
開催場所である久喜市総合運動公園は、第一回目にも関わらず、子供から大人まで、たくさんの人達が、参加者として、またはその応援で参加。
本大会の注目はやっぱりこの人。
埼玉県久喜市出身である公務員ランナー、川内優輝選手!
今日はバッチリ決めたスーツで開会式にご参加。
「ではこのあと着替えて頂いて、川内選手もゲストランナーとしてハーフマラソンに参加されるわけですね!」と司会者に言われていましたが……
スタート地点にいたのは、なんと開会式に出席したままのスーツに、サングラス姿の川内優輝選手。
「え…?スーツで走んの?嘘でしょ…」
異様なオーラを放ちながらスーツでストレッチをしている川内選手に、思わず周りのランナーもたじろぎます。
「着替え忘れたのかな?」
「着替える時間なかったのかな?」
「直前で脱ぐだろ。下にウェアー着てるんじゃね?」
などなど、沿道に押し寄せる大勢の観客者達がザワザワしてるうちに、スタート!
おい……
本当にスーツのまま走りだしたぞ!
この人この間リオ五輪目指して走ってたあの有名な川内優輝選手だよね?
これ完全に「逃走中」のハンターじゃん!
そこにはあの誠実そうで穏やかな川内優輝選手の姿はなく、ただただ獲物を狩りに行くハンターがおりました。
ゲストランナーって市民と和気あいあいとのんびり走ったりするイメージがありましたが、このハンターは爆走です。
このスピードは動画で見ると一目瞭然。
沿道で応援している人達を漏れなく驚かせ、時には「遅刻すんなよー!」とおじさま方からのジョークにも応えつつ、走り去った後の沿道の人達全員を笑顔に変えながら走っていく川内選手。
この日はやはり川内選手目当で来た人も多くいたようですが、折り返し地点である鷲宮神社にいる人達も、この異様に早いスーツ男が川内優輝選手だとは、最初は誰も気付かなかったようです。
待てコラー!
と言わんばかりの気迫で、そのままゴールへ。
こんなので追ってこられたら恐怖しかない……
けど絶対逃げられない。
ゲストランナーに順位は設けられていないようですが、順番では川内選手は3位でゴール。
川内選手のこのスーツダッシュはすぐにTwitterで拡散され話題となりました。
川内優輝さん!スーツ姿で爆走中‼︎ pic.twitter.com/GcOwRWrXlN
— ▽・x・▽ tru2 (@M31007) 2016年3月13日
川内さんスーツありえなーい! pic.twitter.com/bVqNalJEw1
— Morientista Yuka (@ganarLmosa) 2016年3月13日
レース終了後のトークショーで川内優輝選手は、スーツで走ったことに関して、「鷲宮はコスプレの街でもありますし、僕も今日はコスプレで走りました」とお話されていました。
ギネス記録だった?
スーツでハーフのギネス記録が1時間24分らしく、この日の川内選手のタイムはなんと1時間06分だったので、申請していればギネス記録となったかもしれない記録だったとのこと。
サラリーマンのコスプレで、第一回目となる久喜マラソン大会を大いに盛り上げてくれた川内優輝選手。
さすが最強の市民ランナー!
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