50年に1度だけ咲く花がもうすぐ開花!東洋大学川越キャンパス
公式ライター : 富築
川越市鯨井にある東洋大学川越キャンパスで、約5メートルの巨大植物「アオノリュウゼツラン」が開花を迎えようとしています。
アオノリュウゼツランは30年~50年かけて成長した後、1度だけ花を咲かせて枯れてしまう植物です。
そのため、一部では「花を見られるのは一生に1度だけ」とまでいわれているほど。
一般公開も
東洋大学川越キャンパスのアオノリュウゼツランの開花予測は7月15日~25日です。
開花期間は半月程度。
7時30分~17時までは一般公開も行われます。(予約不要)
※詳細は東洋大学のHPに掲載される予定です。
7月20日に見に行ってみたところ、しっかりと花が咲く直前の状態でした。
アオノリュウゼツランとは
出典:Wikipedia / ポルトガルのアオノリュウゼツラン
アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)は、メキシコを中心に自生する「リュウゼツラン」の一種です。
リュウゼツランは、かつて「100年(1世紀)に1度だけ花が咲く」と誤認されていたことから、「century plant(センチュリー・プラント)」とも呼ばれています。
出典:Wikipedia / リュウゼツラン
特徴は、先が鋭くとがった葉からなる大きなロゼット(バラの花びらのように、器官の一部が放射状・らせん状に配列しているもののこと)を形成すること。
そして、そのロゼットの中心から伸びる背の高い茎の先に、筒状の花がたくさん咲きます。
出典:Wikipedia / 大阪府立花の文化園で開花したアオノリュウゼツラン
アオノリュウゼツランは数千の花をつけるといわれていますが、実をつけるのはそのうちの2~3割程度。
残りの花は人口受粉をしても実がなることはありません。
美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。