【喧嘩上等】ゆとり?なにそれ?埼玉県久喜市最大のイベント久喜提燈祭り「天王様」が熱すぎる
そうだ埼玉.com編集部
久喜提燈祭り「天王様」
天明3年(1783年)、浅間山大噴火によって大きな被害を受け、これから立ち直ろうと本町の宮本家の祭礼用山車を借りて町内を曳き廻したのがはじまりといわれる、230余年の歴史と伝統を誇る久喜提燈祭り。
ダイドードリンコ日本の祭り2014に埼玉代表として選ばれた久喜提燈祭り「天王様」は、毎年7月12日、18日の固定日開催で行われており、今年は7月18日が土曜日ということもあって大盛り上がり!
駅前通りは行き交う人で道路がいっぱいに埋まります。
お祭りと言えばやっぱり出店!
りんご飴、かき氷、チョコバナナ、焼き鳥、唐揚げ!
道行く人たちをいい香りが誘います。
そして市内では提燈山車が悠然と練り歩いています。
遠くから見ても目立つこの提燈山車、なんと7.5mもある高さ。
高所恐怖症の人はまず上には乗れないでしょう。。
提燈山車が市内を練り歩けるよう、この辺りの電線は高い位置に張られているそうです。
山車の中にはお囃子の演奏者が乗っていて、大太鼓・小太鼓・笛・かねを演奏しています。
11月28日、久喜市ワンカットワンクッキー1000人一発撮りプロジェクトの主演を務める鶴巻星奈さんが、久喜提燈祭りの歴史を、幼少の頃から提燈祭りに参加されていたという田中暄二久喜市長や、
久喜市祭典委員会会長の新井勝行さんにもお話を伺いました。
夜が近づいてくると、久喜駅西口駅前には久喜提燈祭りのメインイベントを見るために、早くも場所を取り始める人たちがポツポツと。
久喜市最大のイベントと言われる久喜提燈祭りは、20時頃、全ての山車がこの久喜駅西口駅前ロータリーに集合します。
夜になると提燈に火が灯り、お祭りの雰囲気が一層増してきます。
この提燈には本物のろうそくが使用されており、運行時間に合わせ、点火から約4時間燃え続ける特注品なんだとか。
8台の提燈山車が全て駅前に集まってきました。
気が付くと人もすごいことに!
まるでディズニーランドのパレード状態!
喧嘩祭りとも称される久喜の提燈祭りでは、地区の対抗心をむき出しに、巨大な山車のぶつけ合いが始まります。
とんぼと呼ばれる、山車の前についている、方向転換に使用するかじ棒をぶつけ合うと、ガシャン!という激突音が夜空に響き渡り、沿道に集まった観衆から、おおー!!と、まるでスポーツ観戦している球場のような歓声が上がります。
山車が傾いてしまうほどの勢いでぶつけ合い、時には喧嘩にまで発展!
喧嘩祭りと称されているだけあって、久喜提燈祭りは本当に活気のあるお祭りで、近頃の若者は草食系でおとなしくなったなんて誰が言ったんだレベルの威勢の良さです。
怒号!激突!大歓声!
そして鳴り響く太鼓と笛が織りなすお囃子が久喜提燈祭りを盛り上げます。
鶴巻さんも提燈山車のぶつけ合いを恐る恐る観戦。
そして20時50分になると、いよいよ最後の大イベント!全ての山車が勢い良く回り始めます!
提燈山車を回転させるパフォーマンスを披露するのは日本で唯一この久喜提燈祭りだけなんだとか。
埼玉県民なら一度は見ておきたい久喜提燈祭り「天王様」!
ワンカットワンクッキー実現に向けて、まだまだ鶴巻さんの久喜市リポートは続きます!
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