さいたま市RPGローカルディア・クロニクルが深い!クリア後のハイテンションでレビューしてみる
そうだ埼玉.com公式ライター : 富築
現実と幻想の挟間のさいたま市を冒険!
ローカルディア・クロニクルは、iOS/Androidでプレイできるスマホアプリです。
さいたま市大宮区を「ラージシュライン公国」、さいたま市北区を「ノースノース王国」と呼ぶなど、さいたま市(+川越市)を舞台にした「地方創生RPG」です。
世界観はファンタジーそのものですが、マップが実際のさいたま市・川越市とリンクしていて、ゲームを進めるごとに各地の歴史やトリビアに触れていくことになります。
出典:公式Twitter
しかも、幻想世界のさいたま市を冒険できるだけでなく、プレイ中に現実世界で使えるクーポンもゲットできるというお得仕様!
さらにGPSと連携していて、実在の史跡や施設に行ってサクラソウ(ポイント)を集めると、ゲームバランスが崩壊するレベルの強力アイテムも入手できます!
このゲームをやってみたのですが、あまりにも深すぎたので、クリア後のハイテンションで今記事を書いています。
ガチガチの王道RPG!やりこみ要素も満載!
さいたま市が舞台の「地方創生RPG」というと、いかにもネタっぽい感じがしますが、中身はドラクエ系の王道RPGで、往年のRPG好きも納得できるクォリティになっています。
しっかりと計算されたワールドマップに、特殊効果付きの武器。
思わず感情移入してしまう魅力的なキャラクターに、引き込まれるストーリー。
パーティメンバーはそれぞれ得手・不得手がはっきりしているので、バトルでは戦略性が求められます。
そして、GPSと連携したポイント集めや、カジノでのコイン稼ぎ、本編には関係ないダンジョンでの宝探しなど、やりこみ要素もたっぷり。
何より女の子たちが凄く可愛くてカッコいい!
ぜんっぜん、ネタゲーではありません!
地元民はニヤニヤ…県外の人でも違和感なくプレイできる
実在の市区が舞台ということで、随所にローカルネタが散りばめられています。
例えば、防具に「シマムラローブ」があったり、「サンバザール改め、クレアバザールへようこそ!」というセリフがあったり、「十一万五千石まんじゅう」が登場したりなど…
地元民なら思わずニヤッとしてしまうネタが満載。
とはいえ、これらの元ネタが分からなくても普通にプレイ可能です。
私もさいたま市のローカルネタには詳しくありませんが、違和感なく受け入れられました。
なので、埼玉県外の方も安心してプレイしてください!
ストーリーの裏に隠された深すぎる真実と教訓
このゲームは、北方の国(=北区)で出会った主人公とヒロインが、さいたま市の各区の史跡などを訪れつつ、世界の異変の正体を探っていく…、というストーリーです。
この「世界の異変の正体」が判明したとき、私は何とも言えない切なさと虚しさを感じました。
そしてスタッフロール後の文章で、「うわぁぁぁぁぁぁぁ」となりました。
ローカルディア・クロニクルの裏にある真実は、あまりにも重たくて、あまりにも切なかった。
その教訓は、確かに私の心に響いた。
それはもう、勢いでこんな記事を書いてしまうほどに。
久しぶりに、「プレイして良かった!」と心から思える作品に出会いました。
受賞歴もすごい
ローカルディア・クロニクルは、2016年5月3日に初版をリリースしました。
リリース前年の2015年には、さいたま市ニュービジネス大賞2015のビジネスプラン賞を受賞。
埼玉県経営革新計画承認事業に認定されていて、テレビでも特集されました。
ローカルディア・クロニクルあるあるの問題点に私が補足する
出典:公式Twitter
(1)課金しないとダメ?
課金しなくても最後までプレイできますが、課金することを強くおすすめします。
ただ課金と言っても、序盤に480円支払えば十分。
「良作ゲームを480円で買った」と思えば安いもんです。
(2)敵が強すぎる
私も初版のときは敵が強すぎて詰みました。
しかし現バージョンでは、シビアな戦闘時にお助けキャラが加わるなど、戦闘バランスが修正されています。
もしそれでも辛い場合は、「経験値2倍」「リル2倍」のアビリティを装備して、経験値とお金を稼いで解決しましょう。
(3)エンカウント(敵キャラ遭遇)率が高すぎる
「エンカウントなし」のアビリティを装備すると快適に冒険できます。
(4)動作がもっさりしている
確かに初版はもっさりでしたが、現バージョンはかなりサクサク動きます。
戦闘シーンも早送りできるようになりました。
(5)ヒントが少ない、次に行くべき場所が分からない
各街の教会でナビゲーションしてもらえます。
(6)アビリティルビーが足りない
480円の課金で入手できるアビリティルビー×15では、全てのアビリティを購入できません。
ただ、購入したアビリティは後で「売る」ことが可能なので、あまり使っていないものは売却してルビーに戻すなど、上手くやりくりしましょう。
GooglePlayでも評価が高く、続編のリリースも決定しているアツいRPGです。
さあ、さいたま市を冒険しよう!
※レビューはネタバレが多いので注意!
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美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。