曼珠沙華の巾着田、有料期間中の写真撮影ルールが厳しくなります
公式ライター : 富築
毎年、30万人近い観光客が訪れる、日本最大級 500万本の曼殊沙華が群生する、日高市の巾着田。
9月中旬頃になると、直径約500メートル、面積約22ヘクタールの敷地内に真っ赤な曼珠沙華(まんじゅしゃげ=彼岸花)が咲き乱れます。
その光景が写真映えすることから、巾着田は撮影スポットとしても人気を集めています。
また、17年9月20日には、天皇皇后両陛下も行幸啓で巾着田を訪問され、満開の曼殊沙華を楽しまれました。
↓巾着田を100倍楽しむためのポイントはこちら!
2016年09月14日
日本一の曼珠沙華群生地!巾着田の曼珠沙華まつりに出かけよう!【日高市】
巾着田へのアクセス
曼殊沙華まつり
期間 : 9月15日~9月30日
時間 : 9時~16時30分(開花状況によって変更あり)
料金 : 期間中のみ一人300円(期間外は無料)
住所 : 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
駐車場 : あり
※期間中は周辺道路(県道川越日高線、国道299号線、国道407号線)が10㎞以上渋滞してしまうこともあり、駐車場の台数にも限りがあるため、電車の利用を推奨しています
電車 : 西武池袋線「高麗(こま)駅」から徒歩15分
バス : 曼珠沙華まつり期間中は、巾着田入口~高麗神社~日高市役所間で無料シャトルバスあり
↓帰りに温泉にも寄っちゃいましょう!
2017年05月31日
天然温泉かけ流し!飯能の宮沢湖温泉 喜楽里 別邸の魅力
西武池袋線「飯能駅」からバスで10分、巾着田から車で15分です!
18年から有料入場期間中の撮影ルールが厳しくなりました
18年から曼殊沙華開花期間(有料入場期間)中の三脚(一脚やライトスタンドも含む)の使用が不可となります。
曼珠沙華開花期間(有料入場期間)中の三脚等の使用禁止について
曼珠沙華開花中は、曼珠沙華群生地内への入場は有料となります。開花期間中の群生地内での三脚(一脚、ライトスタンド含)等については終日使用禁止となります。ご持参されてもお預かりできる場所はございませんので、ご注意ください。
引用:巾着田公式サイト「ひだか 巾着田」
また、こちらには書かれていませんが、事務局によれば「シャボン玉の使用もNG」(シャボン液が曼殊沙華に付着してしまうため)とのことです。
元・地元民で、毎年巾着田を訪れている人間としては、「もっと早くそうしていれば良かったのに」というのが正直な感想ですね……。
16年頃から撮影者のマナーの悪化が目立った
もともと巾着田は“隠れた絶景スポット”という立ち位置でした。
しかし、2~3年前からはSNSの普及により、全国から注目される写真撮影スポットへと変わっていったのです。
そのこと自体は喜ばしいのですが、撮影者が急増したことで、基本的なルールを守らない人の割合も増加していきました。
- 立ち入り禁止のロープが張られているにもかかわらず、曼殊沙華が群生しているエリアに三脚を入れて撮影する人
- 狭い通路を占拠して、長時間にわたり撮影し続ける人
- 曼殊沙華の群生エリアに寝転がって写真を撮る人(起き上がった後、花が押しつぶされていました)
- 持ち帰り専用の曼殊沙華があるにもかかわらず、群生エリアの花を手折って撮影小物として利用する人
……などなど、あげればキリがありません。
特に去年、17年度の曼殊沙華まつり期間中は無法地帯と化していました。
花を守ることを最優先に考えて
もちろん巾着田で写真撮影をしていた全員が、上であげたような常識外の行動をとっていたわけではありません。
ほとんどの人はルールの範囲内で撮影を楽しんでいたと思います。
こういった時、コスプレイヤーさんがよく槍玉にあげられますが、少なくとも私がすれ違った方たちはきちんとルールを守っていました。
綺麗な写真が撮れるのは、曼殊沙華が生き生きと咲いているからこそです。
来年もまた巾着田で撮影したいのであれば、花を守ることを何よりも優先し、ルールの範囲内で行動するようにしてください。
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美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。