【熊本地震支援】今、被災地に物資を届けるにはどの方法が良いか考えてみた
そうだ埼玉.com公式ライター：宮本ノウル
九州・熊本を中心とした震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。また被災された方が一日も早く日常を取り戻されることを心より祈念いたします。
本記事は、あくまでライター本人の責任と判断で行動したことを書いています。緊急を要する事案あり、また少なくない方々が方策を模索している状況で記事にいたしましたが、決して同様の行動を推奨するものではありません。万が一同様のことをなされる場合は、読者の皆様がしっかりと本記事に記載されている情報を吟味し、ご自身の責任下で行動して頂けますようお願い申し上げます。また本記事は、平成28年4月18日午後4時現在の状況下において書かれていることも併記しておきます。
今自分にできること
震災のニュースを見て、自分に何が出来るかを考えてみた。
現在はボランティアを受け付けてはいない。
テレビでは水やオムツ、生理用品等の物資が不足しているという情報が流れてくる。
熊本市のHPでも不足している物資についての支援を要請している。
物資が不足、しかしどこも荷受停止
しかし、運送会社も熊本地域への集配をまだ停止（荷受停止）している。
ヤマト運輸。
佐川急便。
Facebookで支援を呼びかけている池田親生さん
どうすれば、今この時点で物資を求めている方々に、必要なものを届けることが出来るのか？
ネット上には様々な支援情報があふれている。
その中で筆者は、Facebook上で紹介されていた一人の方の「行動」に目が止まった。
FacebookやTwitterなどで支援の呼びかけなどの情報拡散を行っている、池田親生さん。
直接、知る方ではない。
読者の方がfacebookをやっている方ならば、直接見て判断してほしい。
この方は、福岡県の運送会社に物資を集め、被災地に直接届けているらしい。
ここだ、と思った。
ここに物資を送れば、被災者のもとに届く可能性が高いのではないだろうか。
facebook上に、福岡県の物資送り先が記載されている。
もっと良いのは、彼と同じチームである「橋本さん」がamazonで、「ウィッシュリスト」を作成している。
これは「プレゼントとして欲しいもの」を登録するページであり、このページを経由してamazonから購入すれば、福岡の集荷地点に物資が届く手筈になっている。
そのページがこちら。
このページには、水、赤ちゃん用ミルク、紙おむつ（子ども用）、アルファ米、缶詰やフリカケ、トイレットペーパーに生理用品、ウェットティッシュなど、今、必要とされている物資が一覧化されている。
必要個数を書いてあり、現在の状況も一目でわかる。
最優先で欲しいのは「水」とのこと。
クリック3回で購入配送することが出来る。
さっそく、筆者も購入した。
「送り先」の名前が、池田さんにはなっていない。
しかしこの橋本さんは、池田さんのfacebookページによれば、福岡の運送会社で送られてきた物資を仕分けしている方として紹介されている。
すべては、自己責任。
なので、この方法を推奨する訳ではない。
忙しく、それどころではないと思いつつ、facebookページに記載されている電話番号に電話してみた。
ずっと、話し中。facebookを通じてメッセージを送ってみた。現時点で、返事はない。
でも、送った。とりあえず、送ってみた。
ちなみにこの方法で支援した場合、支援物資が細かく小分けに届く形ではない。
ウィッシュリストを作成した側が、どの程度まとまったら配送を希望する、みたいな形で事前に登録しておくことが出来るらしい。
被災地を支援する方法は他にも沢山あるし、沈黙も時に支援になり得ることも知っている。
それでも何かをしたくなるのは、東日本大震災から5年、何度も被災地である南三陸町にボランティアとして足を運び、地元の方々たちと友達になり、今でも電話したり、お祭りに遊びにいったりする自分として、まず出来ることをしたいと思ったからだ。
この池田さんの他にも、物資を一旦集積し、被災地へ運んでいる団体や個人の方もいらっしゃる模様。
まずは、しっかりと支援要請内容を確認し、「過度な支援」にならないようしっかりと判断し行動することが必要かと思う。
本記事は、あくまで個人的な行動の記録。
皆さんの参考になればと、切に祈っています。
そうだ埼玉.com公式ライター : 宮本ノウル
某グルメサイトの大宮地区1位の経歴を活かし、埼玉のB級グルメ情報、お役立ち情報を中心に執筆する、不惑の会社員。
埼玉県さいたま市在住
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