【動画】ゆるキャラ(R)グランプリ全国5位の人気は本物だった【ふっかちゃん / そうだ埼玉撮影】
ゆるキャラ(R)グランプリ2012で全国第5位を獲得したふっかちゃん
ふっかちゃんのデザインは全国から募り、1406通も集まった作品の中から、東京都在住の主婦、市原麻奈美さんの作品が採用され、2010年に生まれた深谷市のゆるキャラです。
デザインにあしらわれているのは埼玉が誇る特産物「深谷ねぎ」。深谷ねぎは一年中収穫でき、収穫期によって「春ねぎ」「夏ねぎ」「秋冬ねぎ」と分かれるんですが、深谷ねぎの旬は、寒さで甘みが増す12月頃から出荷が始まる「秋冬ねぎ」で、甘くてやわらかいのが深谷ねぎの特徴です。キャッチコピーは「少し贅沢 深谷ねぎ」。
ふっかちゃんのデザイナー市原麻奈美さんは蓮田市のゆるキャラ「はすぴぃ」を作った人でもあった!
ふっかちゃんのデザインをした市原麻奈美さんは、蓮田市のゆるキャラ一般公募でも採用された「はすぴぃ」の生みの親でもあるんです。他にも、北海道上川郡東神楽町マスコットキャラクター「かぐらっきー」や、町田市立図書館新キャラクター「よむぽん」の制作者でもあり、まさにゆるキャラ職人といったところでしょうか。
人気の少ないねぎ畑での撮影…だったのにいつの間にかたくさんの子供たちが!
深谷のねぎ畑で撮影準備をしている時、隣の農家のおじさんに「なにやってんだい?」と話しかけられました。こういう映像を作ってて、今からふっかちゃんの撮影なんです、ちょっと少しお騒がせするかもしれません、すいません、と話すと「あーそうかい~。いーよいーよ、ゆっくりやりな~」とニッコリ。人の温かさが身にしみます。単純な私はそれだけで、深谷はいい人が多いな~と思ってしまいます。
カメラの準備をしているといつの間にか小学生達に取り囲まれていました。ふっかちゃんが登場するとその数はいよいよ増幅。数分前まで車一台通らない、その農家のおじさん 以外人っ子一人いない雰囲気だったのに、どこから現れたのか、ピーク時は30人くらいの子供たちが集まっていたように思います。
お母さん方が「今撮影してるみたいだから、邪魔しちゃダメよ」と子供達を制止すると、子供達は少し離れた所から、ふっかちゃんを愛おしそうに眺めていました。
一緒に踊ってくれたのは深谷ねぎまつり実行委員会とミルクおやじ!
ミルクおやじさんは、「ミルクおやじ」の名で2011年深谷市議選に無所属で立候補し当選した元酪農家の方です。立候補前から自作の牛乳応援歌を「乳ミュージック」と名付けて音楽活動もしていたそうで、かなりアクティブな方のようですね。現在も「日本でただ一人のゆるキャラシンガーソングライター」と称し、深谷市議会議員として活躍されているそうです。
深谷市役所の方々にもご協力頂き、撮影は無事終わりました!
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中