2020年07月08日

2021年が埼玉県にとって超重要な年であること知ってた?

2021年が埼玉県にとって超重要な年であること知ってた?

公式ライター : シオ・コージ

2020年も上半期が終了、後半戦に突入した。

コロナ騒ぎに振り回されているちにあれよあれよという間に半年が経ってしまったという方も多いのではないだろうか。

今後もまだまだ油断できない状況だが、せめてこの先希望をつないでいくために、少し気が早いが半年後の2021年に目を向けてみよう。

実は我が埼玉県にとって2021年は記念すべきメモリアル・イヤーなのだ。


県が誕生して150年!

埼玉県は明治4年(1871年)の廃藩置県令により誕生した。

つまり来年2021年は、埼玉県ができて150周年の節目にあたるのだ。

ちなみに、施行されたのは11月14日。

この日は現在では「埼玉県民の日」となっており、学校や仕事が休みになった県民たちが埼玉の飛び地、池袋に大挙して遊びに繰り出す日ともなっている。

そんな埼玉県は来年2021年に向け、県の魅力を発信しようと現在さまざまなプロジェクトが進行中だ。

ユニークなコラボデザインの数々!


そのひとつが埼玉誕生150周年限定デザイン」。

羽生市でゆるキャラサミット(現在では「世界キャラクターさみっと」に改称)も開かれるなど、埼玉はマスコットキャラクタ―と縁の深い土地柄。

そのせいか、県のマスコットも「コバトン」と「さいたまっち」2体(2羽?)が活躍している。

コバトンは埼玉県の鳥、シラコバトがモデル。あまり鳥には見えないのはひとえに筆者の画力のなさだ。

さいたまっちは二代目マスコット。コバトンと瓜二つだが正体は不明、性別も不明の生き物らしい。

2014年の11月14日、県民の日にデビュー。キャラデザインはバナナマン・設楽統さんの考案だ。

この2体(2羽?)が「埼玉誕生150周年限定デザイン」で県内40の市、10の町、1つの村それぞれのマスコットと共演をはたしている。




ダウンロードして使ってみよう!

いくつか例を挙げてみると、筆者の地元春日部市では伝統行事「大凧あげ」にちなんだ「大凧を囲むコバトンとさいたまっち」。

せんべいで有名な草加市では市のマスコット「パリポリ君」と一緒に草加せんべいにかじりつくコバトンたち。

ネギの産地で宮内庁が管理する鴨場もある越谷市では市のマスコット、ネギを背負った「ガーヤちゃん」とともにカモ鍋(推定)を食するコバトンたち。

「カモがネギしょってやってくる」などという言葉もあるが「ガーヤちゃん」の姿はまさにそのもの。ところでガーヤちゃんが鴨鍋食べたら共食いにならないだろうか……?

ディスリはともかく、これらのユニークなイラストが県の公式ホームページ「マスコット公式デザイン集」に、勢ぞろいしている。あなたのお住まいの地域のキャラを探してみよう。

さらにさらに、これらのデザインはHPからダウンロードして使うこともできる。

名刺にイラストとして入れるのもよし、自分のSNSアカウントのアイコンに使用するのもよし、埼玉県民としての誇りやアイデンティティも一気に強化されることだろう。

無料で使用OKで、商業目的の場合は申請が必要だ。

というわけで筆者もオリジナルのコラボイラストをいくつか考えてみた。

・春日部名物の大凧の足に宙づりになり空を舞うコバトン

 


・草加名物手焼きせんべいでクチバシをやけどするコバトン。

 


・ガーヤちゃんを鍋に入れてカモ鍋をつくるコバトンとさいたまっち。

 

そうだ埼玉.comにふさわしいディスリ目線のイラスト、いかがだろう。もちろん埼玉県非公式だ。

勝手にダウンロードして使っていただいてけっこうだが、郷土愛を疑われるかもしれないのでご注意を。

郷土愛あふれるオリジナル動画も受付中!

自虐ネタはこれぐらいにして、最後にマジメなお知らせを。

埼玉誕生150周年を来年にひかえ、県ではツイッターやフェイスブックなど各種SNSに専用ページを開設、情報をUPしている。

Tic-tokの専用ページでは埼玉に関する動画の投稿を広く受けつけている。ハッシュタグ「#埼玉誕生150周年」「#2021年」をつけてユニークなオリジナル動画を送ってみよう。

コロナの動向はまだしばらく油断がならないが、来年2021年はメモリアルイヤーを迎える埼玉。

どうか残り半年乗りきって華麗なる復活を期待したい。

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シオ・コージ

サイタマの片隅に生えた雑草ライター。県東部の地域フリーペーパーを中心に執筆。得意ジャンルは本、映画、音楽などですが、書く場所がなくてもっぱら個人ブログで発表。春日部市在住。



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