元祖塩スイーツ!?埼玉県久喜市の塩あんびんが食べてみたすぎる
塩あんびんとは?
塩あんびんとは、埼玉県北東部で古くから食べられている郷土餅菓子で、砂糖を一切使用せず、塩だけで練り上げた小豆あんを包んだお餅です。砂糖が貴重な時代に小豆本来のうま味を塩で引き出すという、昔の人の知恵なんだとか。
「あんびん(ぴん)」を漢字で書くと「塩餅」で、「塩梅(あんばい)を見る」の「あん」、中国語の餅の意味である「ピン」からきているとも言われています。
一時期、塩チョコや塩キャラメルなど、塩スイーツが流行しましたが、埼玉ではずっと昔から、塩を使った甘いお菓子が存在していたんですね。
秘密のケンミンSHOWにも出演した埼玉県久喜市の愛宕茶屋!
写真は久喜市にある愛宕茶屋より。ここに行けば間違いない塩あんびんが食べられます。2012年には秘密のケンミンSHOWにもご出演されていたそうです。
お砂糖をつけて食べるのが一般的らしいですが、焼いて砂糖醤油で食べたり、お雑煮に入れたり、色々な食べ方があるそう。最初は塩味にびっくりする人も多いようですが、通はそのまま食べるそうです。
通じゃないけど、まずはそのまま食べてみたい!?
全国のお餅を紹介する「もちくん」でも塩あんびんが埼玉代表!
全国のお餅を紹介する「もちくん」というキャラクターサイトがあり、ここでは全国のお餅が、親しみやすいマスコットキャラクター化して紹介されていて、埼玉からはこの塩あんびんが、「しあびん」という名で紹介されています!
埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中