2014年12月01日

「なにげに」は埼玉弁だった!?

「なにげに」は埼玉弁だった!?

情報提供者 よしみさん


「なにげに」「何気に」は埼玉弁?

現在の埼玉県で日常的に方言を聞く機会はあまりなく、「博多弁」「大阪弁」と言われるとイメージ出来ますが、「埼玉弁」でイメージできるものはありません。

埼玉県は東京のベッドタウン化が加速してきたことで、東京の若者言葉は埼玉県の若年層に強い影響を与え言葉も同化してきたと言われていますが、「都道府県別・全国方言小辞典」(「埼玉県」井上史雄、鑓水兼貴、篠田勝夫、佐藤亮一編)によると、この「なにげに」「何気に」という言葉は、埼玉県の若年層で先に広まって東京の若者言葉に影響を与えたんだとか。




「そうだ埼玉」の歌詞にも「なにげに」は登場していた

ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、本サイト「そうだ埼玉.com」が出来たきっかけともいえる「そうだ埼玉」の歌詞にも、「なにげに市の数日本一(区切りすぎ)」という歌詞が登場しています。

0:34~伊奈学園総合高等学校 吹奏楽部 出演箇所
(YouTube画面右下にある字幕アイコンをクリックすると歌詞が表示されます)

「なにげに」は、日常会話でもTVでも使われているので意識したことがなかったですが、まさか埼玉弁説があるとは意外。

なぜ埼玉から「なにげに」という言葉が発祥したんでしょう…。そんなことを言い始めたら全ての方言も不思議ですが…

情報提供者のよしみさん、ありがとうございました!

埼玉は幸塊(さきたま)が由来

北辰テストは埼玉県にしかない

成人式は埼玉県蕨市が発祥

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