埼玉disり漫画「翔んで埼玉」予約殺到で20万部重版決定!驚愕の中身を一部公開!
1980年代に発表された魔夜峰央先生による漫画「翔んで埼玉」。
今年11月頃より「月曜から夜ふかし」など各メディアで話題となり、
伝説の埼玉disり漫画「翔んで埼玉」が復刊される!「生まれも育ちも埼玉だなんて、おお、おぞましい」
2015年12月17日に2万5000部の発行部数で復刊が決定していましたが、予想を超える予約が殺到し、発売日を12月24日に延期し、発売前からいきなり20万部の重版が決定しました。
「翔んで埼玉」というワードは、2015年埼玉Google埼玉県検索ランキング2015で四位にランクインしていて、現在大変話題になっているんです。
この「翔んで埼玉」、そうだ埼玉.comが特別に掲載許可をもらい、当サイトからいち早くその驚愕の中身をお伝えします。
こちらがネットでも話題となった問題の一コマ。
「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
「そこらへんの草でも食わせておけ!埼玉県民ならそれで治る!」
治るか!
この辺りの描写だけでも、この漫画の埼玉disりパワーがどれくらいのものかが分かると思います。
本誌に掲載されている著者あとがきによれば、魔夜先生は新潟県出身で、仕事の量が増えてきた1980年代、東京に越そうと思った時に、「同業者が多く住み、交通の便もいい西武線沿線がいい」という編集長のアドバイスに従い、埼玉県所沢市に転居したそうです。
しかし実際越してみると、なんとその編集長と編集部長が車で10分の距離に住んでいたことが分かり、締め切りが遅れようものならすぐに編集部長が「連載打ち切り!」と怒鳴りこんでくるのではないかというプレッシャーの中、この恐ろしい所沢市、そして埼玉全体をおちょくったら面白いかも、といった逆行の中の漫画家根性で生み出されたものらしく、(埼玉県所沢市で)色んな人に見張られているというストレスを緩和するためのあがきだったのかもしれない、と語っています。
だからか、特に所沢市への描写はすごいことになっています。
ヤンマー耕耘機にあこがれる所沢のナウイギャルが大変なことになってます。
もちろん、埼玉県全体の描写もすごく、
埼玉県民は山手線に乗ることも三越に行くことも許されません。
しかし、もっとすごいのは、茨城県の描写。
気の弱い女性は「茨城」という地名を聞いただけで卒倒してしまうという。呪文じゃないんだから。しかもなんか化石みたいなのが普通に転がってるし。
「埼玉版ロミオとジュリエット」「都会と地方、県境で引き裂かれた愛する二人の逃避行」という美しい設定の中で描かれる埼玉県へのdisりがすごすぎてとにかく面白い!
約30年の歳月を経て、問題作「翔んで埼玉」、まもなく復刊です!
一部書店では既に購入できるところもあるようです!
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中