2018年11月22日

埼玉は鼻で笑われる?『ホンマでっか!?TV』埼玉議論に物申す

埼玉は鼻で笑われる?『ホンマでっか!?TV』埼玉議論に物申す

ライター : シオ・コージ

明石家さんまが司会をつとめるフジテレビ系のバラエティ『ほんまでっかTV』

11月7日(水)の放送は「埼玉県出身というだけで鼻で笑われる件」を語りあうという企画。

これは埼玉県人としては見ないわけにはいかない! とチャンネルを合わせてみた。




埼玉県人の主張

スタジオには、埼玉にゆかりのあるタレントが大集合。

お笑い芸人の土田晃之、ハウンドドッグのボーカル大友康平、タレントの若槻千夏などジャンルもさまざま。幅広い分野で埼玉県人が活躍していることを感じさせる。埼玉は人材豊富な土地柄なのだ。

「埼玉県は見るところがない、観光名所も少ない」
「休みの日に埼玉県民は埼玉にいない。東京や千葉のディズニーランドへ行ってしまう」

など、埼玉の弱点がヤリ玉に上がる。

「埼玉は河川の面積が全国ナンバーワン」と土田がお得意のうんちくを披露すれば、熱きロッカー大友は「川越は都心まで電車で30分だよ!」と絶叫。

本川越駅

若槻千夏は番組アシスタント、加藤綾子アナが実は埼玉県三郷市出身だと暴露。

「出身を隠して東京人ぶっている。埼玉県人ならI♥埼玉のTシャツを着るべきだ」とカトパンをディスった。

杉戸町出身の北陽・虻川は「ゆるキャラが多すぎ、埼玉のイメージが統一しにくいのでは」と指摘。いわれてみればもっともだ。

他県民「名前を変えろ」

評論家の方々からもさまざまな意見が。

「埼玉という名前がよくない。伸ばす音を入れるとかっこいいイメージになる」

という無茶なイメージアップ案も出る。

いまさら県名を変えろというのか。四国・香川が「うどん県」に改名しようとしたときの騒ぎを思い出す。香川が「うどん県」なら埼玉はさしづめ「山田うどん県」なのか……?

マツコ「埼玉がうらやましい」

マツコ・デラックスは千葉県出身なのに「埼玉がうらやましい」と発言。

千葉は埼玉ほどいじられるポイントがない」という。あの辛口のマツコが埼玉の肩を持つとは意外だった。

もっともマツコは埼玉を持ち上げつつ、返す刀で出身県の千葉をディスって笑いをとっていたので、これも巧妙な自虐ギャグなのかもしれない。

マツコといえばテレビ朝日の『夜の巷を徘徊する』という番組で草加市の独協大学前(旧松原団地)駅の周辺を徘徊していた。意外に埼玉びいきのようだ。




埼玉の由来は幸魂?

マツコはさらに

「埼玉はさきたま古墳など歴史があるのに、県民は地元のすごさに気づいていない」と批判、専門家からも「歴史、文化、学芸に力を入れない埼玉は立ちあがれない」とキビしい意見が出る。

ちなみに埼玉のシンボルマークはさきたま古墳から出土した「まが玉」がもとなのは埼玉県人なら常識。

埼玉の古名「さきたま」には「さき」=「幸い」、「たま」=「魂」で幸魂という説もあるそうだ。

なんだか縁起がよさそうではないか。

「幸魂」を英訳してハッピーソウルフル埼玉県」なんてキャッチコピーはいかがだろう。

ウルフルズの曲あたりにありそうなフレーズだけど。

埼玉が住みたい街ランキング上位に

番組で発表された「住みたい街ランキング」の調査結果も、埼玉県の幸福度の高さを証明することとなった。

このちょっとイヤミなランキングは、毎回あの吉祥寺がトップをかっさらうことでも有名だが、今回はなんと10位に浦和、9位に大宮があいついでランクイン。ファンファーレが鳴り響き、思わず小躍りする埼玉勢の面々。

住みたい街に選ばれた理由は「生活しやすい、幸福度が高い」だったそうだ。

埼玉県人、意外に幸せな人生をおくっているらしい。小市民的幸福だろうけど(笑)

そんな埼玉、恋愛に関しては他県をリード。少子化が叫ばれるなかで本県はひとすじの光明となるかもしれない。まさにハッピーソウルフルだ。

上田埼玉県知事の主張

コーナーの最後では埼玉県の上田知事もビデオ出演。

「埼玉はどこからでも主要ターミナルまで30分」とアピール。

でもどことなく地味な感じだった(個人の感想です)。

「埼玉県はPR下手」と定評があるが、はからずもそれを体現してしまった印象だ。

最近はタレント出身の知事や、「スナバコーヒー」が話題となった島根県のように、思いきったPR策に出る自治体も多い。埼玉県にもがんばっていただきたい。

番組を見て、埼玉出身タレントさんたちもぼくら一般の県民とメンタリティはさほど変わらないなーと感じた。

有名人でありながら郷土をけなされても意外と平気なのは、やはり県民性からくるものだろうか。

この謎については、当サイト主宰の鷺谷政明がこのたび出版した『埼玉県人はなぜディスられても平気なのか?』を読んでじっくり考えたい、と最後にちょっとだけ宣伝。

今後もテレビや新聞雑誌など、マスメディア上に流通するわが県の風評をウォッチングしていこうと思います!

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シオ・コージ

五十代にもなってフリーライター兼フリーター。埼玉県東部の地域フリーペーパーを中心に執筆。得意ジャンルは本、映画、音楽などですが、書く場所がなくてもっぱら個人ブログで発表。春日部市在住。



関連リンク


ホンマでっか?TV

https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

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