埼玉県和光市に世界的発見に因んだ「ニホニウム通り」ができる!
そうだ埼玉.com公式ライター : Anna79
先日、理化学研究所が新しい元素を発見し、それがニホニウムと名付けられました。
「ニホン」で発見されたことから「ニホニウム」となったようですが、実はこの新元素に因んだ通りが埼玉県にできるんです!
ニホニウムって何?
出典:世界イベント通信
そもそも、ニホニウムとは一体何なのでしょうか。
ニホニウムは原子番号113番目の元素で、Nhと表記されます。
原子といえば水素(H)やヘリウム(He)などはご存知ではないでしょうか?高校の時に、「すい、へー、りー、べー、ぼくのふね…」なんて元素番号を覚えた方も多いと思います。この元素の113番目にあたるものが、今回発見されたニホニウムです。
もともと2004年にはロシアとアメリカの研究チームが存在を観測はしていましたが、命名権を獲得するまでには至ってはいませんでした。
その後日本の理化学研究所は合成に成功し、2012年にはそれが113番目の元素だということも証明しました。
そこで今回、アジアでも初となる元素の命名権を得られることが出来たんです。
この研究を続けていたチームのリーダーである森田浩介教授は、税金を使って発見できたものなので、感謝の気持ちを込めてこの名前をつけたようです。
また、日本の名前がついた元素があることで、日本の中高生が科学に興味を持ってもらえればと期待しているとしています。
なぜ埼玉県にニホニウム通りが出来る?
出典:世界イベント通信
さてこのニホニウムの命名お祝いして、和光市のある通りをニホニウム通りと名付けることになりました!
実はこの道は、和光市駅と、ニホニウムを発見した埼玉県和光市にある理化学研究所本部を結ぶ通りだったんです!
この世界的発見は埼玉県和光市で起きていたんですね。というか、理研の本部って埼玉県だったんですね。
他にも「理研通り」や「113ストリート」などの案がありましたが、市民投票によりニホニウム通りに決まりました。
通りの命名の他にも、駅前にモニュメントが出来るなど、今後和光市はニホニウムをきっかけにどんどん盛り上がっていきそうですね!
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東京で生まれ、一瞬神奈川に住み、千葉で育ち、現在埼玉に住んでいます。グルメ情報やイベント、美容に関する、埼玉ならではの記事を皆さんにお届けします!埼玉県草加市在住