埼玉県で人並みの生活するには年収600万!?複業家による解決法
公式ライター : なかのの夫
いきなりセンシティブな質問ですが、
あなたの年収はおいくらですか?
そして、その年収で、あなたは満足できる生活を送っていますか?
ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、昨年の4月に埼玉県労働組合連合会(埼労連)が「埼玉で人並みの生活するには、年収600万円が必要」と発表しました。
Twitter界隈でも賑わったこのニュースを、埼玉県民のあなたはどう捉えましたか?
僕個人は「確かに。その通りかも」と思いました。
そして、以前からそう思っていたからこそ、早めに「対策」を始めていました。
この記事では、ちょっとセンシティブな年収に関わるこのニュースを紹介しつつ、
- 埼玉県民の平均年収とのギャップはどれくらいなのか?
- どう対処したらいいのか?
大きくこの2点について、複業パパとして活動している僕の見解を交えてお話しようと思います!
「埼玉県で人並みの生活するには年収600万」のニュースについて
はじめに、当該ニュースについてもう少し掘り下げてみようと思います。
まず、ニュース記事は以下のもの。
埼玉で人並みの生活、月収50万円必要 県労連が調査(朝日新聞デジタル)
まとめると、こんな感じです。
40代・50代ではさらに上昇!!
さらに、40代・50代と年齢が上がるにつれて、必要な年収はガツンと上がります。
先程の画像にもあるように、
- 40代:647万円
- 50代:821万円
…が必要になるそうです。
この理由としては、子どもが高校、大学と進学するに連れて学費がかさむため。
40代では学費が月4万円、50代になればそれが13万円にまではね上がります。
※東京の私大に通わせる前提での試算
これに交通費や娯楽代もかさんでくるので、40代→50代の上がり幅が半端なく上昇するわけですね……
すでに学歴社会はオワコンなので、大学に入る価値は今後どんどん落ちてきますし、実際はもう少し節約できるところもあるとは思います。
が、それでも、今現在の状況で言えば、僕個人はまぁまぁ納得できる数字かなと思いました。
実際は600万円以下の層がほとんど
では「埼玉県で人並みの生活するには年収600万が必要」が現実的な話だと仮定して、果たして実際はどれくらいの埼玉県民がそれを実現しているのでしょうか?
188万円もの開きがある!!
結論から言えば、ほとんどの人は実現できてません。
まず、先程引用した画像にもありましたが、30代埼玉県民の平均年収は411万円です。
※出典:朝日新聞デジタル
40代でも500万に届かず、50代でも545万円です。
それぞれ年収の開きは、
- 30代:188万円
- 40代:162万円
- 50代:276万円
これだけの開きがあるのが現実です……
別の調査でも厳しい結果が!!
また、別の「アラフォー世帯の平均世帯年収が600万円を超える県」という調査もありますが、こちらでも厳しい結果が出ています。
同調査によれば、世帯年収が600万円を超える都道府県は全国で3県だけ。
その中に
埼玉県は入っていません。
※東京都、神奈川県、大阪府だけ
世帯年収でみても,苦しくなっているな。共働きが増えているけれど。 pic.twitter.com/btkifql2sq
— 舞田敏彦 (@tmaita77) February 22, 2018
富裕層を目指す個人投資家のブログによれば、総務省統計局がまとめた2013年の埼玉県の平均世帯年収は493万円。
こちらの調査ではだいぶ差が小さくなりましたが、それでも「人並みの生活に必要」とされる600万円には100万円も足りないんです!
転職では年収アップの根本的解決にはならない!!
ここで大抵の人は「じゃあ転職して年収挙げればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、それもかなり難しいでしょう。
はっきり言いますが、転職では絶対に根本的な解決にはなりません。
それは、以下3つの理由があるからです。
理由①:年収アップは平均56万円くらいだから
大手転職サイト「DODA」調べによれば、転職での年収アップ額は平均56万円ほどです。
※出典元:DODA
つまり、仮に転職して年収アップに成功しても493万円+56万円=せいぜい550万円がいいところ。
会社員の収入だけで世帯年収600万円を目指すのは、かなり厳しいのが現状なんですね。
理由②:クビになる、リストラに遭う可能性があるから
東洋経済オンラインの「5年前より正社員を減らした500社ランキング」によれば、
- 1位:パナソニック(13万人)
- 2位:NEC(4万3000人)
- 3位 ソニー(3万6000人)
- 4位 日立(2万3000人)
- 5位 富士通(1万3600人)
…と、上位5社だけで、5年間で24万人以上をクビにしてます。
基盤の安定しているはずの大手企業でさえこれだけの苦境に立たされているんです。
ちなみに24万人というのは、埼玉県で言うと、草加市の人口に相当します。
理由③:給料が上がらない or 給与カットのリスクがあるから
クビとまではいかなくとも、「その後給料が上がらない or 給与カットされる」リスクも拭い切れません。
これについては調査データがないので、直接的に参考になるデータではありませんが、東洋経済オンラインの「過去10年で結局赤字だった440社ランキング」という調査があります。
これによると、
- 1位:東電(-1兆5000億円)
- 2位:シャープ(-1兆3000億円)
- 3位 パナソニック(-9425億円)
- 4位 九州電力(-4239億円)
- 5位 ソニー(-4237億円)
…と、なんだか天文学的すぎて引くほどの赤字が報告されています。
これで給料が上がり続けるとは考えづらいですし、上がったとしても月給1万円上がるなんてのは稀。
(実際、マイナビウーマンの調査では前年から月給1万円以上がったのは4%だそうです。)
給与カットだって珍しくはないですよね。
解決策:「複業」のすすめ!
じゃあどうするのか?どうやって年収を上げればいいのか? 僕の回答は「複業」です。
「複業」とは?(副業との違い)
恐らくほとんどの人にとって「複業」とは見慣れない言葉かと思います。
「副業」という言葉は誰もが知っていると思いますが、「複業」と「副業」では同じ響きでも、その内容は全く異なります。
人によって定義は異なりますが、僕の中では、両者の違いはそれぞれ以下のとおりです。
- 副業:本業に対してお小遣い稼ぎ程度の副収入(月2~3万円程度)がある仕事
- 複業:月収20万円以上の「生活可能なレベルの収入」、つまり「本業」を複数持つこと
もう少し補足すると、
副業とは、あくまで「会社員」が本業。力を入れているのはあくまで会社での仕事なので、会社をクビになろうものなら、生活できなくなります。
逆に複業は、会社員以外の仕事もすべて本業なので、会社に依存せず、たとえ給与カットやリストラに遭っても生活できます。
複業や副業をやる最大の理由というかメリットって、リスクヘッジです。
僕が転職を重ねられるのも、「辞めても食ってける」という保証があるから。
ブログはリスクゼロで始められるし、マーケティング、ライティング、デザイン、撮影等、様々なスキルが身につく最強の副業だと思う。#副業#ブログ https://t.co/DtXtlWrbmn
— なかのの夫@複業パパブロガー (@nakanonohusband) January 20, 2018
この「リスクヘッジの差」が副業と複業の違いであり、僕がオススメするのは後者の「複業」です。
もちろん最初から複業レベルで稼ぐことは不可能ですし、副業をけなしているわけではありません。最終的にはそこを目指すべき、という意味です。
複業のメリット
複業にはメリットがたくさんあります。僕が思う複業のメリットは、上記の「リスクヘッジ」も含め、以下のものです。
- リスクヘッジになる
- 簡単に収入アップが望める(会社に比べて)
- 好きなこと・得意なことで稼げる
- 転職・就職にも有利になる
- 新たな人脈ができる
挙げようと思えば他にもありますが、大きなところだとこんな感じです。
もう、メリットしかないんです。デメリットは「ハマりすぎてついつい時間を忘れてしまうこと」くらいでしょうか。笑
僕は会社員+ブロガー+サイト運営+投資などで稼ぐ複業家ですが、ハッキリ言って、会社員なら複業をやらない理由がありません。みんな絶対にやるべきだと心から思ってます。
僕の「複業家」としての実績について
では最後に、僕の実績を簡単にご紹介しておきたいと思います。
ここまでスゲー偉そうに書いてきて、
「じゃあオマエはどうなんだよ? できてるのかよ? 何者なんだよ?」
…というツッコミもあると思いますので。
プロフィール
- 名前:なかのの夫(もちろん本名ではありません)
- 家族構成:妻と長男・長女
- 住まい:ふじみ野
- 年収:800万円
- 仕事内容:会社員+月間40万PVのサイト運営+知人のホームページ制作 などの「複業」
ざっくりまとめると、会社員+ブログで年収800万円稼ぐふじみ野住まいの2児のパパです。
副業解禁!いいですね!
サラリーマン+ブログの複業家である僕は、最初は稼げなかったブログの収入は、会社の収入の1.5倍。
年収は800万円を超えました。会社で副業禁止されてるからって理由くらい副業やらない人は勿体ないですよ。今のうちから絶対始めるべき!
https://t.co/8VIIESbzuB— なかのの夫@複業パパブロガー (@nakanonohusband) March 22, 2018
決して自慢してるわけではありませんし、稼げるようになったのはごく最近のこと。
それまでは年収400万円にも満たないカツカツの生活をしてました。
そんな僕が今の生活を実現できたのは「複業」をやっていたからです。
単純に転職しただけでは、絶対に今の生活を実現できなかっただろうなと思います。
※ちなみに、より詳しいプロフィールはこちらのページをご覧ください
会社員なら「ブログ」をやるべき。
じゃあ何をやったらいいのか?という話ですが、僕が勧めるのはズバリ「ブログ」です。
会社員はそれ単体では、上記のように色々なリスクがあるし退屈な職業かもしれません。
でも、会社員に「ブログ」を組み合わせることで、途端に最強の職業に化けると僕は考えています。
確定申告すると思うんだけど、会社員+ブログの複業家って最強ですよ。
社会保険適用だから保険料が安いし、日常の色々なものが経費にできます(光熱費・食費・旅費・車両代・趣味のお金)。もちろん経費はやり過ぎには注意ですけど。
楽しく稼げて節税もちゃんとできる。
ブログやらない理由がない
— なかのの夫@複業パパブロガー (@nakanonohusband) March 19, 2018
本当はもっともっと、会社員+ブログのメリットや魅力を語りたいんですが、さすがにボリューミーになってしまうので割愛。
より詳しくは僕のブログの「サラリーマンになりたくない?→会社員+ブログ=最強って知ってる?」にまとめていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
まとめ
転職のみでは解決できない問題を解消し、かつメリットだらけ。
「雇われる」以外の方法で稼ぐ方法が無限にある世の中、会社の給料を1万円UPするのと、会社以外の副業で1万円稼ぐのとでは、後者の方が100倍簡単です。
それだけ副業のハードルが下がっている現代、やらない理由がありません。
(しかも、転職ではあらゆる面で年収600万円を目指すのが難しいんですから尚さらです。)
会社勤めの埼玉県民の皆さん(というか全国民)はぜひブログを始めることをおすすめします。
会社員+ブロガーの「複業」で年収600万超えを目指しましょう!
※なお、僕が複業で稼いでいるやり方やコツなどは、Twitterや個人ブログで配信していますので、ご興味のある方は一度ご覧いただけると幸いです。
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1984年生まれの子育て世代パパ。残業ゼロの会社員+ブロガー+サイト制作・運営が仕事の「複業家パパブロガー」。家族が一番の宝物(妻と♂♀の子ども2人)。山形県出身・ふじみ野市在住。