2020年01月24日

メイトー「秩父 和メープルプリン」発売!売上の一部は秩父の森林保全費用に

メイトー「秩父 和メープルプリン」発売!売上の一部は秩父の森林保全費用に

公式ライター : 富築

「メイトー」ブランドで有名な協同乳業が、「地域のこだわり素材プリン」シリーズから「秩父 和メープルプリン」を、2020年1月13日に期間限定で発売しました。


埼玉・秩父のレアなメープルシロップ使用

「地域のこだわり素材プリン」シリーズに、埼玉県秩父産のメープルシロップを使った逸品が登場!

シロップは秩父の森で採れた樹液から作られており、やさしい香り上品な甘さが特長です。

ソースは不使用。

ふわっと広がるメープルの香りがたまりません。

プリンはクリームようにトロットロ。

口の中でとろけます。

カロリーは163kcal、希望小売価格は133円(税別)です。

売り上げの一部は秩父の森の再生に使われる

「地域のこだわり素材プリン」シリーズは、農業・畜産と小売り、消費者を繋げるべく、「メイトーが産地や生産者を直接訪問して、消費者に良いものを発信していこう」という取り組みから生まれました。

秩父×メイトーのプロジェクトは、今年で3年目を迎えます。

樹液を採取するシーズンごとに同社の社員が秩父を訪れ、植林や樹液採取などを体験しているそうです。

また、社内ではメープルの苗木を育成中。

苗木は21年の秋に、秩父の森に植樹される予定です。

「秩父 和メープルプリン」の売り上げの一部は、この苗木に変わります。

つまり、私たちはこのプリンを美味しく食べるだけで、秩父の森林保全に貢献することができるのです。

和メープル作りは大変!

カエデの樹液は、雪解けのたった1か月の間しか採ることができません。

また、採取した樹液の運搬は人力です。

ポリタンクに樹液を詰め、それを背負って運んでいます。

そして、最も重要なのが、樹液を採った木のアフターケアです。

そもそも樹液は、木が生きていくために必要な栄養源となるもの。

それをいただいてしまったからには、木が枯死しないようケアしてあげなければいけません。

採取したカエデの樹液は、秩父ミューズパーク内のカフェ・MAPLEBASEに運ばれます。

このお店には、メープルの本場であるカナダから輸入した濃縮器があり、これを使って徹夜で樹液を煮詰めていくのです。




秩父の森の今とこれから

林業の衰退による森の荒廃が社会問題となっています。

荒廃して保水力が弱まった森は、洪水などの災害原因になってしまう恐れがあるため、本来は放置すべきではありません。

しかし、森の再生には膨大な労力費用年月がかかります。

それゆえに、荒廃したまま放置され、さらなる荒廃を招いている森も少なくないのが現状です。


出典:メイトー公式サイト

そこで、メイトーは「カエデ樹液プロジェクト」を立ち上げました。

「山」で採れた森の恵みを「里」で加工し、「街」で販売して森林再生の資金を創出するという、地域活性を目的としたプロジェクトです。

  • 山(森):森林の育成・保全。樹液の採取。山村の雇用創出。
  • 里:特産品や食材の提供。地域雇用の拡大。山や・街の環境共有。
  • 街:森林保全への参加。健康・自然・本物志向。森の恵みの通年利用。

また、同社はNPO法人「秩父百年の森」とも連携しています。

同NPOでは、子どもたちへの環境教育の一環としてカエデの植樹も実施。

数年後に自分が植えた苗を森へ見に行くことができるように、苗の育成・管理も行っています。

プリンは開封時に注意

プリンのフタを開けるときは、カップに衝撃を与えないよう注意してください。

中身がビュッと飛び出してきて、腕がプリンまみれになるリスクがあります。

私はやらかしました。

フタを手前から奥に向かって開けるのではなく、奥から手前に引いて開ける(フタのはがし口を向こう側にする)のがおすすめです。

こうすることで、開封時の衝撃を和らげられます。

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富築

美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。



関連リンク


「秩父 和メープルプリン」新発売

https://www.meito.co.jp/news/post-16.html

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