時代が追いついたか…住みたい街ランキング2019ついに埼玉がベスト5入り
編集長 : 鷺谷政明
リクルート住まいカンパニーが、関東圏に住む20歳~49歳の7000人を対象に実施した「みんなが選んだ住みたい街ランキング2019 関東版」を発表しました。
昨年は大宮9位、浦和10位と、ついにベスト10入りし、「これは異常事態だ」と当サイトでも紹介しましたが、2019年の結果が…
ついにベスト5入り
なんと、
大宮が4位!
浦和が8位!
そして、
千葉は入っていませんね。
神奈川(横浜)が東京都(恵比寿・吉祥寺)を押しのけ昨年から一位に君臨していますが、その後ろに埼玉がぴったりとつけてきた形となりました。
浦和もしっかりと8位にランクアップしています。
10位以下はこちら
埼玉の植民地、いや、埼玉県の首都、我らが池袋はベスト10から漏れ、11位に転落。
三鷹や立川がどんどんランクを上げ、渋谷、中目黒、自由が丘といった街がランクダウンしている傾向を見ていると、少しずつ、人が密集しているところやオシャレスポットと言われているところより、都心ほど賑やかではない、そこから少し離れたほどよい郊外が求められるようになってきているのかもしれません。
もう少し見てみましょう。
25位以下はこちら
和光市もすごい勢いで上がってきていますね。
では、ベスト100までの埼玉ランキングを見てみましょう。
住みたい街ランキング2019埼玉
昨年同様、今回のランキングから埼玉県だけ勝手に抽出してみると、このような結果になります。
1位 大宮(9位→4位)
2位 浦和(10位→8位)
3位 さいたま新都心(29位→23位)
4位 和光市(42位→33位)
5位 川越(38位→38位)
6位 所沢(48位→52位)
7位 川口(58位→70位)
8位 武蔵浦和(83位→67位)
9位 越谷レイクタウン(圏外→75位)
所沢と川口はランクダウンとなっていますが、武蔵浦和の勢いと、越谷レイクタウンがランキング圏外から飛び込んできたのも、注目すべき点ですね。
ブランド思考だったバブル時代から、ロスト世代、そしてゆとり、さとり世代にかけ、やはり時代は「実」を取るようになってきているのかもしれません。
このあたりの詳細は、拙著「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?」にも書きましたが、合理性を優先すれば、埼玉県ほどコスパがいい街もそうありません。
まさに、
やっぱコスパ。
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出典 : リクルート住まいカンパニー
埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中