日高屋は意識してる?夜の山田うどん「ダウドン」について中の人に聞いてみた
ライター : mariko
「埼玉といえば?」で外すことのできない山田うどん。
ラーメンやカレーも取り扱い、今年の1月には五反田に「山田うどん食堂」、3月にはトンカツとうどんを一緒に出す「かかし乃」を越谷にオープンするなど、昨今の山田うどんの攻め方がすごい。
その勢いは止まらず、12月4日より遂に居酒屋業界に進出。その名も「県民酒場ダウドン」。
1号店は、埼玉県ではなく東京都の清瀬駅北口に出店。
7時〜15時の間は「うどんと丼の店」としてセットメニューを提供し、17時〜23時は「酒場」としてビールや埼玉の地酒などの酒類を提供。
料理は約60種類で、山田うどんの定番商品であるもつ煮のパンチなどは残し、大半は新開発。
かき揚げ玉子とじ、海産物を中心とした串天ぷら、アサリの酒蒸しなど、お酒に合いそうなメニューがずらり。
そんなダウドン、やはり埼玉ちょい飲みの猛者「日高屋」は意識しているのか?そして、なぜ1号店が東京?
などなど、すでにネット上ではダウドンに関する様々な意見が飛び交っていますが、これはもう中の人に直接聞いてみるしかない!
ということで、山田うどんと言えばこの人、営業企画部部長の江橋丈広さんに色々聞いてみました!
【私のすごろく時代】Vol.2 山田うどん~営業企画部部長 江橋丈広~ #そうだ埼玉発売記念より
ネーミングはなぜ「ダウドン」にされたのですか?
山田うどんがやっている店だと分かるような名前にしたかったんです。
カタカナにしたのは、親近感と、今までにない新しさを訴求したかったから。
長く続いたうどん店からラーメン、カツ、そして居酒屋進出と、社内調整も大変だったのでは…?内部では何が行われていたのでしょうか。
山田うどんとしての業態は確立していますが、今後、第2、第3の柱となり得る業態を模索していました。
近年のちょい飲み需要を鑑みて「山田うどんのメニューはお酒にも合う」という仮説のもと、進化した「山田うどん」を「イマドキ」な環境の日常的な「大衆酒場」で、しかも「低価格」で提供したらどうか?
ということを考え、実現した形となります。
埼玉県内では「日高屋」などチョイ飲み需要の猛者がいますが、意識はされていますか…?
今回は「ちょい飲み」ではなく、「ちょい飲み」と「居酒屋」の中間に位置する「酒場」をコンセプトとしているので、日高屋さんは意識しておりません。
1号店が清瀬(東京)かよ!という突っ込みがチラホラありますが…
「大衆酒場」だとありきたりで、山田うどんがやる酒場ならいっそのこと「県民酒場」の方が面白いと思いこの名称にしました。「埼玉にある酒場」ではなく「山田うどん(埼玉)を知ってもらう為の酒場」というわけです。
なので、本当は23区内の主要な駅の近くに出したかったのですが、まだ模索段階の新業態ということもあり、比較的低家賃の清瀬で実験・検証することにしました。
現在、様々なメディアで「ダウドン」が取り上げられていますが、改めて江橋さんから確実に言っておきたいことはありますか?
「夜の山田うどん」って響きがいいですよね!おかげ様で好調な滑りだしです。
まずはこの業態を確立したいと思っています。それと昼は「うどんと丼の店」として、通常の山田うどんに近い形で営業しています。ただし、うどんが別物です。
冷やしで食べるとよく分かるのですが、山田うどんなのにコシがあるのです。
その違いを検証する意味でも、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
江橋さん、ご協力ありがとうございました!
ダウドンは、埼玉(山田うどん)を知らしめるべく各地に乗り込んでいく気概を感じました。
でもやはり埼玉県内にもどんどん出店して欲しいというのが県民としては正直なところ。
個人的には4種のレモンサワー(漬け込み、特製シロップ、フローズン、生搾り)が気になってしょうがない。ダシ葱餃子もおいしそう。
清瀬で飲んで帰ることを考えると正直ダルいですが、それでも一度は足を運んでみたい夜の山田うどん。
これからが楽しみです。
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【動画】山田うどんの本社は本店と同じところにあった!【山田うどん / そうだ埼玉撮影】
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カフェと本が好きな20代webライター女子。さいたま市在住。