松本零士×川越の銘酒 鏡山がコラボ!春日局ラベルが超カッコいい!
公式ライター : 富築
2018年9月初旬、川越市の小江戸鏡山酒造から「松本零士×鏡山 コラボ限定酒 春日局 純米吟醸原酒」が発売されました。
これは、漫画界の巨匠・松本零士氏が企画・監修を担当する、全国47都道府県の名将×銘酒のコラボプロジェクト「戦国のアルカディア名将銘酒47撰」によるもの。
各県を代表する名将・武将が松本氏のキャラクターとして次々と蘇り、日本酒のラベルに描かれていく……というめちゃくちゃ豪華な企画です。
松本零士ファンはもちろん、地酒ファンにとってもたまらない同プロジェクトにおいて、埼玉県からは、川越市の小江戸鏡山酒造が選ばれました!
外箱とラベルには、川越の人気観光スポット川越大師喜多院(かわごえ だいし きたいん)に由縁のある、春日局が描かれています。
春日局が武将かどうかはさておき、このラベルが美麗で凄くカッコいい!
穏やかな香りとキレのある酸味、軽快な後味が特徴の鏡山に、まさにぴったりのイラストです。
鏡山 春日局ラベルはどこで買える?
春日局が描かれている限定ラベルの鏡山は、川越市内の酒屋や川越市産業観光館 小江戸蔵里、ネットショッピングなどで購入できます。
今後、レアな1本になる可能性はありますが、今のところは比較的購入しやすい状況です。
徳川家と深いつながりのある川越大師喜多院
喜多院は830年(天長7年)に創建された天台宗のお寺です。
正式には星野山無量寿寺喜多院といいます。
江戸時代初期には、徳川家の信任を得ていた天海僧正が住職をつとめていました。
そういった経緯もあり、喜多院の境内には江戸城紅葉山から移築されてきた、「徳川家光公 誕生の間」や「春日局化粧の間」といった国指定重要文化財が多く遺されています。
これらの文化財は自由に拝観できますが、本当に貴重な歴史的資料ということもあり、館内での撮影は厳禁です。ご注意ください。
川越の銘酒・鏡山と小江戸鏡山酒造の歴史
川越市の地酒「鏡山」を製造している小江戸鏡山酒造は、2007年に創業した同市内唯一の酒蔵です。
……と書くと、歴史の浅い日本酒のように見えてしまいますが、そんなことはありません。
旧鏡山酒造の現在の姿
1875年(明治8年)、川越市に「鏡山酒造」という酒蔵が誕生しました。
そこでつくられていた地酒「鏡山」は、多くの人々から愛されていたといいます。
ところが、2000年9月30日、鏡山酒造は日本酒の製造を終了。
酒づくりの長い歴史に幕を閉じてしまったのです。
しかし、地元・川越市民から、鏡山の復活を熱望する声が続出。
そうして2007年に新しく設立されたのが、現在の「小江戸鏡山酒造」なのです。
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美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。