2016年06月07日

絶対に諦めない…話題の0.9秒逆転劇の真実 山口県女子バスケIH予選決勝

絶対に諦めない…話題の0.9秒逆転劇の真実 山口県女子バスケIH予選決勝

6月5日、山口県の女子バスケットボール・インターハイ予選の決勝戦で起きた奇跡が、現在テレビやネットで話題となっています。

白のユニフォームが徳山商工高等学校。昨年3位。

紺色のユニフォームが誠英高等学校これまで14回優勝している強豪校で、昨年は準優勝。

両校がインターハイ出場をかけて激突。

ネット上では、試合終了数秒前からの紹介が多いですが、実はこのドラマは、試合終了18秒前から始まります

徳山商工63、誠英63。同点、残り18秒でフリースローのチャンスを得た徳山商工

キャプテンの4番西田選手がシュート。

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極度の緊張からか、一本目は外してしまいます。

気を取り直して二本目のシュートを放つも、ボールはゴールの枠外へ。

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すかさず誠英はカウンターを仕掛け、試合終了直前、最後のシュートを狙いに行った誠英を徳山商工がブロックし、そこでファールの笛が鳴り響きます。

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ここでフリースローのチャンスを得た誠英。

この時、残り時間0.9秒

フリースロー中は時間は止まるため、実質ここでフリースローを決めれば誠英の勝ち。

一本目。

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誠英は冷静にシュートを決め、会場は大興奮。

徳山商工63、誠英64

これであと0.9秒凌げば誠英の勝ち

そして二本目も決まります。

徳山商工63、誠英65。

残り0.9秒。

会場にいる誰もが誠英の勝ちを確信した次の瞬間、全員の目を奪う奇跡が起こります

それがこちらの動画。

残り0.9秒、ハーフラインのあたりから放った最後のシュートは、キレイな放物線を描き、ゴールに吸い込まれていきました。

3Pシュートなので、徳山商工65、誠英64で、まさかの逆転。

「諦めたら、そこで試合終了ですよ」

という、あのお方の言葉を彷彿させるこの奇跡の逆転劇が現在、テレビやネットでも話題となっていますが、なんとこの最後に決めた選手は、残り18秒で2本連続フリースローを外してしまった、4番キャプテン西田選手の実の妹!

姉の無念を晴らすべく、最後まで諦めなかった妹の執念が見せた、奇跡の逆転劇でした。

↓別アングル

「嘘やろ!?嘘やろ!?」

ゴールの瞬間客席が地鳴り

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鷺谷政明

埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中



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山口県立徳山商工高等学校

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