絶対に諦めない…話題の0.9秒逆転劇の真実 山口県女子バスケIH予選決勝
6月5日、山口県の女子バスケットボール・インターハイ予選の決勝戦で起きた奇跡が、現在テレビやネットで話題となっています。
白のユニフォームが徳山商工高等学校。昨年3位。
紺色のユニフォームが誠英高等学校。これまで14回優勝している強豪校で、昨年は準優勝。
両校がインターハイ出場をかけて激突。
ネット上では、試合終了数秒前からの紹介が多いですが、実はこのドラマは、試合終了18秒前から始まります。
徳山商工63、誠英63。同点、残り18秒でフリースローのチャンスを得た徳山商工。
キャプテンの4番西田選手がシュート。
極度の緊張からか、一本目は外してしまいます。
気を取り直して二本目のシュートを放つも、ボールはゴールの枠外へ。
すかさず誠英はカウンターを仕掛け、試合終了直前、最後のシュートを狙いに行った誠英を徳山商工がブロックし、そこでファールの笛が鳴り響きます。
ここでフリースローのチャンスを得た誠英。
この時、残り時間0.9秒。
フリースロー中は時間は止まるため、実質ここでフリースローを決めれば誠英の勝ち。
一本目。
誠英は冷静にシュートを決め、会場は大興奮。
徳山商工63、誠英64。
これであと0.9秒凌げば誠英の勝ち。
そして二本目も決まります。
徳山商工63、誠英65。
残り0.9秒。
会場にいる誰もが誠英の勝ちを確信した次の瞬間、全員の目を奪う奇跡が起こります。
それがこちらの動画。
残り0.9秒で 63対63 で誠英がフリースロー両方きめて、65対63 になってさいご9番が投げだボールがはいって、65対66 で 徳山商工が勝った!!
バスケは最後までわからんな ~ #インターハイ#逆転#RT pic.twitter.com/OKf9JDQTpW— ピ ト ミ (@hi_kon_nikolu) 2016年6月5日
残り0.9秒、ハーフラインのあたりから放った最後のシュートは、キレイな放物線を描き、ゴールに吸い込まれていきました。
3Pシュートなので、徳山商工65、誠英64で、まさかの逆転。
「諦めたら、そこで試合終了ですよ」
という、あのお方の言葉を彷彿させるこの奇跡の逆転劇が現在、テレビやネットでも話題となっていますが、なんとこの最後に決めた選手は、残り18秒で2本連続フリースローを外してしまった、4番キャプテン西田選手の実の妹!
姉の無念を晴らすべく、最後まで諦めなかった妹の執念が見せた、奇跡の逆転劇でした。
↓別アングル
「嘘やろ!?嘘やろ!?」
誠英vs徳山商工
残り0.9秒63-63で
誠英のフリースロー
から逆転鳥肌ヤバイ#インターハイ #逆転 #RT pic.twitter.com/jaOr9kUfQ2
— 愛生チャン☺︎︎\♥︎/ (@basketball_mei) 2016年6月5日
ゴールの瞬間客席が地鳴り
0.9秒で逆転とかナナかっこよすぎ!!!!
感動!!!手の震えが止まらない!!!
徳商おめでとう!!
誠英おつかれさまでした✨ pic.twitter.com/kkGEaIYJJl— は せ が わ (@winmshajrk07) 2016年6月5日
ゴールの瞬間思わずスマホぶん投げた?
徳商やばい pic.twitter.com/Ioh7kDyyNy
— ゆきの (@0108Top) 2016年6月5日
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中