給付金投下するなら埼玉ドリーム宝くじ【そうだ埼玉メルマガ】
給付金の意味
給付金っていつも不思議に思うんですよね。
国からノーリスクでお金がもらえるとなれば嬉しいは嬉しいでしょうが、何が狙いなのか。
「バラマキ選挙対策」なんて批判されることもしばしばですが、低所得者の生活を少しでも楽に、という意味合いがあるとすれば、3万円もらってどうにかなるとはとても思えないですよね。
この手の政策は、お金を回す、つまり経済の活性化という意味合いも含まれているんだとは思いますが、だったら100万人に10万円当たる宝くじやった方がよっぽど夢がある。
宝くじの売上は約9,000億円ですから、100万人に10万円が当たってもあと8,000億も余る。
公式の発表によれば、宝くじ事業は印刷費や広報費が約1,500億で、あとは3,500億が公共事業などに回されるわけですがそもそも宝くじの収益分配は、当選支払いが40%なので、3,600億は当選させてるわけですよね。
そうすると、300万人に10万当たる宝くじでもいいはずなんです。
もっと言ってしまえば、支払い率40%というのは数あるギャンブルの中でも一番低い数字で、宝くじで当選するのは、宝くじを買いに行く途中で事故って死ぬ確率より低いと言われています。
なので本来は、50%60%、いや、70%でもいいはず。
そしたら1,000万人に10万当たる宝くじができる。
1,000万人に10万当たる宝くじだったらテンション上がりますよね。
全国民が買ったとしても10数人に一人、10万円が当たる。
クラスに一人、10万円当たる。
景気というのは結局は空気ですから、盛り上がっているなと感じさせることが大事なんです。
不安だから消費活動が抑制され、デフレスパイラルが続く。
どっちにしろ利益は公共事業、つまり税金として使用されるので、給付金を投下するくらいなら、宝くじの当選確率を増やした方がいい。
宝くじは公平も平等もなく、ただただ運だし、参加したくない人は買わなければいいだけ。
一人に何億もあげちゃう宝くじよりその何億を切り崩して多くの人に分け与えた方がよっぽど経済が活性化するし、実現すれば国中が盛り上がる案件になる。
少子高齢化問題も解決
この新しい宝くじのポイントは、単に確率的な部分でみんなにチャンスができるという点だけではなく、国を盛り上げることができるという点。
つまり、国民の注目を一気に引けるわけです。
なので、ここに色んな政策も入れてしまう。
例えば今もっとも問題視されている少子高齢化。
既婚者は2割引で宝くじが購入可能で、子供がいると3割引、2人以上いると5割引で購入できるようにする。
でもこれだと少子高齢化の直接的な要因解決にならないので、この宝くじのハズレ券を10枚持っていくと、タダで入店できる街コンや合コンを開催する。
この運営費は宝くじの収益から使う。
これのいいところは、「いや、宝くじ買っただけなんだけど、タダで来れるっていうから一応来たんです」と、合コンの参加理由を作れること。
本来がっついたっていいはずなのに、特に日本人に顕著だそうですが、異性にがっつくとみっともないとされる風習がこの国にはあって、特に埼玉県はそう。
相席屋が当たってるのもそれで、いや、男にがっついてないのよ、タダっていうから使わなきゃ損かなと思って、という言い訳をつけてあげられるところがいい。
だからこの宝くじのハズレ券を合コンの参加券にしてしまうことで参加させやすくする。
そうすることで多くの独身男女が出会う場が自然に設けられる。
子供がいる家庭は割引で宝くじを買えるし、独身は外れても出会いのチャンスがある。
「これが僕にとっての一等賞」なんてコピーつけたりして。
「運より出会い」なんてのもいい。
で、その場合、その合コン会場に各県が力を入れたりする。
埼玉県で宝くじを買ったからと言って埼玉の会場に行く必要はなく東京の会場に行ってもいいとすれば各都道府県の取り合いが始まる。
つまり、魅力的な場を提供することで、そこでカップルが生まれれば、その土地に二人が住む可能性が考えられるから。
参加する方は、そのハズレ券を使ってどこの合コン会場に行くのが自分にとってベストなのか考える。
埼玉県ならどこか。
とりあえず大宮の広い飲み屋を使おうか。
新都心のあたりも雰囲気いいぞ。
入間や所沢の方でバーベキューなんてのもいいかもしれない。
東武動物公園もいいぞ。
などなど、知恵を絞っていい会場を用意してあげる。
やっぱり東京はキレイな人多いからな、東京に行こう、いや、でも逆に多すぎてちゃんと出会えないかも、将来的には埼玉に家建てたいから埼玉の人と出会えた方がいいかもしれない、などなど、あらゆる人達の思惑が交錯するわけですが、それをうまく読み取って各都道府県がPRしていく。
まさに、本当の魅力度が問われる戦い。
どのような出会いの場を提供できるか。
女性陣も色んなことを考える。
なるべく金持ちと出会いたいから、やっぱり東京の会場か。
東京の高級レストランが会場になってるところがいいかもしれない。
ああ、でもここはハズレ券が30枚ないと入れないのか、30×300=9,000円って、どっちにせよそこそこの食事費用になるな、いや待てよ、パパとママが10枚ずつ買ってもらおう、あのバカ弟にも5枚買うように仕向けよう、待てよ、あいつもハズレ券で合コン行くつもりかクソがなど、もう大騒ぎ。
またはこの宝くじの賞金を土地にしてしまって、埼玉県の土地を商品にしてしまう。
そうすると千葉が、ちょっと待った、こっちはその倍の土地を同じ当選権で変えてやるぞと。
そしたら北海道がその10倍の土地をやると言うかもしれない。
とにかく自県に呼び込む魅力的な当選商品を考えるかもしれない。
そのPRが県のPRにも、少子高齢化にも繋がっていくという仕組み。
埼玉ドリーム宝くじ
またはこういった宝くじ自体を、埼玉県の住民票ある人限定で、県内で毎年開催するとなれば、いよいよ移住してくる人もいるかもしれない。
北区あたりに住んでる人なら「だったらいっそ埼玉に越しちゃうか」というきっかけくらいにはなるかもしれない。
経済の活性化だけでなく、少子高齢化対策と地域活性化まで担ってしまう埼玉ドリーム宝くじ。
宝くじは地方自治体が行っている事業。
こういうことを提案する議員が一人くらいいてもいいのに。
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中