2014年08月01日

コバトンとチーバくん 全然ゆるくない地獄の撮影日記①【そうだ埼玉メルマガ】

コバトンとチーバくん 全然ゆるくない地獄の撮影日記①【そうだ埼玉メルマガ】

 


千葉県知事と埼玉県知事が抱き合うラストシーン

そうだ埼玉のエンディングは、「千葉とは和解」という歌詞で終わります。

このエンディングは、どういったシーンがいいのか、ずっと考えていました。

一番最初に考えたのは、埼玉県知事と千葉県知事が抱き合うというシーンでした。

無理であれば、個別に撮影し、編集して映像の中で共演してもらう。しかしそれも無理だろうと考えました。結局オファーもしていません。

そこで、埼玉県のマスコットキャラクター、コバトンと、千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんが抱き合うというのはどうだろうかと考えました。

この歌には、「コバトン、ゆるキャラ日本一(夢見すぎ)」という件があるので、そこで出てもらおうと、既にコバトンの出演許可は得ていました。

(出演企業が増幅したため、枠の問題上そのシーンは別のところになりました)

 

千葉県庁に「千葉とは和解~で出て欲しい」と聞いた結果

そうすると、あとはチーバくんです。

これは千葉県庁に連絡しないといけません。

“そうだ埼玉という埼玉県PR映像があって、そのエンディングに「千葉とは和解」っていう歌詞があるんですけど、そこでコバトンとチーバくんに抱き合って欲しいんですけど”

相手は千葉県庁です。そして千葉県民です。

伝わるでしょうか。

とりあえず電話をしてみます。

ご担当者は思ってたよりもきちんと聞いてくれ、概要もすぐに理解してくれました。

「そうだ埼玉というのがありまして」

「はい」

「…で、エンディングで、千葉とは和解っていう歌詞があるんですけど」

「あはははは」

笑ってくれました。良かった。

もし、事務的に

「そうだ埼玉というのがありまして」

「はい」

「…で、エンディングで、千葉とは和解っていう歌詞があるんですけど」

「はい」

と言われてもちょっと切ないものがあるんですよね。

たまにですけど、全く理解されない場合もあるんです。分かってくれる人で良かったです。

電話を切ったあと、諸々資料を提出し、数日後に正式にOKの返事を頂きました。

これで、コバトンとチーバくんの出演は決定です。あとは申請書に必要事項を記入して提出するだけです。

 




埼玉と千葉が和解する場所

申請書を提出するにあたって、撮影日時と場所を記載しないといけません。

まず、撮影場所です。

コバトンとチーバくんがエンディングで登場する場所。

埼玉県庁?千葉県庁?いずれにしてもまた色々申請が大変そうです。

そして、埼玉県庁、千葉県庁、どちらで撮るのが本筋なのかよく分かりません。

千葉とは和解。

どこでしょう。

あなたが制作者だったら、どこで撮影するでしょうか。

埼玉の象徴的なところ?千葉の象徴的なところ?

歌詞に「九十九里の十八里だけもらえたなら」と出てくるので、九十九里も考えました。海。画的にもいい。

埼玉と千葉の中間で撮ろうとも考えました。海の流れでアクアラインはどうか。これもまた素敵な画になりそうです。

しかしアクアラインは神奈川と千葉の県境です。

 

埼玉と千葉の県境はどこだ

高校生の時に一度だけ降りたことがある駅があります。

それが、東武野田線の「川間駅」です。

川間駅から少し歩くと、いい感じの土手があるんです。

江戸川土手です。

なんで日本人って土手を気持ちよく感じるんでしょう。金八先生のオープニングが刷り込まれているからでしょうか。

私が高校生の頃、TBSで野島伸司脚本の「未成年」というドラマが放映されていて、多感な高校生達はすぐに影響され、ドラマ「未成年」のシーンに感化され憧憬の念を抱いていました。

「未成年」では、土手のシーンもよく出てきていました。

だからか、高校生の頃、夏の夜に友人と川間の土手に行って朝までただ喋って過ごしたことがあります。

川間駅で降りたのはその時一度だけです。

その記憶がふいに甦った時、もしや、と思い調べてみると、あのあたりの江戸川土手は、その土手を境に川間駅側が千葉県野田市で、大宮から見て川間駅の一つ手前の駅、南桜井駅側が埼玉県春日部市なんです。

そう、なんとこの土手はまさに県境だったんです。

さらにその土手の上を走る東武野田線は埼玉と千葉を繋ぐ電車。

これはもう、ここしかないと思った瞬間でした。

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  • 発行人 : 鷺谷政明(さぎたに まさあき)twitter
  • 埼玉県を中心に企業や自治体などの広告制作・プロモーション事業を請け負う天下茶夜代表。2014年、埼玉ポーズが生まれた動画「そうだ埼玉」を制作・公開。同年に「そうだ埼玉.com」オープン。2016年より埼玉県のトップクリエイターを集めた「埼玉県おもしろ内閣」を組閣するなど埼玉県内で様々な事業を展開。埼玉県上尾市出身。
    メディア出演 : 日本テレビ「ヒルナンデス」フジテレビ「めざましテレビ」TBS「白熱ライヴビビット」「あさちゃん」テレビ朝日「グッドモーニング」NHK「首都圏ネットワーク」TOKYO FM「Honda smile mission」FM NACK5「monaka」他

 

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鷺谷政明

埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中


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