2016年05月18日

全国広報コンクールが発表!埼玉県で入選したおもしろ広報はこの4つだ!

全国広報コンクールが発表!埼玉県で入選したおもしろ広報はこの4つだ!

 
全国広報コンクールとは、地方自治体の広報活動の向上に寄与することを目的に、各種広報作品についてコンクールを行い優秀作品を表彰するもので、1964(昭和39)年から年に一度開催されています。

部門は大きく分けて、広報紙、ウェブサイト、広報写真、映像、広報企画の5つで、基本的には、面白い!楽しい!すごい!広報作品を選出するコンクール!

5月10日に発表された、2016年の全国広報コンクールに入選した4つの埼玉県の広報作品を、ご紹介します!

 


広報誌部門 埼玉県三芳町

吉澤ひとみさんの埼玉ポーズ写真の表紙が話題となり、先日当サイトからも紹介した三芳町の広報誌。

さすが埼玉県三芳町広報大使!吉澤ひとみ&金澤朋子の埼玉ポーズ!【そうだ埼玉芸能人】

入選したのは2015年の8月号。

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この表紙は、三芳町が好きすぎて町内の平地林でブライダルを開催した川上さんをモデルにし、髪飾りとブーケはなんと三芳産の野菜でできているんだとか。

さらに、表紙をスマホでかざすと見られるARが導入されています。

また、三芳町は昨年の全国広報コンクールで内閣総理大臣賞を受賞しています!

 

映像部門 埼玉県行田市

2015年9月に、世界でもっとも大きい田んぼモザイクアートとしてギネス世界記録を獲得した行田市の田んぼアート。

やった!行田市田んぼアートが5年越しのギネス世界記録認定!【見るなら今しかねえ】

ギネスに至るまでの道のりを描いた映像が入選。

 




広報企画部門 埼玉県

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当サイトでも紹介した「埼玉県のひみつ」。

「埼玉県に行くのよ」「そんなところ知らない!」というシーンがネット上でも話題となりました。

学習まんが「埼玉県のひみつ」が笑えて泣ける良作と話題に

 

広報企画部門 埼玉県久喜市

先日Yahoo!ニュースでも紹介され話題となっている、埼玉県久喜市の1000人一発撮り

現在YouTubeにアップされている埼玉県内の各自治体が制作した公式PR映像の中では、一番の再生回数となっています。

久喜市1000人一発撮りプロジェクト~ワンカットワンクッキー~

こちらも当サイトで紹介してきましたが、今回この受賞を機に、制作を担当した久喜市のシティプロモーション課の岡嶋さん金澤さんのお二人に、お話を伺ってきました!

citypro_kuki_06左 : 岡嶋徳重さん 右 : 金澤剛史さん

―広報企画部門受賞おめでとうございます。今の率直なお気持ちは?

岡嶋「この映像作品の価値を認めていただいたということなので、非常に光栄で、ありがたく思っています」

―ところで今回、企画部門で入選していますが、映像部門にはエントリーされなかったのですか?

金澤「審査期間が2015年の12月までだったので(映像の完成は2016年の3月)、企画だけエントリーしました」

―自治体初の1000人一発撮り、まずこの1000人集めるのってすごい大変だったと思うのですが、どのようにして集めたんですか?

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岡嶋「いろんなイベントや施設で、1000人一発撮りプロジェクトのPRに協力してくれた市民らの皆さんの写真を繋げたものを映像にしてPRしたり、あとはもうローラー作戦で、小中学校34校全てのご家庭、保護者にチラシを配ったり、私立も含め市内の全ての幼稚園保育園にご案内のチラシを配って頂いたり…9月から11月までの約3ヶ月間、ほとんど毎日営業してました」

―伺ってるだけで大変さが伝わってきますが、一番辛かったことは?

岡嶋「やっぱり、いくらチラシを配っても、当初参加人数が全く伸びなかったことですね」

金澤「声がけをすればわーっとくるかなと思っていたんですが、全く来ないなって(笑)新聞にも出たりしたんですけど、当初はそんなに反響もなくて」

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―でも最終的に1000人を越える人が集まったのは?

岡嶋「高校が部活動単位で参加してくれたのが大きいですね。それと、スポーツ少年団もたくさん参加してくれて」

―もちろん、1000人一発撮り以外にも、通常の業務もたくさんあるわけで。

岡嶋「もちろんそうですし、1000人一発撮りの本番6日前に『クッキー甲子園』という、もう一つの大きなイベントがあったので、同時並行は大変でしたね(笑)」

金澤「厳しかったですね(笑)」

―そもそも、なぜこんな大変なことに挑戦しようと思ったのですか?

岡嶋「やっぱり、作っても見られないと意味がないので、見られるようなインパクトのあるものを作るというのが前提としてありました。また、市民のみなさんに参加して頂くことで、市への誇りや愛着心を持っていただき、一体感の醸成にも繋がっていくと思いました」

―参加された方々や、回りの反響はどうでしたか?

金澤「楽しかったという声が非常に多かったです。待ち時間に、子供たちがみんなで場を盛り上げてくれたんですよね。それに大人たちも和んで。子供たちの笑顔ってすごいなって思いました」

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岡嶋「ご協力いただいた団体の代表の方にも、“本当に感動した。久喜市も捨てたもんじゃない”と言っていただいて」

金澤「あと試写会の時に、最初の鷲宮高校のところで会場が爆笑に包まれて。なんかすごい一体感を感じました」

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岡嶋「完成映像を観た方も、『いいのができたね』『素晴らしい』と言っていただいています。他市の職員さんからも、すごいね久喜市さんは、とよく言われますね」

金澤「あれはどうやって作ったのか、という問い合わせも多いです」

―主演の鶴巻さんはどうでしたか?

金澤「最初はちょっと心配なところもあったんですよ(笑)他のロケの時にNGも結構出していたので、ワンカット(一発撮り)大丈夫なのかなって。でも、さすがプロだなと思いました。すごかったです」

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―今後はどんなことを発信していきたいですか?

金澤「みんなが一緒になって一つのことをやるって素晴らしいなって実感しました。今後は、もっともっと多くの人と一つのことをみんなでやっていけるような企画を考えていきます」

最後はお二人の埼玉ポーズ!

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今年も埼玉県からどんな楽しい作品が出てくるのか楽しみです!

 


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鷺谷政明

埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中



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