2017年11月21日

平成30年4月から!埼玉県は自転車保険の加入が義務化されます

平成30年4月から!埼玉県は自転車保険の加入が義務化されます

そうだ埼玉.com公式ライター : うらのしん

うらのしんです。

皆さんは普段、自転車を使用されていますでしょうか?

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、平成29年10月に「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が改正されました。

これにより、自転車を利用する人には自転車損害保険等への加入が義務付けられたので、埼玉県民は改めて自転車保険について知っておいて損はないかと思います。

 


自転車で注目を集める埼玉県

2017年11月4日は、第5回目を迎える「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」でさいたま新都心が賑わっていましたね!

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出典 : ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム

埼玉県内には、8か所のサイクリングロード(そのうち利根川自転車道は県内最長)があるというだけではなく、

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出典 : 埼玉県

過去には「自転車保有率日本一」だったこともあります。

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都心に程近いという立地も影響し、埼玉県の「自転車王国化」も決して夢ではないでしょう!

 




県内の自転車に関する状況

自転車での移動は便利さや環境への影響など、メリットが多い印象を受けますよね。

その一方で、 自転車事故による高額賠償請求事例が全国各地で散見されており、自転車事故に対する社会的な責任の重みは増してきています。

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出典 : 埼玉県

埼玉県警の交通死亡事故データ(平成28年)によれば、交通事故死者数151人のうち、自転車乗用中の交通事故死者数は33人で、全国ワースト2位とのこと。

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出典 : 埼玉県警察

また、埼玉県ホームページによると、2016年に実施したアンケート調査において、埼玉県の自転車保険の加入率は約45%となっており、自転車保険に加入している人の割合は5割に満たなかったようです。

こういった県内の状況を受けて、条例が改正されることになったのですね。

 

条例改正と注意しておくべきポイント

今回改正される「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が実際に施行されるのは、平成30年4月です。

参考までに、条例施行前に注意しておくべきポイントを以下にまとめてみました。

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出典 : 埼玉県

注意したいポイント

・義務化の対象は「利用者」「企業等の事業者」「貸付事業者」

・未成年の場合は、保護者に加入義務がある

・県外からの乗り入れにも加入義務が適用される

・加入は義務だが、罰則はない

・自転車保険の情報は各保険会社に尋ねるほか、今後県のホームページにも掲載予定

いかがでしょうか?

条例の施行までにはまだ5か月ほど時間がありますので、この間に家族でも話し合う機会を設けてみたり、少しずつ情報を集められるといいかもしれません。

ちなみに大阪府、兵庫県、滋賀県ではすでに自転車保険加入義務化が条例で制定されていて、先月より鹿児島県名古屋市でも制定されました。

また、自転車保険はau損保、docomo、DeNA、セブンイレブン、三井住友海上など多くの業者が扱っており、金額は月200~300円、年間で4,000円前後が相場となっているようです。

今後、県のホームページには、損害保険会社への問い合わせ先や、自転車損害保険等の一覧表がアップされるようですので、引き続き動向に注目したいと思います。

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関連リンク


「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が改正されました ~自転車損害保険加入義務化等~(平成30年4月1日施行)

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/jitensya/jitensyajyourei.html

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