【悲報】鯉のぼりの街終わる?埼玉県加須市が誇る手書き鯉のぼりの老舗が惜しまれつつ閉店!
ライター : こいのぼりん3世
埼玉県内での街おこしというキーワードではつい先日、熊谷市が既に「あついぞ!熊谷」キャンペーンを終了していたという話題で持ちきりですが、9月30日付の埼玉新聞にて、突如このようなニュースが舞い込んできました。
創業109年、加須で手描きこいのぼりの店閉店 昭和天皇に献上も
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/09/30/08.html
このお知らせは、今まで鯉のぼりの街を推してきた加須市民にとってはあまりに衝撃的な出来事で、筆者もその一人です。
というよりも埼玉県の伝統が1つ消えてしまう事にもなるので、埼玉県民にとっても悲しいお知らせかと思います。
ただ、加須市と言えば他にも鯉のぼりと同じく歴史のある「手打ちうどんの街」であったり、今年はボルダリングの世界大会が開かれた上、なおかつ2020年の東京五輪の追加種目となったクライミング競技の開催会場の候補地に選ばれた事で「クライミングの街」を掲げています。
しかし加須駅の北口や市役所の庁内に一年中鯉のぼりが飾られていたり、毎年5月3日の「ジャンボこいのぼり」という恒例行事の存在を思えば、「手打ちうどんの街」であり、「クライミングの街」であり、「埼玉のお米の生産地」であり「いちじくと梨の生産地」「三県境がある街」「ラムサールの渡良瀬遊水地を擁する街」……などなど挙げたらキリがないですが、やはり加須市と言えば「鯉のぼりの街」である事に変わりはありません。
時代の変化故、一つの伝統が終わってしまいましたが、埼玉県民もとい加須市民としては、いつまでも大切にしていきたいものです。
埼玉県内唯一であり、加須市の誇りとなる手書き鯉のぼりを作り続けてこられた、県認定伝統工芸士の橋本隆さん、そして橋本弥喜智商店の皆様、109年もの間お疲れ様でした。
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出典 : 埼玉新聞
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中