なぜ「そうだ埼玉」の手話バージョンを作ったのか埼玉ポーズ考案者Makiに聞いてみた
【動画】「そうだ埼玉」の手話バージョンが完成!あの歌詞が手話でどうなったか気になる!
ー「そうだ埼玉」の振り付けから生まれた埼玉ポーズがすっかり話題となりましたが、振り付けを担当したMakiさんの実感としてどうですか?
Maki「そんなに自分が実感することってなかったんですけど、でもチラホラ“知ってる知ってる!”って人が多くなってきて、埼玉県民さんは結構知ってる人が多いということに最近気付きました(笑)まさかこんな話題になるなんて思わなかったので、実感するまでに時間がかかりました」
ー今後「そうだ埼玉」にどうなっていって欲しいですか?
Maki「この手話バージョンで、聞こえない人達もみんなが歌って踊ってくれたら嬉しいです!」
ーなぜ、そうだ埼玉手話バージョンを作ろうと思ったのですか?
Maki「私の両親が(耳が)聞こえないというのもあるので、せっかく私が作るなら、手話で聞こえない人達にも一緒に楽しんでもらえるようなものを作りたいなと思いました」
ーそうだ埼玉手話バージョンの出来はどうですか?
Maki「良かったと思います!自画自賛!(笑)元々そうだ埼玉の振り付けした時も、ジェスチャーとか手話をイメージしてるところもありましたが、なかなかこういったもので手話歌みたいなものってあんまりないと思います」
ーDeaf(ろう)ダンサーTamaさんのことを教えてください
Maki「普段は会社に務めているんですが、Deafダンサーとしても活躍しています。各地域の団体さんや学校からワークショップの依頼が殺到してたりする、Deafダンサーの世界では有名な子です。私はTamaちゃんに影響されて手話ダンスに目覚めてるので、凄いなって思います」
ーMakiさんとのご関係は?
Maki「初めて出会ったのは、私が通ってたダンススタジオにTamaちゃんも受けに来てて、話しかけてみたのがきっかけです」
ーちなみにTamaさんは埼玉出身?
Maki「Tamaちゃんは千葉です。なので歌のとおり、まさに千葉とは和解です(笑)」
ー千葉出身のTamaさんは「そうだ埼玉」をどう思いますか?
Tama「楽しい歌ですね!埼玉にはこんな歌があってうらやましいです。千葉にも同じような歌が欲しいです。私も機会があったら千葉の仲間とこんな歌を作りたいです。その時はMakiも一緒にね」
ーMakiさんはどんな人ですか?
Tama「10年前に出会ったんですけど、その頃は私もダンス始めたばっかりで、スタジオに手話が出来る人がいるって知ってすごく安心して。いつか仲良くなりたいなあって思っていながら別々に活動してて。でも今は一緒に踊れてるので幸せです」
ーMakiさんと「そうだ埼玉」手話バージョン踊ってみてどうでしたか?
Tama「聞こえない人も聞こえる人も、みんなと一緒に手話を使いながら踊るということが私の理想なので、その理想に近づけたと思います!」
-そうだ埼玉を見てるみなさんにメッセージをお願いします!
Tama「私の目標は、日本全国に手話をもっと広めていくことです。これがきっかけになるかどうかわからないけど、そうだ埼玉手話バージョンがみなさんに広がっていくことを願っています!」
Maki「私も願ってます!」
最後は二人の埼玉ポーズ!
埼玉県民も千葉県民も聞こえない人も、もっとたくさんの人が、この歌のダンスを踊ってくれるといいですね!
そうだ!埼玉!!
Google埼玉県検索ランキング2015で埼玉ポーズが三位にランクイン
【動画】埼玉ポーズ考案者が草加市でそうだ埼玉ダンス初披露!チームMaki(そうだ埼玉ダンサーズ)降臨!
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中