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受動喫煙の肺がんリスク「ほぼ確実」から「確実」へ
先日こんな記事が出てましたね。
受動喫煙の肺がんリスク評価「ほぼ確実」から「確実」へ 国立がん研究センター発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1608/31/news093.html
要は受動喫煙、つまりタバコを吸わない人でも副流煙を吸い込むことで、肺がんリスクがこれまで「ほぼ確実」だったところから「確実」になり、日本人の実情に合わせてがん予防法を提示しているガイドライン「日本人のためのがん予防法」の喫煙についての記述を、他人のたばこの煙を「できるだけ避ける」から「避ける」に修正した、というもの。
私は10数年タバコを吸っていました。
ストレス発散、仕事中の一区切りや切り替え、喫煙所コミュニケーションなど、吸わない人には理解できないと思いますが、いい側面もやっぱりあるんですね。
ただ30半ばを過ぎると、そういうタバコの良さよりも、健康を欲するようになってきます。
明らかにカッコつけで吸い始めたタバコですが、もうこの時代タバコを吸うことがカッコイイという意識は既になく、吸わなくていい身体になれるならなりたいと思っている喫煙家は私含めて多いと思います。
売れすぎて現在入手困難「iQOS アイコス」
加熱式タバコ「アイコス」はそんな喫煙家達にとっては気になる存在だと思いますが、実は私は半年前から既にアイコスに切り替えています。
喫煙家達からは裏切り者の烙印を押されましたが。。
アイコスは加熱式につき、燃やさないので、タールがほとんど発生せず、通常の紙巻きタバコに発生する有害性成分の90%をカットしているといわれています。
なので、アイコスを吸って出る煙はほぼ水蒸気とされていて、壁が黄色くなることもなく、非喫煙家にとって一番嫌な副流煙がありません。
ただ、ニコチンは確実に摂取しているわけで、ニコチンも身体にいいか悪いかと言えば、決してよくはないと思います。
自分の身体で検証した感じでは、アイコスは吸ってみると、タバコと比べて明らかに身体への抵抗が少なく感じます。
タバコを吸ってる時に咳き込むと喉が痛みますが、アイコスを吸って咳き込んでも痛まない。
タバコの煙が目に入るとヤバイくらい痛みますが、アイコスの煙は目に入ってもなんともない。
水蒸気を目に入れてもなんともないのと同様。
アイコスに変えたことで起きた変化
ただ、実際アイコスに変えたことで健康になったという実感は別にありません。
そもそもタバコを吸ってるときから不健康を感じてたわけではないので、体調の変化はない。
一番顕著なのは匂いですね。
アイコスはタバコを加熱、つまり蒸しているので、多少残り香みたいなものがしますが、煙に匂いはない。
なので、自分の身体や生活圏からタバコの匂いが消えるんです。
すると人間の身体というのは単純なもので急に回りの喫煙家が臭く感じるんです。
これまでは自分も同じ匂いだったから気にならなかったのに、アイコスに変えた途端、回りのタバコの匂いが急に気になりだすんです。
まるで小さい頃に感じてた父親の匂い。
そんな匂いを私も10数年振りまいていたわけですから、喫煙家達には決して言えませんけどね。
だから喫煙所が辛いんです。
アイコスとは言え外で吸う時は喫煙所に行かないといけないので、行くんですが、めちゃくちゃ臭い。
今までこんな臭いところにいつも俺は来ていたのかという。
それに耐えることはできてもそこから離れた時自分の身体が一気に臭くなるのがよく分かるんです。
アイコス解放区
アイコスをタバコとみなすかどうかというのは各自治体が今対応を検討しているそうです。
検討、と言っても、基本的にはタバコとみなしていく方向なんだとは思います。
ただ、一部のカフェによっては、禁煙コーナーでもアイコスなら吸ってもいいとする店も出てきてるようです。
ここで、とある県や市が、アイコスは全面可とする施策を打ち出すというのも面白いですよね。
副流煙の肺がんリスクが確実になったことで、アイコスの評価は更に注目されるだろうし、時代は確実にアイコスの方へ移っていくと思います。
アイコスは、副流煙はないし、匂いもしないし火も出ないので安全。
ポケモンGOにうまく乗れなかった自治体にとっては話題性を取れる非常にチャンスだと思いますが、現段階でアイコス全面可という自治体はないですよね。
現在アイコスは生産が追いつかないほど、爆発的なヒットとなっています。
これはちょっとした生活革命で、今後更にアイコスにする人が増えていくことは予想できますし、加熱式タバコも増えていくと思います。
非喫煙家からすれば、そもそも吸わなければいいじゃんバカと思うかもしれませんが、タバコの年間税収は2兆円。
タバコを吸うバカがいるから成り立っている世の中が確実にあるんです。
だからこのバカ、いや、喫煙家たちのこともきちんと考慮し、アイコス全面可などの施策を一つ打ち出してみても面白いと思います。
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地方創生という名の人口減少サバイバル
- 発行人 : 鷺谷政明（さぎたに まさあき）
- 埼玉県を中心に企業や自治体などの広告制作・プロモーション事業を請け負う天下茶夜代表。2014年、埼玉ポーズが生まれた動画「そうだ埼玉」を制作・公開。同年に「そうだ埼玉.com」オープン。2016年より埼玉県のトップクリエイターを集めた「埼玉県おもしろ内閣」を組閣するなど埼玉県内で様々な事業を展開。埼玉県上尾市出身。
メディア出演 : 日本テレビ「ヒルナンデス」フジテレビ「めざましテレビ」TBS「白熱ライヴビビット」「あさちゃん」テレビ朝日「グッドモーニング」NHK「首都圏ネットワーク」TOKYO FM「Honda smile mission」FM NACK5「monaka」他
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中
