埼玉の名所オートレストラン鉄剣タローが32年の歴史に幕
編集長 : 鷺谷政明
ガチ勢のみが知るリアル埼玉スポットとして、長年プロサイタマーに愛されてきた行田市の「オートレストラン鉄剣タロー」が、2020年5月31日をもって閉店となりました。
入り口に貼り出されていた案内文には、以下のように書かれていました。
「マスク・消毒・3密を避け・ソーシャルディスタンスなどの感染予防が必要とのことですが、当店を憩いの場としてご利用くださるお客様が多数いらっしゃるため、無人点である当店では予防管理ができないため、安全を考えると閉店せざるを得ないと判断致しました(一部抜粋)」
店主の女性(66)による苦渋の決断でした。
オートレストラン鉄剣タローとは
一言でいえばこのお店は、長距離運転手向けの24時間無人休憩所。
ハンバーカー、トーストサンド、うどん、そばの自動販売機があり、ゲームセンターコーナーがあり、UFOキャッチャーコーナーがあり。
レトロな雰囲気漂うこのお店は、『闇金ウシジマくん』など、様々なロケでも使用されていました。
店内には「そうだ埼玉.comステッカー」も
2017年には、当サイトライターが取材をさせて頂いたこともあり、店内には「そうだ埼玉.comステッカー」を貼って頂いておりました。
ぜひ、当時の記事も見て頂ければと思いますが、
2017年01月12日
埼玉県屈指の珍スポット「オートレストラン鉄剣タロー」が愛され続ける意外な秘密【閉店】
2019年の1月にも撮影した写真があるので、当サイトが保有している鉄剣タローのもっとも直近の写真を、最後に掲載したいと思います。
2019年の鉄剣タローの写真
入り口。
入り口付近。
リポビタンDの自販機があるのも、長距離運転手のことを思ってのことだったのかも。
広い店内。
奥に見える自販機が人気だったわけです。
トーストサンドにハンバーガー。
アイスやお菓子も。
ティッシュも。
そうだ埼玉.comステッカーも。
反対側はすごい広々。
『闇金ウシジマくん』『TOKYO TRIBE』『ズタボロ』など、様々な映画で使用されてきました。
アーティスティック。
32年間、おつかれさまでした!鉄剣タロー!!
埼玉県屈指の珍スポット「オートレストラン鉄剣タロー」が愛され続ける意外な秘密
埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中