恋チュンなどのPR動画をキレイに仕上げる4つのポイント【そうだ埼玉メルマガ】
観光PR映像の作り方
「恋するフォーチュンクッキー」や「そうだ埼玉」のような形式で映像を制作するのはちょっとしたコツがあります。
映像のプロフェッショナルじゃなくても、本などを読まなくとも、誰でも簡単にキレイに仕上げることが出来る4つのポイントを今日はお伝えします。
1.カット数はなるべく多く!
そうだ埼玉では46カット登場しますが、このカット数が多ければ多いほど見ている人を退屈させず最後まで観てもらいやすくなります。
見ている人はみんなが最後まで見てくれているわけではなく、早ければ数十秒で切り替えられてしまいます。
たいていの動画は最初の数十秒しか見られません。
なので、見ている人を退屈させず最後まで一気に見てくれるようにカット数を多めにするのがポイントです。
例えば自分の会社で制作する場合は、なるべく多くの部署や人間に声をかけ、たくさん出てもらうようにします。
それでももし15カットくらいしか揃わなそうな場合は、1カットを引き延ばすのではなく、15カット×2にすることで少しでも退屈感を回避するようにします。
2.カメラは固定!
カメラを手持ちで撮るのはとても高度な技術やセンスが問われるので、プロカメラマンを使わない限りはカメラは三脚に固定して撮ります。
手持ちでなるべく動かさないように撮っても絶対にうまくはいきません。
どんな場所でも必ず三脚に立てて固定して撮ります。
3.撮影は明るい場所で!暗い場合は編集で明るく!
写真と同じでとにかく明るく撮ることも大事です。
明るく撮ったものを暗くすることは編集で出来ますが暗く撮ったものを明るくするのは編集でも限界があります。
どうしても暗い場所でしか撮れなかった場合は、編集時に明るさとコントラストなどで調整します。
4.テロップ作成には一番時間をかける!
この手の映像のいわゆる「素人っぽさ」はテロップで7割決まります。特にフォント。
他にも、撮影時のアングルや編集ポインなど、細かいところを挙げればキリがありませんが、自主制作でやる場合は、そういったところよりまずはこのテロップ表示の仕方に時間をかけた方が有効です。
フリーの映像ソフトで編集している場合は、そのソフト内のテキスト入力機能などは使わないようにし、イラストレーターやフォトショップなどで作ったテロップ画像を映像の上に載せるようするだけでだいぶ見栄えが変わるので、テロップは大事に制作します。
以上、この4点だけなら、センスも技術もさほど必要ありません。
数ある恋チュンを使ったPR動画の半分はこの4点を抑えていないことで失敗しています。
なのでとりあえず上記4点を抑えておけばだいぶ見やすいものに仕上がります。
現場での仕切りやディレクションも大変ですが、自社内だけであれば調整しやすいと思います。
そうだ埼玉でもそうでしたが、こういった取り組みは社内のチームワーク強化にも大きく影響するようなので、内外に対してもたくさんのメリットがある企画です。
カメラ一台、三脚一台あるだけで出来るので、会社、学校、病院、クラブ・チームなどで、是非トライしてみてください。
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中