2015年05月21日

秘密のケンミンSHOWで全国デビュー！？加須市民熱愛の絶品郷土料理“加須うどん”

出典 : http://inakaudon.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=11102210&i=200903/15/12/c0113312_8323848.jpg

ライター : こいのぼりん3世

何かと「カス市」等とバカにされている加須市民を代表して、先日、筆者の心の底で掲げる「加須の逆襲プロジェクト」(笑)の名のもと、加須市が世界に誇る伝統工芸品「鯉のぼり」についてを投稿させていただきましたが……

今回はそんな加須市の郷土料理である「手打ちうどん」を取り上げたいと思います。

埼玉県はうどんの生産量全国2位

先日、日本テレビ系のご当地バラエティー番組「秘密のケンミンSHOW」にて、我が埼玉県が、うどんの生産量全国２位という“知られざるうどん県”として取り上げられ、そんな埼玉県が誇る数々のうどんが紹介されました。

その中でもトップを飾ったのが、この埼玉うどんの雄とも言える、加須市の「加須うどん」な訳です。

他にも「すったて」とか「ずりあげうどん」、「煮ぼうとう」等色々なうどんが在るのに、わざわざ加須のうどんがトップバッターで紹介されました。

うどんの他にも、埼玉県代表として出演している土田晃之さんは、「加須インターを降りてずっと進んでいくと、埼玉のディズニーランドの“むさしの村”って所があるんですよ」と、むさしの村の名前まで挙げて下さってました。

「秘密ケンミンSHOW」以外にも、テレビ東京系の旅番組「昼めし旅」や「ドラGO！」といった番組でも、加須のうどんが紹介されています。

加須うどんとは

でも、「確かに加須のうどんって有名だけど……」といまいちピンと来ない方も居ると思いますので、まずは加須うどんとは何かを説明したいと思います。

＞　加須うどん（かぞうどん）は、埼玉県加須市とその周辺地域で生産され食べられているうどん。五家宝と並ぶ加須市の郷土料理となっている。「加須の手打ちうどん」とも呼ばれる。
（出典：加須うどん – Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%A0%88%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93）

一言で言えば「加須市で食べられてるうどんだから」という訳ですね。

でも、何故加須市が“うどんの街”として知られるようになったんでしょうか？

＞　この地域は過去は、川の氾濫により肥沃な土が運ばれ、小麦の栽培に適した地だったとされており、米より小麦の栽培が盛んだった。

＞　江戸時代半ば、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前でうどんを参拝客に振る舞って持て成したのが始まりといわれる。明治時代にその地で青縞織りの市が定期的開催され、関東一円から人が集まるようになると織物職人・商人等の昼食や土産物として発達した。
（出典：加須うどん – Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%A0%88%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93）

元々加須市を含む、埼玉県では古くからうどんが庶民の食べ物として認識されていたって訳です。

秘密のケンミンSHOWでも触れていましたが、米は当時年貢として幕府に納めなければならなかった為、庶民が米を口に出来る機会はなかったんだそうです。

埼玉県には北部を利根川が流れていますし、加須市も丁度その利根川によって出来た土地だったから、それなら「小麦を食べればいいんじゃないか」と考えたんでしょうね。

ちなみに埼玉県はうどん生産量全国２位の他に、小麦の収穫量も全国７位なんだそうです。