ポケモンGOの解放区を埼玉県に作るならどこがいいか【そうだ埼玉メルマガ】
ゲーム時代到来
今の30代40代っていわゆるファミコン世代ですよね。
私もよくやってましたが、女子でやってる子はどちらかと言うと少なかったように記憶しています。
ドラゴンクエストにしてもファイナルファンタジーにしても、ストリートファイター2にしても、熱を上げていたのは男子ばかり。
しかしそこから20数年を経過すると、逆転現象が起きた。
男子より女子の方がゲームをやるようになる。
その要因がスマホ。
つまり、アプリ。
途中、DSやwiiの登場もありましたが、スマホの登場以降、ゲームの日常化は劇的に復活していきました。
パズドラでもツムツムでも、テレビCMを見ていても、アプリゲーム会社が頻繁に登場するし、モバゲーのDeNAは球団まで持っている。
一時期プロバイダーのCMなんかもよくやっていましたがそれもとうに昔の話で、時代の変遷と共に今日本の経済産業の中核を担っているのはゲーム産業と言えるほど、人々の生活の中にはゲームが浸透しています。
ファミコンは、攻略したり、やり込んでいくところに魅力がありましたが、アプリゲームは、待ち時間にサクッと手軽に楽しめる簡単さが受けています。
ポケモンGOに乗っかった鳥取県の早さは異常
この敷居の低さがいつしか課金するに至り、歩きスマホ事故に繋がるほど人々を熱中させていくわけですが、その最強版とも言える「ポケモンGO」が今、世間の話題をさらっています。
世間どころか、世界の話題をさらっている。任天堂の株価は急騰し、倍にまで膨れ上がりました。
昨年ドローンが局所的に流行りましたが、あっという間に規制されてつーかもうどこでも飛ばせねーじゃん状態になってしまい話題になることは減りつつありますが、このポケモンGOも今後、様々な規制がされいくと予見されます。
と思えば鳥取砂丘みたいに解放区を謳い、知事や市長が「さっきゅうに、鳥取に、GO」なんてやってるわけですが、この対応力の早さたるや規制をかける速度と同じくらい見事な早さ。
行政機関における災害時の対応と同じで、何か起きた時に、そこで検討し動き出してるようでは遅いんです。
これが起きたらすぐこうする、と常に身構えてないといけない。
プロモーションにおいてこの乗っかるタイミングというのは、とにかく速度感が大事なんです。
どんなに優れたアイデアやコンテンツも、一歩の遅れが100歩の遅れになるのがプロモーションの常。
今面白いと感じたものは、明日にはつまらなくなっているかもしれないからです。
鳥取がポケモンGOに乗っかったぞ、じゃあうちの県も、と動き始めてる時点で遅い。
埼玉県でポケモンGOの解放区を作るならどこか
しかし、それを前提としても、埼玉県も何かやろうとしたとなる。
あなたなら、どこがいいと思いますか?
埼玉県のどこかをポケモンGOの解放区にするなら。
分かりやすいのは公園。
大宮公園だとか秋ヶ瀬公園だとか。
でも公園なんてどこの県にもあるので目新しくはない。
球場とか。でも中に入れない。
秩父なんかもいいんじゃないか。
でも行きやすい場所ではない。
分かりやすいのは、埼玉県丸ごと解放区にしてしまうことですが、それは難しい。
鉄道にしろ何にしろ、規制しないといけないところはあるわけで、全部OKとはできない。
なら埼玉県の○○は全部OKとしてもいい。
海はないけどプールがある、埼玉県のプールは全部OK。
でも撮影の問題があるからプールはダメだ。
または、ポケモンGOに適してそうな場所ではなく、来させたい場所を解放区にしてしまうのがいいのかもしれない。
十万石まんじゅうの店舗全部OK。
山田うどんの店舗全部OK。
それでもわざわざ行こうとはならないし、そもそも飲食店とかだと冷やかしみたいなのが増えてしまうかもしれない。
時の鐘?氷川神社?
観光名所をそういう風に活用するのは良いことですがこれもセオリー。
古墳公園とかは結構いいと思いますけどね。
私なら、埼玉県のゴルフ場を全部解放区にする。
2016年05月27日
今 埼玉県をプロデュースするならこの2つを推す【そうだ埼玉メルマガ】
このプロモーションプランに結びつける。
埼玉県でゴルフをやるちょっとした動機づけくらいにはなる。
ゴルフ推しを進めていく中で、常に何か起きたら乗っかる体制にしておくことで今回のようなケースも鳥取砂丘なみにいち早く乗っかってしまう。
ただ、ゴルフ場を解放区にすると、近所の子供がフェンス越えて侵入してくる可能性がありますね。
そしたらゴルフ場の管理人が子供を捕獲するためにボール投げたりしてリアルポケモンGOになってしまうのでそこは考えないといけないですね。
「色々ある」は「何もない」ということ
埼玉県はよくこういう局面になるんです。
つまり、このプロモーションは、どこに人を呼びたいか、という発想で考えてみることも一つあるわけですよね。
人を呼びたいところを決めて、今回で言えばそこをポケモンGOの解放区として謳おうと。
埼玉県のどこを解放区にするか、つまり、どこを他県の人に見せたいか。どこに来て欲しいか。
どこか一個に決めようとなった時、埼玉県は弱いんです。
「色々ある」、になってしまうから。
なのでこういう時は「全部」としてしまうのが一番面白いし分かりやすい。
一点集中型で戦えない時は、全体攻撃で戦う。
つまり、真逆をいく。
それでもやはり、公園全部、とか、神社全部、とか、ゴルフ場全部、とか、結局は何かを1つに絞らないといけないポイントがあるのも事実で、それくらい、一点集中の力というのはとても大事です。
「色々ある」は、古来より「何もない」を意味するんです。
人間関係でもそうですよね。
「どんな人?」
「うーん、良い人」
って言われる人って、つまりは特徴がない、印象に残らない人のことを言いますよね。
友人の恋人を紹介してもらったり、写真を見せてもらって感想を求めらて何も言いようがない時も「あ、ああ、良い人そうな人だね…」と言いますよね。
特徴がないから、とりあえず無難に「良い人」と全体的なざっくりとした言葉でオブラートに包んで逃げる。
ところでポケモンGO、私もやってみてるんですが、確かにあれはスマホに熱中して、現実よりもスマホ画面を優先しちゃいますよね。
あなたも、プレイする際は、人にぶつからないよう気をつけてくださいね。
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中