埼玉県から学ぶモテる人の正体【そうだ埼玉メルマガ】
鷺谷も出演 埼玉座談会
私も出演させて頂いた、12月に収録したjcomの埼玉座談会の番組が先月、一ヶ月間ON AIRされていました。
2015年02月16日
埼玉は何もない!?いや、ある!?徹底討論会!
当日の収録では、ことあるごとにカメラに向かって突進していったりしていましたが、やっぱり結構カットされていたようですね。そらそうか。
発言も、ピーを入れるか、カットするかのどちらか、と収録後にプロデューサーに言われましたが、カットの方向だったようで。。
メディアで頻繁に取り上げられる埼玉県
でも考えてみると、こういった番組はこれまでそんなになかったように思います。
約2年前くらいから埼玉関連書籍が増え始め、ケンミンショーなどのご当地番組の埼玉特番や、月曜から夜ふかしのようなバラエティー番組でも埼玉にフォーカスがあたる機会が増え、ついには埼玉をただ語るだけの番組企画まで誕生した。
もちろん、芸能人を起用してのこういった企画なら過去にも他番組でありましたが、より現場感があるリアルなメンバーを集めての座談会というのは、実験的で面白いですよね。
芸能人やタレントが出てくる場合はそのキャラクターありきになるので、この人って埼玉だったんだー、といった目線が主になるため、内容よりもどこの(地域の)話が出てくるかといった見方になり、さらにそのタレント自体に関心がなければ見る姿勢は逆に引き気味になる。
今回のようなメンツは、埼玉関連書籍を出していたり、埼玉県庁や埼玉観光協会の人であったりと、県民に近いところにいながら埼玉に影響力があるメンバーなので、こういったコアメンバーでの座談会というのはなかなかありそうでなかった企画だったと思います。
たいてい通常の番組なら、例えばあの手の企画趣旨なら適当な埼玉ご当地アイドルあたりは突っ込んできそうですがそういった浅はかなこともせず、コアなメンバーだけを集めた真っ向からのシンプルな埼玉座談会なので、企画骨子の純度は高いように感じました。
埼玉県が頻繁に各所で取り上げられる理由
座談会でもそんな話が出ましたが、何かある県はその特集や発信はしやすいですが、掘り下げ方にも限界がある。
若者視点で行こう、今回は年配向けに行こうと、見せ方を変えたり手法は多々ありますが、ネタはあくまでその1つ。
「なにもない」と言われ続けながらこれだけずっとメディアに注目され、関連書籍が数多く支持されているのは埼玉県くらいかもしれません。
この現象は、理想の異性のタイプを聞かれた時いくらでも出すことはできても、実際の交際相手や結婚相手のどこが好きか?と聞かれると、「なんとなく全体的に」と回答してしまうそれと似ています。
きっとそれは、何か1つ突出した明確なものよりも、自分にとって、嫌だなと思う部分よりも良いなと思う部分が多いから、ということのように思います。
ものすごいイケメンだけど、金遣いが荒くギャンブル依存症のDV男だったら嫌だ。
ものすごい美人だけど、家事も出来ない社交性もない世間知らずの女だったら嫌だ。
さらに、突出した一点豪華な長所の場合、そこがなくなってしまったら散々で、ものすごい美人だから家事も何も出来なくてもいいや、と思っていたら、年々太り、老け込んでいくと、家事も何もせず、態度だけはでかいただの太ったおばさんが出来上がってしまいます。
だったら最初から容姿なんかより、愛嬌があって、気が利いて、家事もそつなくこなせる普通の女性が良かった、と誰しもが思う。
埼玉県はまさにそんな感じで、突出した何かはないが、嫌な部分よりも良い部分の方がはるかに多いため、常に誰かに選ばれ続ける町なのかもしれません。
埼玉県民意識が高まる
埼玉関連書籍ブームに始まり、じわりじわりと埼玉県民の心はくすぐられ続けています。
いつしか、県民意識が低かった埼玉県民が、埼玉県民であることを意識するようになりだしていくかもしれません。
隣の組のイケメンのタカシ君がずっと好きだったけど、もしかたらいつも側にいた、ダサくて間抜けなケンジのことが好きなのかもと、本当の愛は少し遅れてやってきます。
その愛に、みんなが気づき始める頃なのかもしれません。
なんか、例えのニュアンスが古かったですが。。
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埼玉ポーズを作ったクリエイティブ・ディレクター / SNS総フォロワー12万人 / 小説『ブルーハーツを聴かずに親父は死んだ』web連載中