2018年06月28日

震度7を体験!家族で学べる埼玉県防災学習センターのアクセス・体験方法

震度7を体験!家族で学べる埼玉県防災学習センターのアクセス・体験方法

ライター:コマシ

突然襲ってくる自然災害。先日も地震があったばかりですが、いつも備えを意識するって難しいことですよね。

今回紹介するのは、鴻巣市にある

「埼玉県防災学習センター」。

ここでは自然災害の疑似体験ができ、いざという時のシュミレーションが可能な、とても貴重な施設です。

埼玉県民にはぜひ知ってもらい&機会があれば利用してほしいので、全力で紹介します!


埼玉県防災学習センター

ここは、地域レベルで防災に対する知識・技術・行動力を楽しく体験・学習できるようになっていて、他にも防災に関するイベントも開催しています。

リニューアルし愛称は「そなーえ」に

ちょうど2018年3月に展示物の改修が終わり、リニューアルオープンしたばかり。

また、昨年から今年1月まで募集していた施設の愛称は「そなーえ」に決定。親しみやすくなりましたね♪

入り口の門には「そなーえ」と書かれた、のぼり旗がなびいていました。

埼玉県防災学習センター基本情報

営業時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日
(祝日・県民の日は開館・休館日は翌日に振替、館内点検のための臨時休館日あり。夏休み期間中(7月中旬〜8月31日)は月曜日も開館。 開館時間・休館日に変更があった場合は、 ホームページの新着情報で案内)
入館料 : 無料
住所: 埼玉県鴻巣市袋30番地
電話:048-549-2313
HP:http://saitamabousai.jp/

埼玉県防災学習センターのアクセス・駐車場

JR高崎線

北鴻巣駅東口から徒歩約20分・吹上駅北口から徒歩約25分

鴻巣市コミュニティバス フラワー号

吹上北コース(吹上駅北口~北鴻巣駅東口)「アピタ吹上店」下車徒歩5分
田間宮コース(北鴻巣駅西口~鴻巣駅西口)「前砂下」下車徒歩10分

駐車場は20台程度

公式サイトには「駐車場もございますが、数に限りがございますので、なるべく公共の交通機関をご利用ください」との記載がありますが、どの時期でも比較的空いています。

住所: 埼玉県鴻巣市袋30番地




入館無料で4つの防災体験が可能

施設の入館は無料。

体験も、係のかたが案内してくれるプログラムがあるので、特に予約は必要ありません。※団体の場合は予約が必要な場合あり

メインは4つの防災体験

  • 地震体験
  • 煙体験
  • 暴風雨体験
  • 消化体験

全行程で約30分程度の案内で、人数が揃い次第、定期的に受け付けています。

この日は3組が集まり、案内がスタート。

最初に「災害は突然やってくる」を描いた映像を5分ほどを見て、参加者は学びモードに入ります。

地震体験

【年齢制限なし】

一度に大人7人まで利用できる地震発生装置。

モニターには教室の映像が写しだされ、震度7のリアル体験ができます。

揺れて倒れる机をどうやって持ったらいいのか

何かに掴まっていないと動けない

などの状況をそのまま体験できるので、非常時にどうしたらいいのかを考えるいい機会になりますね。

付き添いの方が同乗すれば、車椅子のかたもそのまま体験できます。

煙体験

【年齢制限なし】

人工の煙を使用した、避難体験ができる特殊なフロアが扉の中に広がっています。

室内は薄暗く、扉を開けながら出口を目指します。中には行き止まりの部屋もあったりと、けっこう手のこんだつくり。

煙がある時の視界

態勢を低くして歩く練習

など、普段なかなかできない体験ができますね。

文字で見るよりも実践が何倍も役に立つと思います。ぜひハンカチを持参して、子どもにも教えてあげてください。

暴風雨体験

【年齢制限:小学生1年生以上】

暴風雨とありますが、風のみなのでご安心を。

最大風速30s/mの風が、奥から吹き荒れ、暴風の迫力を実感できます。

テレビでみる警報レベルの風速を体験できるので、いかに強風が危険なのかがよくわかります。

帽子やメガネ、ポケットの物は吹き飛ぶので、しっかり入り口のカゴに入れてくださいね(笑)

消火体験コーナー

【年齢制限:小学生4年生以上】

いざというとき、消火器が目の前にあったとして、すぐに使えますか?

ドキッとしたかたも、ここで学べば大丈夫。

これは大人にも練習になる訓練用の消火器を使って、消火器の使い方を学べる訓練です。

安全ピンを抜き、ホースを外し、ホースの先端を持って火元に向ける本格的な実践。

粉の変わりに水が出る仕組みで、映像に映る火元を消す練習ができます。

消火器はレバーを握った時の放射の反動があるので、ホースが暴れないようにできるだけ先端を持って狙うのがコツですね。

2Fは非常時に役立つアイテムが展示

建物の2Fはキッズ専用の図書スペースをはじめ、防災を意識したDVDなどを閲覧できるコーナーと、図書やDVDの貸出も行っています。

役立つ防災関連の図書やハザードマップを見ることも可能です。

非常時の火元グッズ

右のカセットコンロは使い慣れていると思いますが、左の「モーリアンヒートパック」はご存知ですか?

これ、火や電気がなくても温かい食事ができる優れものなんです。

少量の水があれば、15分から20分程度で中にあるものを温められという、魔法のようなアイテム。

さまざまな非常食

商品の紹介から、備えたものを古い物から飲む・食べるという「ローリングストック」の分かりやすい解説付き。

今は美味しく日持ちする非常食も多いので、好みで選べるのは嬉しいですよね。

衛星面での非常グッズ

このへんのアイテムは100均で手に入るものも多いので、避難リュックには揃えておきたいアイテムばかりです。

できるだけかさばらないものを選び、定期的に交換しましょう。

他にも展示物はズラ~っとフロア全体にあるので、これはほんの一部です。

ペット関連折り畳みヘルメットなど、どれも知識として助かるものばかり。

覚えるのは大変なので、写真を撮ったり、メモに残すなりして帰ってからチェックするといいですね。

まとめ

  • 入館は無料
  • アクセスは車がオススメ
  • 駐車場は20台程度で比較的空いてる
  • 団体でなければ予約なしで短時間でも可
  • 子どもから大人まで参加できる
  • 知らなかった知識もつく

いかがでしたか?

これだけ非日常体験ができる施設ってなかなかないですからね~

防災意識を忘れないためにも年に1回利用してもいいくらいだと思います。

様々な体験以外にも、タイミングがあえばサイエンスショーなども行われているので、気になる方はHPをチェック。

ちなみにこの日は6月17日でして、群馬県で震度5弱の地震があった日。

施設の中にいる時、みんなが持っている携帯の緊急地震速報が鳴ったのでビックリ!

ホントいつ来るか分からないのが自然災害なので、できる時に備えをしっかりしておきたいですね。

入り口付近には消防車の姿もあるので、写真を撮ったりすることもできます。

楽しく体験・学習できる「そなーえ」の有効活用で、ぜひセルフ防災訓練をしましょう!

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komashi

普段は「デカ盛りや食べ放題・埼玉県の気になるスポット」を中心にブログ運営をしています。娘は小学生の3人暮らし。食べたり遊べる記事を中心にお届けします!富士見市在住。



関連リンク


埼玉県防災学習センター「そなーえ」

http://saitamabousai.jp/

  • 〒369-0131 埼玉県鴻巣市袋30番地
  • 048-549-2313
  • 営業時間 / 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
  • 定休日 / 毎週月曜日 (祝日・県民の日は開館・休館日は翌日に振替) 年末年始およびその他、館内点検のための臨時休館日があります。

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