震度7を体験!家族で学べる埼玉県防災学習センターのアクセス・体験方法
ライター:コマシ
突然襲ってくる自然災害。先日も地震があったばかりですが、いつも備えを意識するって難しいことですよね。
今回紹介するのは、鴻巣市にある
「埼玉県防災学習センター」。
ここでは自然災害の疑似体験ができ、いざという時のシュミレーションが可能な、とても貴重な施設です。
埼玉県民にはぜひ知ってもらい&機会があれば利用してほしいので、全力で紹介します!
埼玉県防災学習センター
ここは、地域レベルで防災に対する知識・技術・行動力を楽しく体験・学習できるようになっていて、他にも防災に関するイベントも開催しています。
リニューアルし愛称は「そなーえ」に
ちょうど2018年3月に展示物の改修が終わり、リニューアルオープンしたばかり。
また、昨年から今年1月まで募集していた施設の愛称は「そなーえ」に決定。親しみやすくなりましたね♪
入り口の門には「そなーえ」と書かれた、のぼり旗がなびいていました。
埼玉県防災学習センター基本情報
営業時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日
(祝日・県民の日は開館・休館日は翌日に振替、館内点検のための臨時休館日あり。夏休み期間中(7月中旬〜8月31日)は月曜日も開館。 開館時間・休館日に変更があった場合は、 ホームページの新着情報で案内)
入館料 : 無料
住所: 埼玉県鴻巣市袋30番地
電話:048-549-2313
HP:http://saitamabousai.jp/
埼玉県防災学習センターのアクセス・駐車場
JR高崎線
北鴻巣駅東口から徒歩約20分・吹上駅北口から徒歩約25分
鴻巣市コミュニティバス フラワー号
吹上北コース(吹上駅北口~北鴻巣駅東口)「アピタ吹上店」下車徒歩5分
田間宮コース(北鴻巣駅西口~鴻巣駅西口)「前砂下」下車徒歩10分
駐車場は20台程度
公式サイトには「駐車場もございますが、数に限りがございますので、なるべく公共の交通機関をご利用ください」との記載がありますが、どの時期でも比較的空いています。
住所: 埼玉県鴻巣市袋30番地
入館無料で4つの防災体験が可能
施設の入館は無料。
体験も、係のかたが案内してくれるプログラムがあるので、特に予約は必要ありません。※団体の場合は予約が必要な場合あり
メインは4つの防災体験
- 地震体験
- 煙体験
- 暴風雨体験
- 消化体験
全行程で約30分程度の案内で、人数が揃い次第、定期的に受け付けています。
この日は3組が集まり、案内がスタート。
最初に「災害は突然やってくる」を描いた映像を5分ほどを見て、参加者は学びモードに入ります。
地震体験
【年齢制限なし】
一度に大人7人まで利用できる地震発生装置。
モニターには教室の映像が写しだされ、震度7のリアル体験ができます。
揺れて倒れる机をどうやって持ったらいいのか
何かに掴まっていないと動けない
などの状況をそのまま体験できるので、非常時にどうしたらいいのかを考えるいい機会になりますね。
付き添いの方が同乗すれば、車椅子のかたもそのまま体験できます。
煙体験
【年齢制限なし】
人工の煙を使用した、避難体験ができる特殊なフロアが扉の中に広がっています。
室内は薄暗く、扉を開けながら出口を目指します。中には行き止まりの部屋もあったりと、けっこう手のこんだつくり。
煙がある時の視界
態勢を低くして歩く練習
など、普段なかなかできない体験ができますね。
文字で見るよりも実践が何倍も役に立つと思います。ぜひハンカチを持参して、子どもにも教えてあげてください。
暴風雨体験
【年齢制限:小学生1年生以上】
暴風雨とありますが、風のみなのでご安心を。
最大風速30s/mの風が、奥から吹き荒れ、暴風の迫力を実感できます。
テレビでみる警報レベルの風速を体験できるので、いかに強風が危険なのかがよくわかります。
帽子やメガネ、ポケットの物は吹き飛ぶので、しっかり入り口のカゴに入れてくださいね(笑)
消火体験コーナー
【年齢制限:小学生4年生以上】
いざというとき、消火器が目の前にあったとして、すぐに使えますか?
ドキッとしたかたも、ここで学べば大丈夫。
これは大人にも練習になる訓練用の消火器を使って、消火器の使い方を学べる訓練です。
安全ピンを抜き、ホースを外し、ホースの先端を持って火元に向ける本格的な実践。
粉の変わりに水が出る仕組みで、映像に映る火元を消す練習ができます。
消火器はレバーを握った時の放射の反動があるので、ホースが暴れないようにできるだけ先端を持って狙うのがコツですね。
2Fは非常時に役立つアイテムが展示
建物の2Fはキッズ専用の図書スペースをはじめ、防災を意識したDVDなどを閲覧できるコーナーと、図書やDVDの貸出も行っています。
役立つ防災関連の図書やハザードマップを見ることも可能です。
非常時の火元グッズ
右のカセットコンロは使い慣れていると思いますが、左の「モーリアンヒートパック」はご存知ですか?
これ、火や電気がなくても温かい食事ができる優れものなんです。
少量の水があれば、15分から20分程度で中にあるものを温められという、魔法のようなアイテム。
さまざまな非常食
商品の紹介から、備えたものを古い物から飲む・食べるという「ローリングストック」の分かりやすい解説付き。
今は美味しく日持ちする非常食も多いので、好みで選べるのは嬉しいですよね。
衛星面での非常グッズ
このへんのアイテムは100均で手に入るものも多いので、避難リュックには揃えておきたいアイテムばかりです。
できるだけかさばらないものを選び、定期的に交換しましょう。
他にも展示物はズラ~っとフロア全体にあるので、これはほんの一部です。
ペット関連や折り畳みヘルメットなど、どれも知識として助かるものばかり。
覚えるのは大変なので、写真を撮ったり、メモに残すなりして帰ってからチェックするといいですね。
まとめ
- 入館は無料
- アクセスは車がオススメ
- 駐車場は20台程度で比較的空いてる
- 団体でなければ予約なしで短時間でも可
- 子どもから大人まで参加できる
- 知らなかった知識もつく
いかがでしたか?
これだけ非日常体験ができる施設ってなかなかないですからね~
防災意識を忘れないためにも年に1回利用してもいいくらいだと思います。
様々な体験以外にも、タイミングがあえばサイエンスショーなども行われているので、気になる方はHPをチェック。
ちなみにこの日は6月17日でして、群馬県で震度5弱の地震があった日。
施設の中にいる時、みんなが持っている携帯の緊急地震速報が鳴ったのでビックリ!
ホントいつ来るか分からないのが自然災害なので、できる時に備えをしっかりしておきたいですね。
入り口付近には消防車の姿もあるので、写真を撮ったりすることもできます。
楽しく体験・学習できる「そなーえ」の有効活用で、ぜひセルフ防災訓練をしましょう!
普段は「デカ盛りや食べ放題・埼玉県の気になるスポット」を中心にブログ運営をしています。娘は小学生の3人暮らし。食べたり遊べる記事を中心にお届けします!富士見市在住。