暑い時はスーパーへ!埼玉県の熱中症予防「まちのクールオアシス」利用方法と一覧
公式ライター : 富築
※2020年も「まちのクールオアシス」事業は実施しています。
従来の「涼むための場所」としてだけでなく、新型コロナウイルスに関する注意喚起を行う情報発信の拠点としても機能させていくとのことです。
ただし、新型コロナウイルスの流行を受け、クールオアシスの実施を取りやめている施設もあります。ご注意ください。
埼玉県では、県民の熱中症予防の一環として、「まちのクールオアシス」を実施しています。
これは、外出時の一時的な避難所として、冷房の入っている施設を誰でも利用できるようにしましょう、という取り組みです。
出典:埼玉県HP
このポスターやステッカーが貼られている建物が、まちのクールオアシス協力施設となっています。
外出時、体温の急激な上昇や水分不足などを感じたら、まちのクールオアシスへ迷わず駆け込みましょう!
まちのクールオアシスの利用方法
まちのクールオアシス実施時期の目安は、6月1日~9月30日まで(各施設の状況によります)。
利用可能時間は、その施設の開設(営業)時間内です。
施設は常識の範囲内で利用していれば特に問題ありませんが、より具体的な利用方法などは各施設にお問い合わせください。
まちのクールオアシスってどこにあるの?
下記は一例です。
施設名 | 住所など |
巣鴨信用金庫 中青木支店 | 川口市上青木1-1-1 |
スーパーマーケット エコス | 一部店舗 |
スーパーマーケット ベルク | 一部店舗 |
セブン-イレブン | 県内1,191店舗 |
ファミリーマート | 県内750店舗 |
2020年現在、まちのクールオアシスはコンビニやドラッグストアなど約8,000施設以上!
全ての一覧は、埼玉県庁のサイトから確認できます。
普段利用している身近な店舗が、まちのクールオアシスになっているかもしれませんので、念のため確認しておきましょう。
※まちのクールオアシスは、施設によっては非公開となっているものもあるため、上のリンク先に記載されているものがすべてではありません。
意外と知らない?熱中症のサイン
熱中症は甘く見られがちですが、重症化すると、あっという間に命を落としてしまう怖いものです。
なので、自分や、身のまわりの人の熱中症サインを見落とさないよう、具体的な症状を覚えておきましょう。
特に、語彙力のない小さな子どもは、症状を上手く伝えることができず、「疲れた」「眠い」とだけ訴えるケースが多々あります。
子どもの状態については、大人が意識的に観察してあげてください。
- めまい・立ちくらみが起きる、顔がほてる。お腹が痛い。
→ ゆっくりと水分&塩分補給しましょう。 - こむら返り(手足の筋肉がつる)が起きる、筋肉がピクピクとけいれんする。
→ 涼しい場所で安静にしつつ、水分&塩分補給も忘れずに。必要に応じて医療機関へ連絡を。↓ この下からは、ただちに医療機関を受診してください。 - 体がだるい、吐き気がする。頭痛がする。
- 汗のかきかたが異常(汗が止まらない。もしくは、暑いはずなのに汗がまったく出ない。)
- 皮ふの温度が異常に熱い。皮ふが赤くなり乾いている。
- まっすぐ歩けない。呼びかけたときに妙な返答をする、もしくは応えられない。
- 自力で水分補給ができない。
相手の意識レベルを確認したい場合は、「大丈夫ですか?」ではなく「お名前を教えてください」「今、どこにいますか?」など、Yes/Noで答えられない質問をするのがポイントです。
症状がおかしいと感じたら、すぐに医療機関へ向かうか、遠慮せず救急車を呼ぶようにしましょう!
美味しいモノ探しが大好きな主婦兼webライター。趣味は川越市内の散策とイラスト描き。川越市在住。