はなわ春日部市の親善大使に就任!喜びの埼玉ポーズ!
ライター : シオ・コージ
今年、上半期の邦画界でもっとも大きな話題となった『翔んで埼玉』。
本作品のラストでは、芸人はなわさん作詞作曲・歌の「埼玉県のうた」が起用されている。
春日部生まれのはなわさん
佐賀県をディスってブレイクしたはなわさん、実は埼玉県春日部の生まれ。
そんな縁から、なんとこのたび「かすかべ親善大使」に就任、街のPRにつとめることになった。
これまでも、ビビる大木さん、元プロボクサーの内山高志さんなど、春日部に縁のある有名人の方々が歴代の親善大使に任命されていて、はなわさんは12人目にあたる。
3月には、春日部市役所の一室にはなわさんを招き、多くの報道陣が集まるなか、親善大使の委嘱式が行われた。
頭から火を噴く?と市長もジョーク
当日は石川良三春日部市長が、委嘱状を授与。
式の合い間には、はなわさんの頭のとんがりにタッチして「ここから火を噴くんですか?」とナイスなツッコミ。
はなわさんも「さわると幸せになるんです」と切り返し、なごやかな雰囲気。
「はなわ」と名前入りの春日部名物・大凧のミニチュアも贈られた。
今回の大使就任のきっかけは、『翔んで埼玉』主題歌発表イベントで春日部を訪れたはなわさんが「実は春日部生まれ。地元を盛り上げる活動をしていければ」と発言したのを、役所の担当者が聞きつけたため。
はなわさんは、今年の春の選抜高校野球に、地元の春日部共栄高校が出場した話題に触れ、
「応援席で共栄高のブラスバンドが『翔んで埼玉』の主題歌を演奏しているのをテレビで見たときは嬉しかった。僕もいつか、ブラバンをバックに歌ってみたいですね」
と話していた。
新曲で春日部をディスる?
「埼玉県のうた」は60から70の埼玉ネタから抜粋して作られた。
なかには春日部がほこるクレヨンしんちゃんのネタもあったようだ。
「今度は春日部の歌をつくってみては?」という取材記者の言葉に「どうディスろうか楽しみですねえ」とはなわさん。
CDのカップリングは、テレビ埼玉開局40周年のテーマ曲「咲きほこれ埼玉」。郷土への愛情をストレートに歌い上げたナンバーだ。
1曲目で徹底的に地元をコキおろし、2曲目で優しくフォローする、絶妙なアメとムチの使い分けだ。
ビビる大木さん遭遇していたかも?
春日部には2歳ぐらいまで住んでいたというはなわさん。
「記憶はないのですが、仕事で訪れるたびにここで生まれたんだなと感じます」
転勤が多い家庭だったので、各地を転々としたという。
「いろんな町を見てきたので、埼玉の歌ができたのかも」と少年時代を振り返る。
当時住んでいたのは武里団地。
「ビビる大木さんも同じ団地で、年齢もふたつちがい。もしかしたらそのころ会っていたかもしれない。大木さんとはお笑いの専門学校も同じなので、一緒に春日部を盛り上げていきたいです」」
とはなわさん。
ふるさとや両親に感謝
弟のナイツ・塙さんは、となりの千葉県我孫子の出身で、千葉の大使をつとめている。
「兄弟なのに別の県の親善大使をつとめている」とはなわさんは笑いながらも「現在の活躍も、親が埼玉で自分を生んでくれたから」と感謝の思いを語る。
『翔んで埼玉』が受け入れられたのも埼玉県民のふところが深かったから、とはなわさん。
「埼玉県の映画館で観るのと他の地域で見るのではひと味もふた味もちがう。埼玉県民はリアクションがすごくて、応援上映のような雰囲気。自分の地元がディスられているのに気にしない、器の大きい素晴らしい県民です」
と絶賛する。
最後に報道陣のカメラの前で、市長と一緒に埼玉ポーズも披露。
「これからも春日部を、そして埼玉を盛り上げ、2019年は埼玉の年になるようがんばります」
と、大使就任の抱負を熱く語った。
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サイタマの片隅に生えた雑草ライター。県東部の地域フリーペーパーを中心に執筆。得意ジャンルは本、映画、音楽などですが、書く場所がなくてもっぱら個人ブログで発表。春日部市在住。